ドル/円どちらの側面から考察しても膠着状態はまだ続く!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.06/26 櫻井彩子 記事URL


新成長戦略の発表に米GDPの発表・・・とイベントはあったものの、

ドル円は思ったよりも動かず、レンジの中でした。


<ドル>

■米GDP

1-3月期は寒波の影響で悪いと予測済みだったものの、

それをさらに下回るサプライズの-2.9%に。

その後マークイットという民間企業発表の

6月PMI数字が良かったことを好感して、

株価が買われて金利が下がりました。

普段はほとんど注目されない指標で反応し株価が強気になるということは、

株価のセンチメントが強いと考えられるのだそうです。


前日はNYダウ下落し、高値警戒感の中でのGDP発表にも関わらず

その後の巻き返しがあったという形ですが、

みんなが慎重な時は、逆に大きく下落しないとのこと。

(みんなが一気に買った時が一番危ない!!)

今の動きを見るとまだ慎重なので、株価上昇トレンドは続くと見られます。


慎重になるのはどの辺りかというと、株価がまだ高い感じがするところ。

イエレン議長は大丈夫とは言っているものの、

まだまだイラクやウクライナなどの問題が常にくすぶっている。

何が起こるか分からず膨らんだ風船が弾けるのが怖いということで、

利食いも早く、ポジションが偏らない状況です。

こういう時は下がっても買ってくるので、一気には下がりにくいのだとか。


1-3月期GDPは-2.9%。

FOMCのGDP成長見通しが2.1〜2.3%

4-6月期は反動で良いとされ、予測の4%とすると、

1-2Qの平均は0.5%・・・ということは、

成長見通しを達成するために年後半で少なくとも3.5%以上必要です。

(V字とまではいきませんが、かなりの景気上昇があれば、

 ゼロ金利解除早くなる→金利上昇→株価下落のシナリオ)


以上のことからも

ドルは3ヶ月くらい見ないと分からない状態ですので、

ここまで以上に今後の指標が重要になってきます。



<円>

■新成長戦略

アベノミクス2012年秋の成長戦略で20円くらいドル円が上がりました。

もう一段の円安になるためには、
成長戦略が具体化され、実行され、
結果が出ないとダメ。

ということは、円の動きが分かるにはまだ数ヶ月か数年かかります。


→現時点では、円安はドル高に頼るしかなくなる


→しかし、ドル高も数ヶ月分からない(上述の通り)


→→→膠着状態はまだ続く



ということで、ドルから見ても円から見ても

動くのはもう少し先になりそうですね。



<テクニカル>

ドル円が200日移動平均線で101.65円くらいまで上がっています。

普通なら緊張感が走るところなのに、今回はあまりないとのこと。

ただ、相場は「見たがる」ので、近づくと付けてくる可能性は高いとのこと。

そろそろ抜けるのかどうか?注目です。





さて、ドル円膠着状態では他の通貨に流れて行き、

ドル抜き相場でユーロ/ポンド、豪ドル/NZドル、ユーロ/カナダなど

クロス取引が増えます。



<ユーロ>

16時からぐぐっと下がって来たユーロ。

ユーロ/円が下がってポンド/円が上がるということは、

ユーロ/ポンドの売りが出ているということ。


カーニーBOE総裁会見は18:30から。

火曜日に利上げの件は発言済みのため、

ポンドの利上げ期待というよりは、

月末の調整が入って来ていると考えた方が良さそう。


前回は利上げに積極的な話だったので、内容が同じなら動かない。

反対にもし慎重な話が出ると、ポンドが売られる可能性があります。

現在ユーロ/ポンドは投機的な短期筋が入っている感じがするため、

要注意だそうです!


ただ、長期的ににみると、

金融政策の違い(ポンド利上げ、ユーロ利下げ)は大きいので

最終的にはユーロ/ポンド売りが強まるとの予測です。



<金利の高い通貨>

■カナダ ドル

CPIの結果を受けて先週からよく上がっている通貨です。

資源国通貨で、比較的金利が高めなので人気があります。


アメリカの先行指標になることが多いので、

カナダが先に金利を上げてくると、

次はアメリカか?という意味で注目です。



■豪ドル

これから金利が上がる通貨を探したいのが投資家心理。

ポンドやカナダドル、豪ドルも利上げか?と言われています。

豪州は住宅価格や賃金が上がって来ているので、

利上げは必須な様子。かといって豪ドルが上がるのは困るというので、

ジレンマの中にいる状況です。こちらも注目通貨の一つです。




■注目ポイント

米個人消費支出、新規失業保険申請件数などの

経済指標を受けてNYがどう動くか。

悪い数字に反応せず、良い結果に反応するのであれば、

センチメントは強くリスクオン。


もう一段長期金利が下がるとドル安。

株価が上がると円安。相殺されてしまいますね・・・。

きょうのドル円が金利と株どちらに反応するかに注目です。



祭りのあと。続くか、それとも・・・!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.06/19 櫻井彩子 記事URL



手に持っているのは新橋の和菓子屋さんが販売している

「景気上昇最中」です!

「もなか」と「さいちゅう」の両読みで縁起がイイ!!!

(なぜか写真が横になっちゃいます・・・ごめんなさい ><)


****


さて本日、日経平均株価は246.36円高となりましたが、

ドル円はジリジリと頭を抑えられている状態。

昨日のFOMCを受けてNYダウが上昇&長期金利下落。

その時点でドル円は売りが強まり、

他通貨ではドルが全面安になりました。

本来株高なら円安なのですが、

現状はドル安が円安を上回っています。

ただ、いまのドル安だと逆にもっと行ってしまう所を、

株高によって101円で保たれているとも言えるため

むしろ底堅いという感じだそうです。


昨日でFOMCのお祭りが終了したため、

来週にかけては特に注目材料はありません。

ここからは昨日の株高金利安が一過性で終わるのか、

あるいは続くのかが注目なので、今日のNYは要チェックです。



<ドル>

FOMC、サプライズはありませんでしたが、

タカ派見通しが出るのではという予測が多かったなか、

全会一致でのハト派発表が行われ、

イエレン総裁の指導力を印象づける結果となりました。


ハト派ではあるものの、正常な金融政策に戻そうという

主張を持つフィッシャー副総裁が参加したので、

彼の意見が聞きたかったという岡安さん!

議事録は来月に発表になるので、どんな発言があったか注目です。


また、米経済成長の見通しが下方修正になりましたが、

世銀やIMFが下方修正しているので、既に織り込み済み。

来年再来年は据え置きということから、影響は少なめ。

為替に関しては、基本的に過去はあまり見ないとのこと。

それよりもこの先どうなるかということに関心が集まります。

今で言うと「金融政策がどうなるか?」などです。


数ヶ月先までは景気が良いということ、

今がバブルではないというのも影響力のある発言です。

市場最高値を更新し続けている株に対して

「正常である」と言ったことで株高を招き、

下方修正で長期金利が下ががったという

この二つが今回の大きな目玉だったと言えるようです。


いずれにせよ金利が低下して株が上がるというのはFRBの期待通り。

しばらくはこのままいくのではないでしょうか。



イラク情勢の緊迫化に関しては、

原油価格がかなりのレベルまで上昇してくると、

世界景気に対する悪影響が懸念されてくるので

予断は許しませんが、現在はまだそこまでではないので

とにかく注視しておく、というのが良さそうです。


テクニカル的には、

200日移動平均線が101.60円付近に上昇しています。

これが切れると、弱気の人が増えるそうです。

どこかで仕掛けてくる可能性もあるので要注意。

きょうのNYで金利がさらに低下してくると、割り込む可能性も。

逆に、金利上昇すればドル円は戻る可能性も。

大変微妙なところです!




<ユーロ>

ユーロドルの上昇が強いのですが、

ドル全面安でドルが引っ張っている感じです。

チャートはお皿のようなラウンドボトム(ソーサーボトム)。

この形の場合、ラウンドが始まるレベルまで戻り、

そこからはもみ合いという形が多いそうです。


抜けるタイミングは、やはりドル円とのこと。

ドル金利がさらに下がると、上値トライの可能性があります。

現状はポジションのカバリングの印象が強いようですが、

ユーロドルは基本的に下降トレンドなので、
1.36の後半が抜けるかどうかがポイント。

ただ、今後イベントが無く方向感がわかりにくいため、

もみ合いの可能性が高いとのことです。




<金利の高い通貨>

イベントが無いので、金利が高い通貨が買われやすくなります。

豪ドルやNZランドドルなどに注目。


よく動いているのはポンド。

年内に利上げという可能性が高まっているので、

ユーロポンドの巻き戻しで、ユーロ売り・ポンド買いの動きが。

(それでもユーロがしっかりしているのは、

   ドルが全体的に弱いからと考えてよさそうです。)

1.7というのは重大なところ。

クリアに抜けて来ないと逆に売りが強まるというところで要注意です。



■注目ポイント

きょうのNY株価&金利は要チェック!

潮目はまだ変わらない様子 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.06/12 櫻井彩子 記事URL


日銀金融政策決定会合真っ最中ですが、

話題に・・・ならないですね(汗

おそらく何もないとのマーケットの見方で、ほぼスルー状態。

明日は発表です。


<ユーロ>

先週のECBの発表は、ほぼ予想通りの結果になりました。

政策金利0.15%、中銀預金マイナス金利。

持っているカードを全部切ったなという印象だそう。


ユーロはドラギ総裁が追加の緩和の可能性を発言後

瞬間的に下がったものの、買い戻しがあり、

さらに売りが出ている状況。

追加緩和の含みを残したというのが大きく、

マーケットは素直に動いたようです。


ECBの政策は3ヶ月に1度見直されるといわれており、

次が9月ですが今回これだけ出して、

またやるということはないだろうとのことで

もし量的緩和するとしても半年後以降。

ユーロは放っておくとなぜか強くなるので、

ユーロが高ければちらつかせるなり、

口先介入するなどの手段ができたことから、

今回で時間を作ったとも見えます。


なお、ウクライナも落ち着きを見せていて、

そちらから来ていたユーロ買いは売りにきて元に戻りつつあります。

このことを考えると、金利だけで売られたわけではないようです。



<ドル>

雇用統計が出ました。

数字は21万7,000人で4ヶ月連続で20万人超え。

2008年のピーク時の雇用者数を抜き、

リーマンショック前の状態に戻ったことで

ショックからは100%抜け出したという見方もできる

良い数字でした。

しかし、内容は

・労働参加率が前月同水準(伸びてない)

・賃金横ばい

・長期失業者数は減少したものの、若干。


ということで、

トータルで見れば、緩やかな回復に向かって行く様子。

本来なら長期金利が上がっていくのだが、まだ上がらないので、

数字の見方が変わっているようです。


昨日一昨日は、3年物と10年物の国債の入札でしたが

金利が上がると思っているので、あまり入札しないため

上がり方が少ない結果になりました。


また、世銀の成長率が3.2%から2.8%というニュースで

株価が下がる方向へ反応。

普通ならそこまでの材料ではないのですが、

今回反応したのは、常に高値圏にいて、

小幅に高値を更新というような警戒感が強いときに、

悪材料が出て欲しいところだったためのようです。

一度売られ、それがどこまで下がるのかを見て

底堅さを確認したら買いたいという心理。

これらのことから、

きょうの米株価は注目。上がってくると、長期金利も上がる可能性も!?



<NZランドドル>

政策金利が発表され、3%から3.25%にupで予想通りの数字。

流動性が少ない市場なのですぐに動いてしまうとのことです。

口先介入はしているが、効いていないのが現状。

長期的に見ると面白い通貨だそうで、

日本のGPIFなどが動き出すとまた動きそうです。



先週からECBと雇用統計という

大きいニュース二つが出揃いましたが、

潮目に関しては、まだ変わらなかったようです。

夏頃までには?という感じで、引き続き注目です。



■注目ポイント

きょうのNY株価&金利、小売売上高、

来週のFOMC!

 
いよいよこのあとECB! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.06/05 櫻井彩子 記事URL


みなさんこんばんは、櫻井です。

きょうはラジオNIKKEIの新キャラクター

「ラニィ」と一緒に写真を撮ってみました!

黒いペガサスです、よろしくね★
(後ろの壁と同化してますが、ちゃんと羽がついてますよ)



<ユーロ>

今晩はECBの政策発表!

もちろんここは織り込んできてユーロドル1.4くらいから1.36くらい、

400ポイント下がってきています。

会合前にこれだけ織り込んでいれば買い戻しが入ってもイイのですが、

そこからもみ合いが続き、戻していません。

ただ、発表後は出尽くし感から

ユーロが買い戻されるという声も多いようです。

「噂で売って事実で買う」ですね。


それにしても戻さないというのは、

策士のドラギ総裁が何か考えているのでは???

(金融緩和を小出しにどんどん続けていくことで抑える等々・・・)

という推測もあるようです。


今回行うだろうと言われている政策は

・政策金利が0.25なのを0.1%くらいに?

(次もあるという含みを持たせたいのでゼロにはしてこないはず)


・中銀の預金金利をマイナス金利に

・SMP(Securities Markets Programme/証券市場プログラム)の不胎化を停止

・3年以上のLTRO ( Long-Term Refinancing Operations/長期資金供給オペ)


恐らく今回は上二つくらいと予想されていますが、

それでもマーケットは満足すると言われています。


アメリカや日本のような量的緩和には踏み込めないとの

コンセンサスがありますが(どの国の債券を買うのか?独は否定的)、

ただ、どこかでやってくる可能性もあるので、

含みを持たせるとなるとユーロの買い戻しに繋がるようです。


アメリカの新規失業保険件数発表なども重なるので

今日の20時過ぎ(ドラギ総裁は21:30登場)からは

目が離せません!



<ドル>

先週2.4%まで下がった長期金利が今週は2.6%に上がりました。

2.6%はいい数字ですがこれという理由はなかったような・・・

そもそも下がったのもはっきりしない状況です。


・ポジションの巻き戻しという感じ?

・南欧債の金利が低下して来ているので、それならば

   金利が同じか高い米債を買った方が良いという投資心理。

・ゼロ金利解除発表の際に一斉に長期金利が売られたので、

   そのポジションのショートカバー


などが考えられますが、そうなると米景気だけではなく

ポジション的な動きも多かったと考えられます。


2000年初め、グリーンスパン氏が

短期金利をいくらあげても長期金利が上がらないことを

「conundrum」=コナンドラム、

つまり「ナゾ」と言ったそれと今は同じ感じだそうです。



ADP雇用統計が予想より悪い数字(21万人→17.9万人)だったのですが

「前月はイースターが遅れた影響で良い数字→その反動で今回は悪い」

というのは織り込み済みなので、雇用統計に関しても

大きく下回らない限り、そこまでの影響はないと見てよく、

数字よりも内容の質が重要になりそうです。


先週からじわじわとドル円が買われ 102円後半まで行きましたが、

ドル高要因だけではなく、円安要因もあります。

・第一生命がプロテクティブ生命を5,000億円で買収発表。

   (直接投資が増えているのは円安要因に)

・今月15日に新成長戦略が発表に。その内容への期待。

・GPIFの運用詳細が8月頃発表される?    〃


ただ、上記のような円安要因もあって、米長期金利上昇もあるのに

3円程度の円安なのは・・・

過去4ヶ月、102円ミドルから103円にかけてというのは

何度も跳ね返されたところで、

ここからは買いにくい心理があるからだそうです。


今後抜けるには、明日の雇用統計も含めてボラティリティがどうなるか。

ドル高円安条件が出てもボラティリティが上がらないのであれば、

安定している、変動が少ないということで

金利の低い円を売って他の通貨を買うという動きになりやすいので、

ドル円はボラティリティに注目です。



<ポンド>

ECBの陰に隠れがちですが、今晩はBOEもあります!

ユーロポンドのクロスは欧州でよく取引され、動いています。

「BOEは来年の選挙までには金利を上げる」

「ECBは金利を下げる」・・・という金利差で

ユーロを売ってポンドを買うというのは続いていますが、

ここにきて戻して来ているようです。


前回BOEが発表したインフレリポートで、

「まだインフレは抑えられているので、当面緩和政策は続ける」

と発表しているので、現状維持を織り込み済みという感じ。

ただ、ユーロよりは底堅いとのことです。



<豪ドル>

こちらもよく動いている通貨のひとつ。

RBA(豪中銀)の会合があり、

短期筋の投機玉が入っていますが、

行って来いですぐに戻っているといういつもの動き。

乱高下している時は方向感が掴めていない状況です。



■注目ポイント

ECB、雇用統計などを経て

ここで潮目が変わるかどうか!


とにかく米長期金利とECB! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.05/29 櫻井彩子 記事URL


みなさんこんばんは、櫻井です。
先週はNZや豪ドルの動きがマーケットを先行しやすいと

教えて頂きましたが、まさにそんな動きになりました。

きのうもNZランドドルが非常に薄商いのところで上昇。

東京オープン時には戻るというような荒っぽい動きののち、

東京が引けてからはキウイ、豪ドルがストンと下がると、

ポンドもユーロもドルで下がり動き出しました。


ただ、やはりというかドル円はそこまで動きません。

クロス円も売りが出ているのに、

月火水とも102円台に乗せても押し戻される重い展開に。

ドル円は買っても買っても上がらないという状況です。


アメリカの昨日の長期金利は2.42%と

昨年7月以来の低いレベルをつけたので、

本来であればドル売りになるはず。

しかしポンドやユーロがどんどん下がり、

ドルがどんどん上がるというちょっと不可解な動きになりました。


米指標などからアメリカの景気は悪くなさそうです。

GDP1-3月は天候の影響が大きいので悪いのは織り込み済みなうえ、

4-6月はかなり良い数字が出るとも予測されているので

全体的にはプラスの方向です。


金利差が縮小しており、

ドル円がもっと売られてもおかしくないところまできていますが

動かないどころか、むしろドルが対ポンド、ユーロ、豪ドルなどで買われています。

このあたりの説明がつかないとのこと。


しかしFRBの立場的には

これでゼロ金利解除がやりやすくなっているので、

もう少ししたらがらっとマーケットが変わる可能性もあるようです。

 

ところで今、なぜ不可解な動きになっているのかですが・・・


<仮説その1>

南欧債を売って、米債を買っている可能性。

ECB利下げに入るならば、調整が入っている可能性があるためです。

アメリカ国内で米債を買って株を売るのであれば、為替には影響無し。

しかし、海外勢が米債を買うには、ドルを買わなくてはいけない

(ユーロやポンドを売る→ドルを買う→米債を買う)

ので、ドルが強くなります。

こう考えると説明がつくのですが・・・


<仮説その2>

来週の5日に発表が予想されるECBの利下げを見込んで

ユーロを売る→ドルが手元に!→余ったドルで米債を買う。

・・・ということで、

ECBが利下げするから米債が買われているという説明もあるようです。


狙いを持って米債を買っているか、あるいは
結果的に米債を買うことになっているのか
という違いでしょうか。


さて、5月sell in mayもどうやら回避し、ウクライナもとりあえず大統領選終了。

リスクは減ってきているので円安に動いても良いのですが・・・。


黒田日銀総裁は追加緩和には否定的ですが、

「円高になる理由はない」とも発言しています。

GPIF改革や生保の決算発表でも、

外貨建て、つまり為替リスクに積極的な姿勢を示したことで

心理的にはドル円底が堅くなる動きが。


ただ、外貨建てとは言っても、ヘッジをかけていると為替に影響はありません。

ドル円が上がる想定で外債を買う場合、

オープンで買う(外債を買って、そのまま持つこと)のですが、

反対にドル円の先行きが上がらないとみると

スポットでドルを買って、先物でドルを売るため

相殺されてドル買いにはならず、動きません。


個人投資家さんがヘッジ比率を知るのは難しいのですが、

後か話が回ってくるので事後確認は出来そうとのことでした。

とは言いつつも動きを予測すると、

100円を割り込んで来たらヘッジ比率を高めようとドルが売られる。

103円104円で買われてくると、ヘッジを外してくる、ドルを買う。

という感じですので、このレベルであれば結局動かないのではとのことでした。



昨日もですが、とにかく今は円高・ドル高。

どこかでゼロ金利解除することは分かっているので、

目先に関してはまだドルは買えないというところ。

したがって、ユーロ・ポンドの動きがECBの発表後どうなるかが、

今回は雇用統計よりも注目度が高くなりそうです。


そもそもユーロが高すぎる対策で

金融緩和するということだったのですが、

政策発表前にユーロがかなり下がっているのであれば、

たいした追加金融緩和はしないのではという読みから、

発表前に買い戻しが入る可能性も大きいです。


実際にECBが行動に移したとしても、

次の手はないということで結局ユーロが買われる可能性も!


・・・ということは、どちらにせよちょっと買い戻されるんでしょうか!?


■チェック項目

とにかくアメリカの長期金利

そして、ECBの金融政策発表に注目です!!!!
NZや豪ドルは相場の牽引役になることが多い! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.05/22 櫻井彩子 記事URL


みなさんこんばんは、櫻井です。

昨日は黒田日銀総裁会見スタートと同時にドル円101円割れ。
その前からじりじりと下げていたので仕掛けてきたという感じだそう。
あと5銭で今年の最安値ですが、買い戻しが入って来たことから、
あまりポジションが偏っていなかったと考えられるようです。
(ドル円のロングが減少、ショートは出来てきたか?)


とりあえずは100円を見たので、達成感はある様子。
一安心し、当面はいいかな、とも考えられるものの、
NYの株価がどうなるかは注目しておいた方がよさそうです。
(一般的には、NY株価上昇→リスクオン→円売り)


■為替市場ニュース
<ドル円>
FOMC議事録が出ましたが、直接の反応はほぼありませんでした。
密室会議で何か話し合ったのではとも噂されていたので、
そういう意味で注目されていた議事録ですが、
出口戦略を検討し始めたことが伺えるのは結構大きな要素です。


住宅事情はまだ遅れていることや、
ウクライナのような地政学的リスクが懸念されることなどで、
テーパリングが終わってもゼロ金利解除はしないだろうと
マーケットは捉えているわけですが、
出口戦略の検討がなされていることが分かったのは重要です。


<ユーロ>
先週放送後からこの一週間は下落傾向。
金融緩和をしてくるのはほぼ確実だと見られています。
量的緩和は難しいものの、マイナス金利などで実施の可能性大。
インフレはおこらないだろうという見方が大半です。


<ポンド>
本日17:30にGDPが発表され、
放送中にかなり下に動きました。
ポンドに関してはここ最近の経済指標発表前後の動きを見ると
情報がリークしているような懸念も伺えるようです。
短期筋がポンド/ドル、ユーロ/ポンドを仕掛けている!?


GDP(前期比)-1Q 結果 0.8% 前回 0.8% 予想 0.8%
(前年比)-1Q 結果 3.1% 前回 3.1% 予想 3.1%


<豪ドル>
先週放送後から豪ドルも下落。
予算発表があり、緊縮財政などから
格付け引き下げの噂も出た影響が考えられます。
ただ、下落要因はそれだけではなく、
日本からの売りが出ているようです。


実は、NZドルや豪ドルは相場の牽引役になることが多いとのこと。
NY株上昇→リスクオンからの円売り→
豪ドル円売り切ったところでの買い戻し。
現在が調整の買いなのか、一旦底をついたのかは、
あと数日観察が必要だそうです。


この動きがドル円の指標になる可能性が高いので要注意です。
もし豪ドル円が下落しはじめれば、
ドル円ももう一度100円突っ込む可能性もありそうです。


■チェック項目
100円へ行くのかどうかが気になるところですが、
実はその値段というよりは、値幅の動きが重要なのだそうです。
100円切ってくると流れが変わるのではないかという不安感があるので、
指標としての価格はもちろん無視できませんが、
為替は売りも買いも一緒!値幅を重視です。


NYの株価と債券の動きがまだバラバラなのが気になります。
本来、金融緩和が長引くならば→株が上がって→金利が下がる。
ところが昨日は株価が上がっても、金利が上がってしまっています。
双方の方向感がつかめていない動きですので、
この辺りを見ながら、ドル円が100円にぶつけてくるのかどうかに注目。


また、マーケットの懸念材料であるウクライナは、
今週末25日に大統領選挙があります。
ロシア軍は6/1に撤退という発言も。
ということで、ウクライナ情勢が落ち着くのか否かにも注視しましょう。

市場のバランスが崩れ気味に・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.05/15 櫻井彩子 記事URL


GDP発表や黒田総裁の会見では大して動かなかったのですが、

夕方、ヨーロッパ勢が動き、

ユーロ、ポンドが下がってドル円が上昇に(夕方時点)
長期金利が上がったところでドルが買われたと思われますが、
いまはドル円が動かないので、
ユーロやポンドが主役になっています。

■為替市場ニュース
先週放送後にECBとECBの会合をチェックということでしたが、
結果はユーロ急落。
ドラギ総裁が6月追加緩和の可能性を示唆しましたが、
量的緩和は難しいとの観測が。
でも、もしやらなかったらユーロが買われてしまうので、
何らかの緩和はやるのではと見られています。
政策金利の値下げや不胎化をやめるなど、
小さいところで行うのでは・・・と言われています。


ポンドに関しては、普段なら動かないレベルの失業率上昇値で、
大きく下げました。これまで買われすぎていたので、
きっかけで投げたという感じだそうです。


先週もお伝えした通り、クロスが入って来ていて
方向感がつかみにくいのが現状です。


NY株式や債券市場は少し不可解な動きという感想。
PPI(生産者物価指数)で良い数字が出たところで
株が上がってもおかしくない状況でしたが、下がりました。
「テーパリング⇒低金利長期化しない⇒債券の利回りは上がる」
の図式のはずが、利回が下がり、株も下がりました。
そうなるとドル円も大きく下がってもおかしくないのに、
そこまで下がりませんでした。


ヘッジファンドの手仕舞の45日ルール、なども言われますが、
このあたりが修了してから別の動きが始まるのかどうかが注目です。
全体的には市場のバランスが崩れて来ている感じだそうです。


主役がユーロからポンドに移り、再びユーロに、そして最後はドルに。
ユーロ・ポンドに対してはドルが買われていますが、
米金利を見ると、ドルは売られないとおかしい状況。
果たしてどちらが正しいのかを、この数日で見極めたいところです。


マーケット全体的に漠然とした不安感があるなか、
25日のウクライナの大統領選挙がひとつの区切りになるかどうか。
金利差で長期的に見るとドル円を買って行きたいところなのに
じりじりと下がって買えない状況。
買っても上に行けず、下も堅い・・・
こういう時、短期的な動きが本来は入りやすくなるのですが、
ドル円は行ってこい。ポンドも戻って来ていて、ユーロは下抜けで
4/4の安値を完全に抜けてしまうと、もう一段下がる可能性も。


■チェック項目
・EUのCPIとGDP
下が完全に抜けるとユーロがもう一段下がる
上げると、ダブルボトムの可能性も。

・アメリカCPI
指標が良いのに株が下がる、などの動きがあると、
恐怖感が高まってドル円下値リスクが高まる可能性が・・・


※18:00で出ましたね。来週解説して頂きます!

今晩のBOE、ECBに注目! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.05/08 櫻井彩子 記事URL


みなさんこんばんは、GWはゆっくりできましたか?
明けてすぐの水曜は
日経平均は400超の下落、ドル円も101.50までつけました。


■為替市場ニュース

先週発表された雇用統計は非農業部門で28.8万人と
予想を上回る数字が出たのですが、ドルが売られました。
(一度上がってすぐ下がる、これまでの解説通りの動きに)
イエレンFRB議長のハト派的な発言の影響もありそうです。
パートタイマーなどに関しても今に始まったことではなく、
失業率6.3%は良い(以前は6.5%をゼロ金利解除のポイントとしていた)
ので、少し慎重になり過ぎかという印象を受けるそうです。
マーケットに期待を持たせないようにしている感じもあり、
前回の金利引き上げ発言の影響を意識しすぎているのかもしれません。


景気は緩やかに良い方向ですが、
長期金利は低下、米株も上値が重く、
ドルの上値も重い状況です。
ユーロもポンドも対ドルではほとんど高値近辺をつけています。


今日はBOE、ECBの政策決定会合がありますが、
ECBに関して今回は利下げ無し、という予想がほとんどです。
ただ、ドラギECB議長はサプライズをすることが多いので、
慎重にならざるを得ない・・・のですがユーロが買われています。

むしろ、ユーロが強いというよりも、ドルが弱いとも言えそうです。
ここまで弱いのは、
年金がアメリカの国債を買っているのではないかという予測や、
ウクライナ問題がくすぶっていることなどが考えられるようです。
(5/9は旧ソ連の対独戦勝記念日ということで何かあるのでは?
という声もあるようですが・・・)
こうなると、安全なアメリカ国債を買おうという動きにも。


<米金利の低さ>
米金利は2.5%代後半と低水準です。
このままいけば、秋口にはテーパリングが終わり、
来年以内にはゼロ金利解除かとも言われています。
現況を長期的に見れば
米金利は上がっても良いところですが、目先は下がっており、
為替も、その目先の下落に反応しているという感じです。
長期、中期、短期の資金というのは常にあるものですが、
現在は方向感が無いので、短期の資金が動きやすいのではとのこと。


<株価の影響>
ドルが重いなかで、昨日のドル円102円というのは、
NYダウが上がったところでのリスクオンの流れで円売り、と考えられます。
ただ、ナスダックが弱いのが気になるところ。
Twitter株低下や、イエレン議長による小型株買われ過ぎ発言などで
高値警戒感があるようです。
(ちなみに日本株は下げ過ぎですね・・・)

ドル円の上値の重さを見ると、
天井が下がってきているなという感じだそうです。
鉄板の101円前半は抜けてしまうのか??
もし突発的なものが出るとしたら、ウクライナ。
あるいはECBの追加利下げ(←あれば)。
ユーロドルが下がればドル円も下値をトライ。
あとは、NYの株と債券の動向が影響します。


<ポンド>
ユーロ/ポンドは底値近いところまで来ています。
ポジション調整でユーロ買いポンド売りが出ている状況。
対ドル1.70はリーマンショックの戻り高値ということで、
投資家はかなり意識しているため手前では利食い売りが出ます。
ただ、下げ幅は狭いので、ドルに対してはやはり強気と言えそうです。


<豪ドル>
国内の景気が良くなっているので、
緩和政策から引き締めに入るのでは?とも言われていますが、
先日はまだ高いレベルであるとの声明もありました。
直近の雇用も良く、それを受けて再び買われています。
また、GW明けに機関投資家による外債買いが動くとの噂もあるようです。
豪ドルは政策金利が2.5%で、ドルや円に比べれば高い水準ですので
このあたりの期待感から買われるようです。



■チェック項目

今晩のイエレン議長の発言は注視するほどではなさそう。
株価はしっかりしていて金利が抑えられているのは、
FRBの思惑通りというところ。


ということで、直近では
今晩のBOEECBの金融政策決定会合
米株価・債券をチェックです。



※ブログを書いている途中にBOEは出ましたね。
BOE政策金利発表 0.5%( 前回 0.5% 、予想 0.5% )
資産購入目標は3,750億ポンドとのことです。

重要指標目白押しの一週間。連休明けは要注意!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.05/01 櫻井彩子 記事URL


みなさんこんばんは、櫻井です。
先週放送後から
重要指標・イベントが目白押しの一週間でした。


■為替市場ニュース

まずは日銀金融政策決定会合
黒田総裁は引き続き強気の姿勢。
2015年2%達成を明言、
それを受けてドル円が買われましたがすぐ戻りました。


アメリカ1-3月GDP
は予想の1.0%を大幅に下回り0.1%。
大寒波の影響ではありますが、
個人消費が良かったことなどが注目されました。
ただこれも、オバマケアの影響という分析もあります。
また、次の4-6月は反動で良くなる(3%という予想も)
ということを先取りして相殺、
マーケットはこの結果でそこまで下がらなかったという見方もあります。


ADP雇用統計
は予想の21万人を上回って22万人。
おそらく明日の雇用統計も良いとの予想。
ただし、先を折り込みすぎていて、
良い話にもそこまで反応しない可能性大とのことです。


それにしてもアメリカの景気は良く、
ダウは4ヶ月ぶり最高値を更新しました。
Sell in MAYの5月、
一日から高値更新して始まるのも少し気になるところ。
もちろんそれだけ強いという見方もありますが・・・
低金利が続くということでアメリカ長期金利が下がって、株価が上がる。
このように現在は、昔ながらの金融相場の動き。
しかし本来は業績相場に入ってくるという予想もあるのに、
まだ金融に頼っているというあたりが違和感の要因です。


ダウに引っ張られて日経平均も続伸ですが、
ドル円は102.20近辺で動きません。
ドル売りと円売りがぶつかって動きませし、
FRBはハト派、日銀はタカ派となると金利差を見ても
しばらくは動かない感じです。


こうなると、ドル円だけ見ているのではダメ。
ポンドやユーロに欧米勢は仕掛けをしてきます。


<ユーロ>
ユーロ/カナダ・豪ドル・ポンド・ドル・円
全てのクロスでユーロが売られています。
以前も説明して頂いた通りに、
ウクライナ問題でユーロが買われ易い状況ですので、
そこが落ち着くとまず売られるのがユーロ。
ウクライナ問題で、
ロシアに対するユーロの制裁が厳しくないと分かったことも
売られた要因のひとつではないかとのこと。
昨日はちょっと買い戻しが入りましたが、
この辺りの欧米勢の複雑なクロスはちょっと日本人には分かりにくい部分。
ほぐれてくると、マーケットが動きやすくなるので、
5月はこの動きの中でドル円に戻ってくる・・・かも??


<ポンド>
イギリスは少しバブルの気配がありますが景気が良さそうです。
先日、米ファイザー(製薬会社)がイギリスのアストラゼネカを
10兆円規模の買収するという発表があり、ポンド高を後押し。


実は2009年の8月ぶり、つまりおよそ5年ぶりに
ロンドン株式市場も最高値を更新しました。
ポンド円はずっと三角持ち合いが続いていますが、
5月初旬くらいから少し上に離れそうな気配。
(上昇トレンドが来ていて三角持ち合いが収束すると、
またトレンドに戻る、というのがひとつ教科書的な見方)


ポンドが上がると円が売られるので、
全体的にドル円も底堅くなる可能性もあります。
ただし、予想に反して、
クロス円全般に売られる可能性もありますので、
連休明けはやはり要注意です。


■チェック項目

デイトレで方向感が無い時は、
日中ユーロドルやポンド円がよく動きやすいので
流れに乗って逆らわないのが大事。(逆ばりダメ!)
欲を張らずにすっと入ってすこし抜けたら満足。充分。深追いしない!


現在のようにアメリカ、イギリス、EUも良い先進国主導型のマーケットは、
結局はアメリカが良いことによるもの。
最終的に主役はアメリカドルと見てよいそうです。
ただ、今は方向性が分からないので、
要人発言や経済指標を注意深く追うことが重要です。


金曜日は米雇用統計
土曜日は中国PMI
続いて来週にはBOE政策金利発表がありますので、
引き続きチェックしていきましょう!

マーケットは材料を探している状況 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.04/24 櫻井彩子 記事URL


きょうは番組直前にTPPに関する甘利大臣の会見があり、
合意に至らず交渉継続とのことで
ドル円が売られるというスタートとなりました。

膠着状態のマーケットは、動ける材料を探している状況。
今回のTPPはサプライズもなく、
番組時間内ではその材料とはならなかったようです。


■為替市場ニュース
イースターを挟んで、マーケットは膠着状態。
1円ちょっとしか上がっていない状況でした。


最近の傾向として、経済指標に素直に反応してくることがあげられます。
数字に過剰に反応し、すぐにもとに戻るのだそうです。


日本の貿易赤字は大きく膨らみましたが、
それも予測通りということで、円安要因にはなりませんでした。
ただ、貿易赤字が恒常化しているために、
長いトレンドで円安が続くだろうという感じになっています。

月足チャートでは年初につけた105円を抜けていないことから、
105円というのがひとつの重要なポイントです。


アメリカの企業業績に関してはアップルやFBなど
軒並み良い数字が出ており、
しっかりとした景気が安心感をもたらす状況です。
このような状況下ではリスクオンの動きが強まり、
クロス円が買われる(円が売られる)形になりますが、
材料が足りない状況は変わりません。


GW前には
FOMC、日銀金融政策決定会合、アメリカ雇用統計など
重要イベントが目白押しとなります。
このあたりの結果を見ないと動きにくい状況です。

毎年5月、GW明けというのは何かが起こりやすい時期。
たとえば一昨年は、ユーロ危機、
昨年はバーナンキ発言で長期債が売られるなどがありました。
直近だとウクライナや中国問題が気になりますが、
ただ、思いがけないところから出てくるものなので、
予測はなかなか難しいかもしれません。


■注目通貨
<ユーロ>
17:00にドイツIFOが発表となり、
予想よりも良い結果にユーロが買われました。
ドラギ総裁はユーロ高に対して非常に敏感となっていますが、
ドイツは基本的には金融緩和したくないなど複雑な状況です。
何故そこまでユーロが買われるのかを考えると、
やはりウクライナ問題が大きいので、
もしウクライナが落ち着いた場合、ユーロが売られる可能性も高いです。


動き的にはフランスが悪くて売られ、
その後発表のドイツが良くて買われるというように、行って来い状態。
ドル円と同じく短期勝負の動きになっています。
ちなみにユーロはマーケット・トレンドの放送時間帯に一番よく動きます。
傾向として、ユーロ市場は東京がポジションをどちらかに偏らせると反対に動きやすく、
ドル市場は、同じ方向に動きやすいようです。

また、テクニカル面でもチャートにはユーロが強い根拠が出ています。
一目均衡表の日足で見ると、雲の上限に沿ってジリジリと上がっている形。
ゆっくり上がって行き、黙っていると買われてしまうような形です。


<NZドル>
NZで利上げが決定し、NZドルが買われたのですが
豪ドルの下げに押されて下げています。
2年間インフレが続く=引き締めが続くというので買ったものの、長続きしません。
こちらもこれまで示したように、ポジションが短期で終わってしまう形です。

この短期の動きでは、捕まらないようにするのが得策です。
たとえば豪ドルはCPIで売られたのですが、
対ドルでも対円でも下がったということは、売り切りであることが分かります。
売り切りの場合は戻らないと見た方が良さそうです。
そうではない場合、短期で戻るので、追いかけないようにするなど
この見極めが重要になりますので、
ひとつだけではなく他の通貨も合わせてみていくことで
感覚を養うことが大切だそうです!


■チェック項目
明日、日本のCPIが発表されます。
4月消費税引き上げた後の消費がどうなったかが注目を集めています。

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