相場は動き始めると・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.11/06 櫻井彩子 記事URL


先週の金曜日に発表された日銀の追加緩和。

為替相場の様相を大きく変えました。


先週、FOMCでドル高が進むと見ていたうえ、

GPIFがリスク投資を行うという発表がありドル買い円売り

・・・というタイミングで

量的緩和第二弾が発表されました。


まさに絶妙なタイミング。

日銀内部では一票差での決定ということなので、

直近で決めたことかもしれません。

いずれにせよサプライズでした。

昨年の4月に量的緩和を行った際は、

3日くらいで7円程度の上昇がありました。

今回も109円から115円、同じ値幅できています。


現状ドル円115円台はしこりができている感じもあるそう。

(しこりというのは、売り切れていないで持っている人が、

 売りたくなるポイント=115円近辺)


ECBの政策会合では

日銀が発表したのでそれならこちらも!となるのか注目。

12月に量的緩和することは言われていますが

ECB内部の亀裂が見えてきているので、

実際にできるかどうか懐疑的な見方もあります。


日欧が量的緩和を行うことに対して

アメリカは黙認していますが、

中間選挙で共和党が過半数取ったことで読みにくくなっています。

共和党は量的緩和に対してはここまで反対の姿勢ですので、

FRBに対してバランスシートの縮小や利上げ要求など

なんらかの圧力がかかる可能性もあります。

どちらかというとドル高肯定ですが、

ただ、ドル高牽制的なことが出てくると、

一旦はドルが売られる場面も出てくるので要注意です。


今回は6-7円あがり、いいところ。

昨年を例に見てみると、

ちょうど一ヶ月くらいもみ合ってから6割りくらい下がっている。

水準でいうと111-2円なので、調整はこの辺り?

しかし、アメリカは利上げで日本は第二弾量的緩和ということで

明確に金融政策に違いが出てきているので、

下値は切り上がっていくと考えて良さそうです。


上値ですが、2007年7月あたりにつけたのが120円というレベル。

115円の次は120円という大台になってしまいます。

相場は動き始めると早いものですが、

ただ、今回はスピードが早すぎるので、

小休止がくるかもしれないというところ。


そこに控えているのが雇用統計です。

良い数字が出れば瞬間ドルが買われると思いますが、

一旦利食いの売りが出ることも考えておいた方が良さそうです。

(115.53は目先の天井?)


日足のローソク足に「宵の明星」が出てくると

一旦は売りが出やすくなるので要チェック。

しばらくはまだまだ乱高下があると思われるので、

良いところで一度利確を。欲張り過ぎないように

気を付けつつ指標やニュースをチェックしていきましょう!



■注目ポイント

・ECB

・雇用統計
今回のFOMCで節目を迎えた米金融緩和 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.10/30 櫻井彩子 記事URL


28・29日に開催されたFOMCですが、

内容的にはほぼ予想通り。

かつ、タカ派的ということでドル全面高となりました。


先週までは株価等の乱高下もあって

各要人からのハト派発言が増えたという話をしていましたが、

結果はタカ派で統一。


とくに注目されたのは

・本当に量的緩和が終了するのか?

・「相当な期間」の文言が残るのか?


ということでしたが、量的緩和終了が明言され、

文言は残るという形になりました。

タカ派的な発言はたとえば・・・

「失業率が低下」して「雇用は確実に伸び」ている。

「労働市場の弛みは緩やかに縮小しつつある」などがあり、

さらに「著しい資源活用不足」が削除されました。


テーパリングが終わり、これからゼロ金利解除に向かうというサイン。

地ならしが始まるんだなという感じを受ける内容です。


また、ドル高に関する懸念発言が無かったことも影響大です。

最近の市場の混乱・欧州経済・ドル高懸念などには触れられませんでした。

つまり、欧州経済への懸念はあまりなく、ドル高はある程度容認。

アメリカ経済は強いということ=金利を上げるということ。

NYダウが31ドル安程度の調整だったのは、この辺りの強さを受けたことや、

先々週くらいで混乱が一巡し、調整が終わったと考えられます。

全体的にFRBのシナリオ通りで全くぶれていなかった。

結局アメリカが中心だったなという印象を与えました。


EU経済への懸念が明言されなかったものの、

EUのストレステスト25行不合格という結果が気になりますが、

金曜日にはリークされていたうえ、結果自体は1月時点のもので、

既に資本増強などを進めているところが増えているので

諸々織り込み済みの予想通り。

キプロス・ギリシャ・イタリアなどが悪く

ドイツ・オランダは良かったので、

その辺りも含めてマイナスにはならなかったようです。


直近のアメリカの経済指標は

耐久財受注が -1.3%と悪く、瞬間的にはドルが売られましたが、

その1時間半後に発表された

消費者信頼感指数が7年ぶりの高水準で

87という予想が94.5と相当良い結果となりました。

消費者の景気先行きの期待が高まっているということは、

クリスマス商戦にかなり良好になりそうでプラス材料。


ドル全面高=ユーロ安、円安ということですが、

日欧の景気に関しては非常に好ましい形です。

ただ、これがいつまで続くのかが気になるところ。


そういう意味でも

今晩22:00〜イエレンFRB議長の講演は大注目です。

きのうの声明文を受けて

雇用に関して本人の口から改善という言葉が聞けるのかどうか。

続く来週の雇用統計への期待が高まります。


同じく今晩21:30発表のアメリカ7-9月期GDPが良く(予想は3%)、

イエレン議長の講演もプラス要素になると、

再度110円も見えてくるようです。


ドル高に対して文句が出れば別ですが、出なければ強いはずです。

ユーロポンドが売られ、ポンドが買われる。

豪ドルなども急激に下がるなどのところから

調整的なクロスが入って来ています。

良いものはこれから買われて行く流れに。

(良いものとは、アメリカの景気が良くなって、

 株価がしっかりしてくると、資源国通貨が見直される可能性UP)


マーケットはセンチメントの影響を大きく受けます。

不安定な相場の際にはエボラのようなリスクが大きく扱われますが、

不安材料が無くなってくると、マーケットは再びリスクを取ってきます。

2008年から始まった量的緩和がこれから終了していくという

ビッグイベントが今回で節目を迎えたと考えると、

これからチャンスかもしれません。



■注目ポイント

・21:30〜アメリカ7-9月期GDP速報値

・22:00〜イエレンFRB議長の講演

(来週は雇用統計!)
ユーロ圏の製造業PMIを受けて・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.10/23 櫻井彩子 記事URL

先週は若干パニック的な動きを見せましたが、

今週は少し落ち着いた動きとなっています。


ただ、本日17:00ユーロ圏の製造業PMIが予測より良かったことで

直後ドル円が一気に動きました。

昨日ドイツのバイトマン独連銀総裁が

「ドイツ経済は根本的に強いままだ」と発言。

そして本日ユーロ圏のPMIは、50を下回るという予測を上回り50.7に。

ここでユーロが買われ、ドル円も買われました。


先週同時株安でリスクが高まり→

→米金利が下がり→ドルが売られ→ユーロが買われました。

欧州経済が悪いから米も影響が出るだろうということで

本来ならユーロが売られる場面でそれ以上にドルが売られる形に。

その巻き戻しが入って来たところに今回の結果。

リスクが低下すると円を売ってくるので、

今回のドル円の上昇につながりました。

ただ、ユーロ圏の景気が悪くなさそうということで

ユーロが買われましたが、本当に景気が良いのかどうかは

もうすこし観察が必要そうです。

たとえばストレステストで、

少なくとも11行が不合格になるとの報道(ECBがこれを否定)

なども一部出ています。


このような不確定な中にありながら、PMIだけで

一気に動いたのは、

悲観的な雰囲気が過剰だったため、その反動の意味合いも。

同じくしてNYでも先物が買われ始めましたが、

今日のNYのマーケットも上がればリスクオンの流れに。

バイトマン独連銀総裁が「ユーロ安は良いこと」と発言しているように

ユーロ圏はユーロ安を望んでいますし、

アメリカも欧州経済の悪化はリスクであることから

どこかでそれを容認しているようなところもありそうです。


そのアメリカでは経済指標の悪化で

株価が不安定になったことを受けて

要人発言に変化が見られました。


ロックハート アトランタ連銀総裁

「労働市場は成長の状態からほど遠い」


コチャラコタ ミネアポリス連銀総裁

「労働市場は悲惨なほど弱い。2015年の利上げは不適切」


ブラード セントルイス連銀総裁

「FOMCは量的緩和終了の先送りを検討すべき」


ローゼングレン  ボストン連銀総裁

「経済が弱くなれば、QE4を検討すべきだ」



ただ、イエレン議長は金曜日まったく触れず、

フィッシャー副議長も

「量的緩和再開検討はあまりに時期尚早」と発言しているように

トップ2名が冷静ですので、様子を見ようというところ。

「相当な期間」という文言は残すかどうかを含め

来週のFOMCはこれまで以上に注目を集めそうです。


それ以上に注目されそうなのが

ユーロ圏の動きで、

金融政策やストレステストの結果は大きそう。


その後は

今回の株価の乱高下に対しては

カンフル剤的な効果になった

上述の連銀総裁達の発言が変わってくるのかどうか。


金利の動きはパニック的とも言えますが、

セリングクライマックス的な下げだったような感じも。

「上昇相場とは、悲観と懐疑的なところで育つ」

が今かどうか・・・今後の動きをチェックです。


■注目ポイント

NYの株式&債券市場の動き










不安定な動きは暫く続きそう! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.10/16 櫻井彩子 記事URL


NYダウが一時460ドル下落、

米国債券の買いも入り10年債利回りが一時1.86%に、

そしてドル円105円台を付けたりと、

マーケットは全体的にパニック的な動きを見せました。


とにかく市場のセンチメントが非常に悪い状況。

最初はIMFが世界経済、特にヨーロッパの成長減速を示唆したこと。

次いでFOMC議事録で世界経済の減速がリスクだという意見があり、

これらが立て続けに出たことは大きいようです。

ドイツの経済指標下方修正=EUの景気不安=アメリカに影響・・・

というところから動揺が広がって来ています。


大きなニュースとなっているエボラ出血熱に関しては、

2〜3週間前のマーケットであればここまで影響しなかった問題ですが、

経済への不安が強まって来ている状況となると無視はできず

必要以上に警戒感が広がっているという感じです。


ドルが売られています。

アメリカで利上げ先延ばしになる可能性も出て来ているうえに、

欧州の景気減速でイギリスも利上げ先延ばしか・・・?ということで

これまで利上げ期待で買われて来たドルとポンドがいま売られている状況です。


アメリカの国債がこれだけ買われるなら、

ドル買いになってもおかしくないのですが、

実際には売られていることから

現在の米債券の買い&株の下落というのは

米国内での資金シフトがかなり強まっているのではないかと

考えられるようです。

ドイツ債も同じで、ユーロ圏内でドイツ債が買われ南欧債が売られています。


結局何かあればアメリカ、ドイツ、日本が最後まで生き残るだろうという思惑で、

お金が強いところに移動している動きになっているようです。


EUに関しては、

もしドイツの財政出動などがあれば一旦収まる可能性もあるので

今後はドイツからの発言がかなり注目されることになりそうです。

とにかく、現状を止めてくれるものは何かというのをマーケットは探してきます。


今回の米ベージュブックは「緩やかな回復」ということで

前回とほとんど変わらないのですが、

昨日のNY連銀製造業景況指数、小売売り上げ、PPI(生産者物価指数)が

いずれも予想を下回ったことでパニック状態に。

諸々が重なって疑心暗鬼のようになってしまっています。


マイナスのセンチメントやパニックに巻き込まれないためには、

熱くならず遠目に見ることが大事!と岡安さん。

良く観察すると実は状況はあまり変わっていないとも言えます。

今月の28・29日のFOMCで

ゼロ金利解除に言及するのではと見られていますが、

昨年のバーナンキショックで予備演習をしているようなものですので

初めて聞くサプライズというわけでもありません。

いずれにせよ、しばらくは不安定な動きになると

考えておいた方が良さそうです。


マーケットは動き始めたら止まらないもの。

もし105円が割れるようであれば、

前回の101-103円レンジの上限である103円近辺までの下落も可能性が。

ただ、昨日のNYの動きは

下がる時は数時間かけて下げ、上がる時はスパッと上がっていることから、

まだ買って来ている人がいると見られます。

買っている人は105円を切ると一度投げてくるので

きょうのNYの株式&債券市場が非常に重要になってきます。

105円のミドルが堅いとなれば、落ち着いてくると考えられますが

もしNY株がもう一段下げるのなら、リスクとなります。


BOEのMPC(金融政策委員会)ウィール委員の発言

「インフレ率はポンド高や商品価格の下落で著しく低下している」は

ポンド高がインフレ率を下げているという

ポンド安くした方が良いとも取れるものです。

全体的に、各国が自国通貨を安くしようという動きが見られます。

G20では為替は議題にならないと言われていましたが、

ユーロの話から始まり

各国は自国通貨安を目的にしてはいけないとルー財務長官が締めくくりました。




■注目ポイント

NYの株式&債券市場の動き

 
FOMC議事録がきっかけに [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.10/09 櫻井彩子 記事URL


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<ドル円>

107円台をつけたきっかけはやはりFOMC議事録の公開。

ハト派的な内容に加え、ドル高牽制発言があったことが

サプライズとなり、あっという間に動きました。

先週末の雇用統計は予想を上回り24.8万人と良い結果で、

前月・前々月も情報修正。

さらに失業率は5.9%ということで、

ドル買いに流れた矢先のドル売りとなりました。


ドル高と早期利上げげ期待が先行し

マーケットがドル買い一方向に走りすぎている動きが

FOMC議事録で抑えられたという形になりました。


円買いの一因としては、安倍首相が予算委員会の中で

円安にはマイナス面もあるという発言もきっかけに。

(黒田さんはこの後円安容認発言をしましたが、

 マーケットは先に発言したこちらに反応した様子)

一方で、ルー財務長官はドル高容認発言。


10/28・29のFOMCでテーパリング終了をひかえ、

ここで皆が「利上げだ!」と思うと一気に行ってしまうので、

「相当な期間」を削除しないことで

牽制しておこうという意図もあったのではないかとのこと。


株価も荒っぽい動きを見せていますが、

最終的には下がった所を買ってくる流れです。

また、緩和政策が長引くのではという見解から

長期金利は2.3%近くまで下がりました。

債券相場と株式相場の相関関係が崩れてきていることからも、

潮目に差し掛かっていると考えてよさそうです。



<ユーロ>

先週のECBでは期間などの具体例がなく、

「失望的なユーロ買い」という形になりました。

ユーロは良いところまで下がったために

買い戻しが入ったとも考えられますが、

そのタイミングでドル安が始まっったので、

しばらく調整が続きそうとのこと。


ドル円は110円をつけているので

若干達成感が出て来ているのは事実。

アメリカの低金利がまだしばらく続くと

マーケットが見るのであれば、

五ドルや南アフリカランドなど

エマージング通貨が上がる動きになりそうです。


<ポンド>

今晩はBOE。

ユーロと同じく買い戻されています。

スコットランドなどの諸問題が終わったのにも関わらず

売りが強まって来たということから、

ポジションがショートになっていたのではとのこと。


調整で終わって売り込まれるのか、

利上げを確認してもう一段買ってくるのか

この動きを見ることでドルの動きが見えてきそう。

ユーロ・ポンド・豪ドル辺りに対するドルの動きに注目です。



■注目ポイント

アメリカ株価と長期債の利回り
ECB→米雇用統計でマーケットの主役は!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.10/02 櫻井彩子 記事URL

きょうも金刀比羅宮神楽殿からの公開生放送、

たくさんの方にご来場頂いてとっても嬉しかったです!

ありがとうございました!!!!


放送前後のイベント司会をしてくれている

山本かおるさんと、カモ虎課長も一緒で心強かったです。感謝感謝♪



会場でもプレゼントした本日発売の岡安さんの新刊本

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今年に入ってから半年以上動かなかったドル円ですが、

8月あたりから動き、今週110円をつけました。

「アメリカ側は量的緩和終了&来年と予測されている利上げ」

「日本側は消費税を控えて追加緩和の可能性も」

・・・という金融政策の違いが

円を売ってドルを買って行くという動きを強めています。



ただ、110円を抜けるもすぐに108円台へ。

110円というのは大台ということで大変意識されやすい水準なので、

一度乗ると達成感が出て利益確定売りが出やすくなります。

さらに昨日はNYの株価が大幅下落。

後講釈ではエボラが・・・欧州の景気悪化が・・・

香港デモが・・・等々とありましたが、

実際のところは特に材料がないことを考えると

ドル円が110円をつけ、NY株かが高値圏もみ合うなか

悪い材料に反応したのかなという感じだそう。



そして明日は米雇用統計。

前回はネガティブサプライズでしたが、

今回は予想の21.7万人か、それを越えてくるかと言われています。

前哨戦のADP雇用統計では予想を上回る21.3万人と良かったのですが、

ドルが売られて株が売られました。

センチメントが悪いと良い材料でも反応しないという感じになっています。

今晩発表の新規失業保険申請件数が良ければ

おそらく雇用統計も良いと見られ、

株が戻ればドル円も110円を試す展開もありそう。



欧州情勢も気になりますが、

ドイツの製造業PMIが50を下回る49.9と悪い数字になりました。

今晩のECBではこの数字を受けて

何らかの示唆があるかどうかが注目されます。

金利はギリギリまで下げているので下がらないと考えると

国債を買うかどうかなのですが、問題は、

EUの場合どこの国の債券をどれだけ買うのかが非常に難しいこと。

インフレ率が0に近い状況でさらにユーロ安を誘導しないと

数値を上げられない状況下で

ドラギ総裁が何を発言するのか、大注目です。



そして、ユーロ(あるいは他通貨)の先行指数とも言われるのがNZドル。

NY時間が終わって最初に始まるのがNZのマーケットであるため

このような動きになることが多いそうです。

9月29日に口先介入があり、NZドルが下がりました。

「1NZドル=0.65ドルが適正」ということでしたが、

おそらく安値・高値を結ぶとちょうど

半値戻しのレベルであるというのが根拠ではないかとのこと。

中国の景気が思わしくないので、豪ドルとNZドルの上値が重い状況。

マーケットが安定してこないと上昇するのは難しいことを鑑みるとd

地政学的リスクも含めてまだ厳しい状況が続きそうです。



注目がドル円に向かうなか、

ユーロが主役になるかどうかは今晩のECBを見てから。

中長期的にはユーロ安・円安・ドル高の動きは変わらないとのことでした。



■注目ポイント

今晩のドラギECB総裁の会見

明日の米雇用統計

澱みがなくなってきた!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.09/25 櫻井彩子 記事URL



岡安さん、iPhone6をGETの図!!
櫻井はただいま、何時来るとも知れぬ
iPhone 6 Plusを予約中なので羨ましい限りです!

ではまず先週からの振り返りから。

スコットランドの選挙の結果は思ったほどの僅差ではなく否決。

混乱もなくイベントが終わり、瞬間的にポンドが買われたのですが

すぐに売りが強くなってきました。

全般的にヨーロッパ各国含めて火種を残してしまったようです。


選挙までは何が起こるかわからなかったので

クロスの巻き戻しが入っており、

ポジションが軽くなったところで次の動きとしては

利上げ期待でポンドに行くと思ったら・・・

結局押し戻されて来てしまっています。


<ユーロドル>

ユーロドルが1.27を抜けて来ているのは、

強いドルと弱いユーロの両方の要因から。


ユーロ側としては

ドラギECB総裁のデフレリスクが高まっているという発言や、

ドイツのIFO景況指数が悪かったことなどで

追加緩和が避けられないという状況にあることが

ユーロ売りを誘いました。


ドル側としては

昨日発表の米住宅着工件数がとても良かったことなどで

アメリカ債券が売られ、金利が上昇。

ユーロドルの売りとなりました。



どこに行くか分からないという直近の不安感が終了。

アメリカは経済指標が良いことで早期利上げ期待が高まっている中で

スコットランド問題やFOMCが終わり"澱み"が無くなって来ています。

アメリカ利上げ、日本・ECBの追加緩和・・・

ドル買い・ユーロ売り・円売りなどがはっきりしてきました。



そんな動きの中ではっきりしないのがポンド。

スコットランドは一件落着ということでとりあえずプラス材料。

きょうのカーニーBOE総裁が発言の注目点は

以前発言した「来年3月くらいまでには利上げしたい」がどうなるか。

住宅価格の上昇やインフレ懸念が高まっているので

利上げ期待はあるものの、

カーニー総裁の発言に対する信用性が低下しているのが気になるところ。


反対にドラギ総裁の発言は重みが出ていますが、

きょう16:00過ぎの発言には特に反応はありませんでした。

何れにせよ追加緩和は見えて来ているので、

どこで売りを強めるかが問題です。

1.27ミドル近辺は昨年何度も跳ね返された安値ですが、

ここを抜けたということは

この辺で止まるような売りではなさそう。


フィボナッチ的には1.25付近が見えており、

さらに抜ければ1.2目指すという見方も出て来ています。



<ドル円>

ドル円の110円はそれほど強いレジスタンスではないそう。

108.24、108.45で跳ね返されているように下値が切り上がっています。

最初に買って来たのが海外勢で、ポジションはかなり膨らんで来ているはず。

どこで売りを出すのかが気になりますが、

数字的には恐らく110円乗ってからで、

明日のGDP確定値くらいまでが目安に。

ここで株が上がって長期金利が上がってくると仕掛けてくる可能性大です。

ユーロ売りとドル円の買いに注意。


もしこのタイミングで110円まで乗せきれないと、

週末を控えた時間切れで108円のミドルから前半の下げの可能性も。



<資源国通貨>

資源国通貨の売りが強まって来ています。

9月雇用統計後、ドル高が強まった動きが続いている様子。

ヘッジファンドが出して来た売りが重しになっています。

仕掛けというよりは、ポートフォリオの組み替えなどが大きそう。

9月末は日本の機関投資家中間決算なのでこの影響もあるかもしれません。

リーマンショック後に一回下がったのち、

以前の高値を越えて買われて来たというやり過ぎ感もあるので、

全体的な調整ということも意識されているかもしれません。




■注目ポイント

カーニーBOE総裁発言。

米新規失業保険申請件数、雇用関連の指標

(ブログUP時点で29.3万件と出ました!)



*****


ここで番組からのお知らせです。

「マーケット・トレンド」は今年12月で番組開始から10年!。

そこで番組では10周年を記念したスペシャルイベントを

東京は虎ノ門の金刀比羅宮で行います。

9月29日(月)~10月3日まで、毎日夕方17時から

「マーケット・トレンド」公開生放送イベントin金刀比羅宮 神楽殿!

出演は:月:岡田晃さん(経済評論家)

    火:小次郎講師こと手塚宏二さん

    水:菊川弘之さん(コモデティアナリスト)

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    金:池水雄一さん(スタンダードバンク東京支店長)

公開生放送後、番組特製トートバッグ、TOCOM特製金箔のおはしなどが当たる

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ゲストとして虎ノ門ご当地キャラクター「カモ虎課長」も参加し、

一緒に投資、経済について学びます。


「マーケット・トレンド」公開生放送イベントin金刀比羅宮神楽殿は

9月29日から1週間。虎ノ門の金刀比羅宮でお待ちしております。


■イベントWebサイト

http://www.radionikkei.jp/news/event/trend140929.html









スコットランド独立是否、明日後場には選挙結果が・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.09/18 櫻井彩子 記事URL


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以前出版された47の法則から4つも増えてます!!!!

気になりますが、櫻井の力量では・・・番組内で教えてもらえませんでした(笑)

ぜひぜひチェックお願いしますね★



<ドル円>

108円台乗せてきましたが、きっかけはFOMC。

「資産買い入れ終了後もゼロ金利政策を

"相当な期間"維持する」という一文が削除されないだろう

という予測があったので、織り込んではいたのですが・・・

声明文のトーンは全体的にハト派的で、

イエレン議長からもこれまでと違った発言もなかったので、

ここに反応して株価は上昇。


量的緩和終了後の利上げ時期は明言していないものの、

超過準備預金の金利操作や国債などの再投資、

バランスシート縮小などを利上げ後に実行するという

出口戦略を公表したというのは影響大です。

ゼロ金利解除に向けてそろそろ動き出すというのを

債券市場は受け止めて、短期も長期も上昇しました。


株価はハト派に反応、

債券市場はタカ派に反応ということになります。


ダウの上昇をみると、金利だけではなく業績も良い印象を受けるので、

今後の経済データは非常に重要になってきます。

きょうは新規失業保険申請件数などでも動く可能性もあります。



<ポンド>

きょうから始まるスコットランド独立是否の住民投票結果で

マーケットが大きくことが予測されます。

しかし、どちらか全く分からない状態。

僅差なうえにデータが少ないため、

ふたを開けてみないとというところですが、

東京で明日の後場くらいには分かります(見通しは前場にも!?)。

投機筋でよく動くのは欧州時間で、東京はポンドが苦手。

日本で変に動くと欧州勢に持って行かれる可能性があるので要注意!


さて、賛成派が勝った場合ですが・・・

ポンドは急落。

以前、独立賛成が優位というニュースが出た際に

ポンド急落し、戻って来ており一回振らされているので

ある程度目安が出来てはいるのですが、

ポンドは急落と考えておいた方が良さそう。 

ユーロも一緒に下がると考えられるので、ユーロスイスがポイントに。

スイス中銀が今日の発表でマイナス金利は回避したため、

スイスが買われています。

ただ、1.2を割り込むようであれば徹底介入と明言しているため、

ポンドが急落し、ユーロも急落した場合、

スイスの大規模介入も考えていたほうが良さそうです。


独立しない場合は・・・

ポンと上がる可能性が。

カーニーBOE総裁が利上げを示唆していることや、

雇用統計も良いことで、もしスコットランド問題が無ければ

高い所にいるはずのポンド。

何もなければ元のラインまで戻るかというと、

今回のゴタゴタでヨーロッパに波及し始めて来ているので、

上は抑えられるかもしれません。


それぞれの通貨がそれぞれの材料を持っているので、

マーケットが大きく動くポイントにきています。



<豪ドル>

ユーロ/豪ドルもかなり入っているのですが、

豪ドル/ドルが下がって来ています。

雇用統計も良く、住宅価格上昇懸念もあり、

利上げに向かってもおかしくない通貨。

さらに、円安が始まる時は円キャリーで買われることが多いのですが、

マクロ系のヘッジファンドなど豪ドル/ドルの売りが強すぎて

下がっている感じだそう。


スコットランド問題を受けて、もしポンドが下がってユーロも下がると、

豪ドルも同じように下がる可能性があります。

この時にドル円がどちらに行っているのかも重要ですが、

クロス円で投げが出ると、ドル円も下がる可能性があるので、

兎にも角にもスコットランドの結果をしっかり見定めることが重要です。



■注目ポイント

スコットランドの選挙結果に大注目&要注意。
スコットランド問題の影響は・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.09/11 櫻井彩子 記事URL



先週末はイベントが盛りだくさんでした。


<ECB>

ECBが利下げ、ある意味量的緩和のようなものを実行

ジャクソンホールでの発言をそのまま行ったということで、

今後ドラギ総裁の発言力が増すことになりそうです。



<雇用統計>

雇用統計は23万人増の予想が14.2万人とネガティブサプライズでしたが、

内容を見ると、たとえば長期失業者数(6ヶ月以上)が

315万人から改善して296万人など悪くない結果です。

従って、今回一回限りの低下というのは一時的なものと捉え、

ゼロ金利解除に関してはシナリオ通りとマーケットは見ているようです。



長期金利が2.5%に上がって来ていることに関しては、

ゼロ金利解除に向けての準備段階に来ているのか、

スコットランドからの波及なのかはまだよく分かりません
・・・というのは↓↓↓



<スコットランド関連>

スコットランド独立に向けての世論調査で

世論調査で独立賛成派が51%と反対派を越えたなどを受けて

シドニー市場で週初ポンドが急落。

ムリだろうと見ていたところが現実味を帯びて来たことで

スペインやベルギー、イタリアなどの地域でも

独立運動が活発になるのではと

南欧債が売られ始め債券利回りが上がって来ている状況です。


これまで欧州債の利回りが下がっているから米債に

という流れだったのでどうなのか、見極めが難しいところです。


ユーロ下落でユーロ/スイスが一気に買われました。

1.2は、底値として下がったら徹底的に介入すると言うレベルなので

昨日もマイナス金利を示唆する口先介入があり上がりました。

スコットランド問題の影響でスイスも動き出したとも言え

どこまで波及するか引き続き注視が必要です。


ただ、昨日の世論調査では、賛否逆のものも出て来ており

ポンドが買われる動きもありました。

今週は材料が無いので動きやすい週とも言えるため、

18日投票・19日結果を見るまでは荒っぽい動きが続きそうです。



<ドル円>

2008年9月22日から約6年ぶりの107円超となりました。

リーマンショック(9/15)前の高値が110.65くらいですので、

リーマンショック前まで戻り始めています。


岩田日銀副総裁の

「円安にならないと物価上昇率2%達成できない」という発言や、

サンフランシスコ連銀レポートで

「FOMCの参加者よりも一般の人の方が緩和政策の持続を予想」

(つまりマーケットよりFRBはタカ派ということ)

などを受けた、ドル高に。


FOMCを控えているのでこのままスルスル行くかは分かりませんが、

まだ買えていない動きですので、始まったばかりと言えます。

潮目は確実に変わっています。


金利のレベルは恐らくこれで最後

量的緩和をやるのかどうか

これから様子をみてくるのかどうか

ABSなどボリュームはある

これで済むならこれで済ましたい

国債をかうというのはユーロの場合難しいため

とりあえずの出尽くし感がある。


■注目ポイント

スコットランド問題とFOMC!







今晩のECBと、明日の雇用統計に注目! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.09/04 櫻井彩子 記事URL


<ドル円>

この1週間でスルスルと105円を付けました。

年金運用に積極的な姿勢と言われる塩崎氏が

厚生労働大臣に入閣するだろうという話から

GPIF改革が進む期待感で104円の後半に。

その後NY市場ではISMが良かったことで

すんなり105円に乗せることになりました。


アメリカの景気が上向いていることがドル高を後押し。

GDP改定値、建築関係、ISM、ベージュブック・・・

全て良い結果が出ており、これで明日の雇用統計が良ければ

利上げに抵抗する理由がないということになります。


注意したいのは、良すぎた場合。

予想の23万人を大幅に上回ることがあれば、

金利上昇の期待が高まって株価が急落、

債券が売られて長期債の利回りが上がる可能性もあります。

バーナンキショックの際、債券/株式市場が大荒れしたことで

"こなれて"はいるものの、どうなるか本当に分からない状況です。

そもそもイエレン議長はまだなにもはっきりは言っていません。

超ハト派からハト派になっただけで、

タカ派になったというわけではないので、読めない部分も多いです。



ロシアとウクライナの合意はリスクオン要因となるので

本来なら株価が上がって債券利回りが上がるのがセオリーですが、

株価は下がって金利が下がるというイレギュラーな動きに。

また、カナダ円や豪ドル円が上昇した一方、

ポンドやユーロは上値が重い展開に。

このあたりは今日のECBをかなり意識した動きです。


ポンドの急落は、年内中の利上げが先延ばしになったことに加え

スコットランド独立問題で賛成・反対が拮抗していることが影響しており、

注視しておいた方がよさそうです。

もちろん賛成多数だとしてもイギリスから

いきなり独立するというわけではありませんが、

スコットランドは北海原油を持っていることや、

ユーロ入りに積極的などの諸事情があるので、影響は大きそう。

ポンドは「順バリ通貨」。下がっているときは売る、が鉄則です。




きょう黒田日銀総裁の会見がありましたが、

相変わらずの強気発言でした。

ドル円が上がり切らないのは

ドル円を買いそびれた人がかなりいるのかなという感じで、

動きが早すぎて、105円ですぐに売ってしまう流れ。

下がった所を待っている様子です。



<ユーロ>

きょうはECB会合。

ジャクソンホールでドラギ総裁が追加緩和の可能性を示したので

ユーロが売り込まれてきましたが、その反動が出るかもしれません。

そもそも具体的に何かやるのは難しいのが現状。

ヨーロッパ諸国の金利が下がってきているので

正直追加緩和をする必要は今のところありませんし、

このままじっとしていたいというのがドラギ総裁の本音では??


発言もジャクソンホールと同じような内容なら

一旦買い戻しが入る可能性もあります。

ドルの長期金利が下がっているところなので、

ユーロドル買いやすい状況です。

すると、ドルが対ユーロでもう一段売り込まれ、

ドル円でもドル売りが強まる可能性があるので要注意です。


ただ、あすは雇用統計があるので

下がったとしても限定的になりそう。

最終的に下がったところでは結局ドル円を買いたがっている雰囲気です。

(下がっても104.73くらいだったので

 本当は104円くらいまで下がってくれれば買いやすい感じ!)


難しいのは、雇用統計の先にFOMCが控えていることで、

それを見てみないとどう出るのか分からないこと。

まだか?という雰囲気になると、ドルが売られる可能性もあります。


とにかくマーケットが複雑になってきています。

ドイツ利回りが下がったからアメリカも下がったと言われていますが、

ドイツの金利が上がっているきのうは違う動きに。

また、ユーロ/ポンドだけではなくユーロ/カナダ、ユーロ/豪ドルなど

色々なクロスで複雑なポジションの巻き戻しが入って来ています。



■注目ポイント

きょうのECB、あすの雇用統計!







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