先月、テレビのワイドショーや週刊誌の紙面を賑わした
「マグニチュード7クラスの首都圏直下型地震が4年以内に70%という確立でおこる」
という話題。
それまで政府が発表していた「30年以内に70%」という数字に比べても
この“4年”“70%”という数字がショッキングでマスコミは大騒ぎしました。
実はこの数字は昨年9月に東京大学の地震研究所が内部発表したもので
なぜ今頃大騒ぎになるのか…と研究所側も少々困惑気味だったようです。
同じ、首都圏でのマグニチュード7クラスの地震の確率で
このように開きが出るのはなぜでしょうか。
実は、計算方法が全く違うからなんです。
それぞれの根拠となるもの自体が違うんですね。
「だから数字そのものには余り意味がないんです…」って
今日のコメンテーターの日本経済新聞社科学技術部編集委員の吉川さん。
吉川さんのお話、結論から言ってしまえば
地震大国の日本、もともと、いつどこで地震が起きてもおかしくない。
しかも、傾向からすると地震が起こる確率が上がっていることは間違いない。
だから、数字に踊らされるのではなく、これを警告として受け止め
地震に対する心構えを新たにしておくことが大切だということです。
地震の確率の計算法や、地震が起こる確率が高まってきている根拠など
詳しくはオンデマンド放送をお聴きくださいね!
オリンパス、大王製紙
相次ぐ上場企業の不祥事で
コーポレートガバナンス(企業統治)改革の議論が盛り上がっています。
民主党は、資本市場企業統治改革ワーキングチームを設置し
欧米に見習って独立社外取締役設置の義務化なども検討しているようですが
外国の制度を取り入れるその前に、近江商人や伊勢商人など日本の先人に学ぶべき点があるのではないだろうか…これが今日の安西さんのお話です。
安西さんは2年前から200年以上続く老舗の取材をされてその持続性の秘密を調べていらっしゃいますが
そこから日本の商人哲学がとても優れていることが感じられるそうです。
日本的経営の源流となった近江商人。
厳しい倫理と奉仕の精神で自己を律してきました。
例えば『押し込め隠居』。
後継ぎがふさわしくないと判断した場合、廃嫡し、娘に優秀な婿をとる…という制度。
そして『三方よし』の精神。
売り手、買い手、そして世間(地域)全てが満足出来る商売をしなくてはならないという考えです。
経営と執行の分離を確立した伊勢商人。
江戸に出店し、商売がある程度軌道にのったら、経営を息子や番頭に任せ、自分は伊勢で経営の監視をする…という、今で言う執行役と取締役の役割分担をしていました。
創業200年を超える日本の企業は約3,100社。
第二位のドイツは1,500社と、ダントツで日本の企業のサステナビリティー(持続可能性)は高いのです。
オリンパスや大王製紙の不祥事は、制度の不備というよりも、経営陣の自覚の問題と安西さんは言います。
欧米の制度を輸入する前に近江商人流の倫理の回復が先ではないでしょうか?
詳しいお話はオンデマンド放送で!
外国為替証拠金取引(FX)業者は
通常、顧客から注文を受けると、それと同じ注文を銀行に出します。
これをカバー取引といいます。
業者はこのカバー取引を行うことによって、相場の急変動などによって大きな損失を被らないように備えるのです。
過去にはカバーを怠っていたために経営破綻に至ったケースもあったとか。
例えFX会社が破綻しても、顧客の証拠金は保全されますが、ただ、顧客が望まないタイミングで強制的に決済されてしまうという問題があります。
カバーがとても大切なことは分かったと思います。
しかし、このカバー取引を全ての業者が100%やっているかというと、決してそうではなく
2010年の調査では、カバー率が100%に達していない会社が3割もあったそうです。
何故かというと、売買が交錯していて、顧客の買いと売りが相殺できれば
銀行の力を借りるよりも利益を出しやすくなります。
ひいてはそれが顧客サービスにもつながります。
このような相殺はマリーと呼ばれています。
だから一概にカバーが良い、マリーが良いとは言えないのです。
ただ、FX取引をするなら、自分の選んだ業者が、どんなカバー体制をとっているのか知る必要があります。
ぜひ、問い合わせてみてください。
その時の対応で、業者の顧客に対する姿勢もついでにチェックすることができますよ♪
日本経済新聞社 経済金融部 編集委員の 清水功哉さんに伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で!!
今日はまずお知らせから。
本日のコメンテーター 日本経済新聞社 編集局 商品部 編集委員の志田富雄さんが司会をされ、東京工業品取引所の提供でお送りする恒例の年末特番、今年もあります!
『商品先物業界 東京工業品取引所 2011年から2012年へ』
ご出演は
東京工業品取引所 代表執行役専務の長尾梅太郎さんと
多摩大学教授の河村幹夫さん。
放送は、12月31日午前10:00~10:30
放送終了後からオンデマンドでもお聴き頂けます。
再放送は、1月1日午前11:30~ と1月3日11:00~ です。
どうぞお楽しみに!!
さて、今日は志田さんに国際商品今年の振り返り
そして来年の『大胆予想』をしていただきました。
今年一年を一言で振り返ると“商品はよく動いた年だった”そうです。
一番動いたのは銅、次が金。
主要4品目の最高値、最安値を比較してみると
銅は、1万190ドル―6635ドル 変動率は54%
金は、1911ドル―1307ドル 46%
トウモロコシは、7ドル99セント―5ドル70セント 40%
原油は、127ドル―92ドル37セント 38パーセント
原油が意外としっかりしていたという印象です。
では来年はどうでしょうか。
まず今月に入って急落した金ですが、しっかりとした調整に入ってきているとみられるそうです。
三菱UFJモルガンスタンレー証券のテクニカルアナリスト宮田さんのレポートによると
2009年の2月以来、200日移動平均線を下回ってきたそうです。
これはチャート上とても重要な動きで、1200ドル台まで下げる可能性もあるそうです。
アメリカ景気が世界全体の中では底がしっかり、ヨーロッパ危機は継続。
そんな背景からドル回帰の動きが出てきていて、金がポジション調整。
特に今年は金の値が上がったので益出しされやすく金の下げ圧力は継続すると志田さん。
また金の市場参加者の構造がかわってきたこともそれに拍車をかけています。
今までは下値でアジアの実需が買支えてきたのですが、それをヘッジファンドの売りが上回っているのだそうです。
一方原油は来年の焦点。
もともと需要供給がしっかりしているところへ中東情勢の不透明感で、今でも中東プレミアが10%ほどついている上
最悪のシナリオと言われるホルムズ海峡の封鎖がおこると更に1割、更に…と上げてきて、今よりも100ドル上げる!とも言われているそうです。
それを見越した投機的な動きもあって上へ向かって乱高下しそうです。
このほかに穀物についても伺っています。
穀物も天候不良でじわじわ上がってきているそうです。
来年の注目は原油と穀物?
詳しくはオンデマンド放送でお聴き下さいね。











