本日のキャスターは叶内文子さん [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.02/06 番組スタッフ 記事URL
本日は体調不良の櫻井彩子さんに代わりまして、叶内文子さんに番組の進行を
お願いしました。

為替にとってはめまぐるしい一週間。

株、債券、さらに長期金利も上昇。

一時的なのか、それとも恒久的なのかが注目されます。

世界中の金融緩和はこのまま続くのか、オンデマンドでも是非、お聞き下さい。




利下げ競争で相対的に日本が高くみえる!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.01/29 櫻井彩子 記事URL


22日にECBが量的緩和を発表。
前日に月額500億ユーロという数字が出ていましたが、
少し上ぶれの月額600億ユーロに。
(国債購入が500億ユーロと考えると、予想とほぼ同じ。)
比率はドイツが1/4以上ということですが、ここもほぼ想定内。
期限は2016年9月末までですが、
2%の物価目標が見通せるまでは継続ということは
つまり無制限と言っているようなもので、
今回の量的緩和ではこのインパクトが大きかったようです。
買い入れの20%がECBの責任というのは、
全部ECBにしてしまうと信任問題も出てくるので、妥当。
金利据え置きも予想通り。


全体で1兆ユーロ以上になる規模ですので、
ECBの覚悟を示した結果となりました。


この量的緩和は事前に織り込まれていましたが、売られました。
先へ先へと織り込み過ぎたため「事実に買い戻す」がなく
そのまま売りが出たという感じ。
あとは、スイスの時にユーロがかなり売られた際に
それまでのショート分を相殺したこともありそうです。


その後25日にギリシャの選挙。
野党の急進左派連合が大勝利をおさめたということで
東京市場ではユーロ売りでしたが、
欧米市場では材料出尽くしでやっと買い戻しへ。
選挙結果は出ましたが緊縮などギリシャは長期戦になりそうなので、
関心はユーロからドルへ向かいます。


そして27-28日はFOMC声明発表。
前回「あと2回の会合では利上げしない」と発言していたので
それほど注目されていなかったのですが、
全体的にかなりタカ派寄りの結果となりました。


・「相当な期間」は削除し、「忍耐強く(patient)」残す。
・景気は「しっかり」と明言。
・雇用が「しっかり」から「力強い」へ。(やっと言ったという感じ!)


「インフレ率」に関しては原油安で注目されていました。
原油安で物価が下がった。インフレ率は短期的にはさらに低下する、
ということで短期的なインフレ率の低下の原因を
すべて原油にしたことが注目すべきポイントです。
本来であれば、原油安だけでなく「ドル高」でデフレが進んだ可能性もあるのに
一切触れなかった=ドル高容認、のようにも取ることができます。


実はECBの開催時に、ルー財務長官がドル高容認発言をしています。
アメリカ経済の強さが結果としてドル高であるのなら、
世界にもアメリカにとっても望ましい、という旨を述べており、
ドル高容認=ユーロ安容認の姿勢が見られました。


現状はアメリカ一人勝ちで、
足を引っ張られるのは欧州経済、中国、日本など他国。
今回は久々に国際情勢にも言及していることから、
頑張って欲しい、頑張るなら手伝う
という意味でのドル高容認ではないかと考えられます。


しかし、単純にドル高で円安とはなっていません。
・ドルはゼロ金利解除でドル高。
・一方ユーロはこれから量的緩和がスタートしユーロ安。
・デンマークやシンガポールなど続々利下げ発表など利下げ競争に。
・日銀は据え置き。
このように見ていくと、他通貨が下げてくると
相対的に円の金利が高く見えてきます。
するとクロス円の売りに繋がり、円高に。
さらにNY株価が下がるとリスクオフの円買い。
ということで、円高材料が強まりそうです。


日米金利差を見てもドル円の上値が重くなりそう。
円高・ドル高のなかで狭い範囲に入ってくるか、
あるいはドル円がもう一段下がる可能性も出てきます。


アメリカが利上げをした時点で解消されるかというと、
そもそも利上げはずれ込む可能性も残っているうえに、
利上げをしなくてもドルが売られることはなくなる
というような状況にもなりかねないということで
まだまだなんとも言えないようです。


最近の相場は先を読みすぎて
荒っぽい動きになることが多いので注意が必要です。
ここからは他の金利がどこまで下がるか、
そして来週のアメリカ雇用統計が注目です。

今晩のECBに大注目。量的緩和はどのようなものに!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.01/22 櫻井彩子 記事URL


先週の放送後、スイス中銀が1.2というユーロスイスの上限を撤廃。
予兆もなくいきなりだったのでかなりのサプライズでした。
対ドルでは1.22から0.81近くまで急落しているので
相当数売り切れていないと考えられます。

ECBが量的緩和をすることがほぼ確定だろうという状況で
1.2を支えきれないことが分かってしまいギブアップ。
徹底介入を宣言後、3年以上続いていたので
マーケットは「絶対ここは抜けない」と信じていたため
突然ハシゴを外され大慌てに。

適正値がわからないというところまで動きましたが、
恐らくインターバンクでは凄い数値が付いているのでは・・・。
売り手がいないので、スイス円も上昇。
たとえばドル円でいうと122円から81円まで
一瞬で下がったようなものなので、いかに大変か分かります。

スイスは安全通貨&マイナス金利だったため
他通貨とのヘッジや、金利差を取るために
かなり大きいポジションを持っていたところもあり、
一部海外FX事業者が倒産というニュースにもなりました。

仏大統領が国債購入の話をしたり、
メディアではECBの金融緩和で毎月500億、
年間6,000億ユーロまで国債購入という数字予想がリーク。
さらにデンマークが利下げ、カナダも利下げとサプライズが続く中
日銀はやらず、外貨準備の釣果預金についても利息を下げないという状況。

このような状況になると、
日本は特別金利が低いという要素も薄れ、円安要因がなくなってきます。
さらに、安全通貨と思われていたスイスから円に流れてくる可能性も。
スイス中銀の外貨準備の含み損は莫大。
安全通貨ではなくむしろリスクの高い通貨ということになってしまうと
何か問題が起こって安全通貨を探し始めたときに、円に集まる可能性が高くなります。
これまで長期的な予想として円安トレンドと言われていたところが、
金利差が縮小してしまうので円買い&安全通貨としての円の重要性が増して円買いに。

アメリカがゼロ金利解除に向かうのでドルは強いまま。
おとといの仏大統領の発言後、ユーロは買い戻されました。
普通だとECBの発表後に「噂で売って事実で買う」の流れになるところですが、
すでにショートカバー入ってきたことになります。
ユーロスイスの売りがユーロのショートを埋めてきてしまったため、
ショートのポジションは減少しています。
また、ユーロスイスのしこりがたまり、
持っていながら売るに売れない、少しでも上がったらすぐに売る、
という流れもありユーロの上値は重くなりそう。


これらのことから、今日のECBで具体的なことが出たとしても
ショートカバーは入りにくくなっていると考えられます。
ただ、金額の目安がついているので、
一体誰が買うのか?ECBが買うのか?どういう国の国債を買うのか?
ギリシャを外すのか?・・・などの内容が注目されます。


たとえばもしECBがギリシャを買ったら、
もはや不良債権のようなものなので、ECB信用が下がる→→→ユーロ売り。

しかしECBがギリシャを外すとなると、
EUの結束力が弱まったと見て信用が下がる→→→ユーロ売り。

どちらにしろユーロを買っていく材料が乏しいと考えられます。

さらに各国の中央銀行が買うことになっても、
ドイツに妥協した=ECBの信用下がる→→→ユーロ売り。

まさかの具体例が見えてこないという可能性もなくもありませんが
可能性は低く、なんらかの具体策は出してくるとみられています。
やり始めるのはおそらく3月?
司法裁判所が法的に認めることを見てからとも。

いずれにせよ、やるということを見せれば、マーケットは納得するのでは。


これだけ動いた今後が気になりますが・・・。
昨年末から非常にボラタイルな動きが続くなか
今回のスイスがとどめを刺したような感じで活性化しています。
活性化されて、これで落ち着く可能性も!
きょうのECBが終わり、ギリシャの選挙が終われば
ビッグイベントは終わったということで落ち着くのでは。
NYなど株価の動きは荒っぽいもののしっかりしていることからも、
まともな相場がもしかしたら戻ってくるかもしれません。


いずれにせよ今晩のECBと25日のギリシャ選挙に注目です。

原油価格の底が見えるまでは・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.01/15 櫻井彩子 記事URL


先週金曜日発表の雇用統計、24万人という予想を上回って25.2万人。
失業率は5.6%と大変良い結果だったのですが、
発表前にドルが下がり、上がったあとは、そのままダラダラと下がり続けました。
様々な要因が考えられますが、やはり不安心理に大きく影響しているのは
原油価格が下げ止まらないこと。
ゴールドマンサックスが原油価格は30ドル後半まで下がるだろうと発表し、
株価も上下に乱高下しました。
13日には一度130ドルぐらい上げてから280ドル下げ、
結局終値は27ドルのマイナス。高値から400ドル以上下がりました。
ドル円も120円近辺から116.07円と4円近く下げ、
きょうは2円近く上がってきているなど、
株価も為替もともにロング・ショートどちらも損切りが出る振られ方です。


株価からみると為替が・・・為替からみると株価が・・・
という分析がされやすいのですが、
円に関していうと株からの動き。
株が乱高下で不安定になればリスク回避からの円買いが強まります。


アメリカの長期金利が下がっていますが、ドイツ債なども下がっているため
相対的に見るとアメリカの金利が高く、また下がる・・・というループ。
金利が下がるとドル売りが出てきますので、
ドル売りと円売りが相まってドル円が上下に振らされてしまう結果に。


これらの動きが落ち着くのには、原油価格の底が見えることが一番。
しかしまだ下げ止まり感がありません。
原油が下げたことで銅とアルミが急落し、関連企業株が売られました。
また、シェールガスの開発企業が倒産に追い込まれたことなども
不安感を助長し、アメリカの株価が不安定な動きになっています。


もちろん、消費国は原油安のメリットが大きく
中長期でみたらGDPを押し上げる要因にもなりますので
一概に悪いことばかりではないはずです。
しかし、デメリットばかり見ているというのが現状ですから、
それだけセンチメントは不安に振れているようです。


実は2000年代以前は原油価格20ドル30ドルは当たり前だったのですが
バブルになってきて、2007年までには140数ドルまで上昇。
リーマンショックで下がったものの、80ドル90ドルあたりでした。
昨今が高いレベルではあるとも言えるのですが、
マーケットはその価格に慣れるうえ、
原油は上昇するという投資を行っていたわけですから、そこが売りに転じ、
さらに損失を補填するために他の利益が載っているものも売ってきたというのが
昨年末の動きでした。


価格のレベルというよりも、どこが底なのかを見極めたいという心理。
そこが見えればむしろ買いたいところ。
中長期では買いたいものの、目先ではなにが起こるかわからないので
不安で様子見というところでしょうか。


さて、ユーロ関連ではECBの国債購入を後押しするニュースが出ました。
EUの司法裁判所がOMTという国債購入策が適法であると判断。
22日は今回の結果を踏まえて
ギリシャも含めた国債を買うという話になるのではと予想されます。
ただ、気になるのが25日のギリシャ選挙なのですが、
EU各国はギリシャ支援表明、脱退を許さないという
動きになっていますのでこのまま行けそうと考えられています。


ユーロの水準はこれらを既に織り込んで下げているので
実際に国債購入やギリシャ問題などの結果が出ても
ここからもう一段下がるかどうかは微妙なところです。
一旦は買い戻しが入る動きもありそうですが、
アメリカとの金利差を考えればユーロドルも再び下落、
円安ドル高が動いてくることになりそうです。
しかしそれまでは不安が大きいので持ってられないような状況だそう。


よく動いているのが豪ドル。
今朝雇用統計が良く、失業率も6.3%から6.1%に下がっています。
しかし石炭産出国のデメリットとして、
石油が下がると石炭も鉄鉱石も下がることがあげられます。
資源価格の下落は悪材料ではありますが、
ここにきて価格が下げ止まっていることや、
0.8ドルが強いサポートラインとなっていること、
さらに日本との経済連携協定EPAもきょうから発効であることなど
豪ドルが下げ止まる要因も出てきました。

2015年の中心はドル!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.01/08 櫻井彩子 記事URL


2日からスタートした2015年のマーケット。
日本はお休みで薄商いの中ずいぶん動いたようですが
徐々に落ち着きを見せ始めているので
そろそろ次の方向を見極める時期になりそうです。

昨年から引き続き注目されているのが原油価格。
サウジが改めて減産しないと発言、
50ドルを割り、47ドル台をつけました。
アメリカの株価も急落したのですが
昨日やっと下げ止まって上昇に転じました。
ドル円もポジションがだいぶこなれてきました。
"こなれる"とは、ロングもショートも投げたりすくったりして
方向感を失い、落ち着いてきているというイメージ。
やっと昨日あたりから正常な動きになってきています。


ギリシャ選挙も引き続きの注目材料です。
1/25に解散総選挙が行われることになりましたが、
EUからの離脱という話も出ています。
これを受けユーロが売られ、リスクで株価も売られています。


ギリシャ問題や原油に関しては、見方を変えればプラス要因にも。
非産油国にしてみれば、原油価格が下がればプラス。
一時的に物価は下がりますが、その分消費が他に向かいます。
7日のFOMC議事録でも
原油価格が下がったり、急速なドル高が
一時的な物価の押し下げになっても、最終的には物価は上昇。
正常な金融政策に粛々と向かっていくという内容が記されていました。


もちろんマイナス面もあります。
アメリカではシェールガス輸出に関するシナリオが狂い始めています。
アメリカでのシェールガスのコストは約65ドル/バレル。
原油価格に対してコストが高すぎますが、
採掘に際して多額の借金をしているので掘らざるを得ない状況です。
それに対して世界のコストは約50ドルくらいだそう。
ただ、アメリカの世界シェアは4-5%とそれほど大きくないので、
いまのところ影響もそこまでではないと考えられています。


また、実質的なコスト以上に駆け引きの要素が強まってきています。
石油大手の投資基準の下限は40ドル。
対する中東の下限は30ドルと言われていますので、
(20ドルまで減産しないと明言した)サウジなどは
まだまだ減産しないでいられるわけです。
こうなるとロシアや新興国などの資源国はかなりきつい状況に。
オイルマネーはあらゆるところに投資として向かっていますが、
縮小すると新興国の資金が流出して結局アメリカに戻ることになります。
アメリカの長期金利が2%割れていることも考えると、
結局ドルが強いということで、2015年もドルの年となりそうです。


アメリカの好調もこの状況を後押ししています。
水曜日に発表されたADP雇用統計は24.1万人と
予想の22.5万人を上回りました。
続く新規失業保険申請件数、雇用統計も良いだろうと見られています。
FOMC議事録でも労働環境は10月から非常に改善されているとあり、
このままいけば6月にはゼロ金利解除という流れになりそう。
インフレ率もドル高も現水準で問題ないというのも、
暗にドル高を容認しているとも取れそうです。


2015年も引き続き
ドル高、ユーロ安、円安は変わらないということになりそうです。


ギリシャ問題も、ユーロの結束が緩むという懸念の一方、
悪いところを落として良いところだけ入れればOKという考えも。
ドイツとしてはギリシャ脱退も問題無しとの発言もありましたが、
選挙で野党が勝ったとしても、努力は見せるとのことで
むしろプラス材料にもなり得ます。
いずれにせよイベントリスクが終わったところで一旦ユーロが戻せば
一度ドル安という動きがあるかもしれません。


ロシア、中国、イスラムなどは
問題となる動きが強まっているようにも感じます。
もしマーケットに何かあるとすれば、
この辺りの動きがリスクとなりそうです。
準じて株価が下がってくると、
リスク回避で円が買われるなどの動きにつながります。
ただ、かなりガス抜きをしながらここまで来ているため
大きな何かが起こっても、限定的ではないかとのこと。
水準的には117円〜121円。


中心はドル、次がユーロです。
2015年は円安材料は少し弱そう。
追加緩和の可能性もかなり低いのでは。
アメリカの利上げで急激に株が下がるなどあれば
可能性も無きにしも非ずですが、あえて行うことはなさそう。
追加緩和期待が先行するとドル円の下落リスクが高まるので
粛々と見ていく感じになりそうです。


ユーロの金融緩和は皆が「やる」と思っており、出尽くし感が。
直近のイベントとして、
1/25のギリシャ解散総選挙、ECBの金融緩和などが定まるまでは
短期取引中心で、方向性が見えてきたところで
仕込むという感じで臨むのが良さそうです。


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円安のヘッジに円建ての金が注目。。。と
番組でもお伝えする機会が増えていますが、
(実際に、円建ての金は現在上昇中)
おそらく、これから来るであろうインフレヘッジとして
ますます注目が高まると思われます。
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2014年の振返りと2015年の方向性 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.12/25 櫻井彩子 記事URL


今日は今年最後の木曜日ということで今年一年を振り返りました。


1月2日に2013年からの円安のピーク105円台をつけ、
そこから100円まで約5円程大きく下げました。


(ちなみに現在も年末から年初(2013-2014)と
  同じような動きを見せているので、
  2015年明けも同じようにいくとすれば
  たとえば124円まで行ってしまってストンと
  落ちる可能性もあります。)

ところがその後、凪相場が夏まで続きます。
101-103円くらいのレンジでの膠着状態。


8月に入って動きを見せますが、ひとつのきっかけはウクライナ危機。
さらに8月20日のFOMCでアメリカがゼロ金利解除に動き出すという
早期利上げ観測が出始めると、ドル高が始まります。


その後もエボラ出血熱など色々ありましたが、
10月末の最大のサプライズ、日銀による追加の金融緩和で
円安に振れるとどんどん円安ドル高が進みました。


今年前半全く動かなかったことで
かなりエネルギーが溜まっていた反動が出て、
121.85円まで上昇。戻りで115円の底を見て
120円台で現在に至るという感じです。


2014年の大きなテーマは「金融政策のギャップ」。
ECBが利下げで日本も金融緩和。
反対にアメリカはゼロ金利解除に向けて量的緩和を終了。


そしてこれは2015年も引き続き大きなテーマになりますので
金融相場は続くと見て良さそう。


アメリカは年初マイナスだったGDPが7-9月期の確定値で5%へ。
特に今回原油価格が下落したのは10月からで、
ガソリン価格が下がっている分
消費に向かうお金が増えるうえに
年末商戦も良いという話が出ています。
従って、10-12月期のGDPも良い可能性大
そうなると6月頃と予測されている利上げ時期が
もう少し早まる可能性も出てきます。


この流れで、来年の1-3月というのはかなりドル高期待が高まりそうです。
水準的には124-125円あたり?


同時にユーロが波乱含み。


ギリシャの大統領選挙は2回目でも決まらず3回目に。
ここで決まらないと、政治空白が続いて
融資が受けられなくなる危険があります。
するとギリシャ債が売られて再びのギリシャ危機も。
そして1月は追加緩和の可能性もあり、
ユーロ売りでさらにドルが買われる流れに。


日本の追加緩和については、本日の黒田日銀総裁の会見などからも
早急に行われることはなさそう。
アメリカが利上げをした際に調整で株価を大きく下げた場合、
その辺りで考えるのでは?という感じです。


為替は相対的なものなので、
消費も雇用も良いアメリカが全体をリードする形に。
リーマンショックでアメリカがボロボロの際には
BRICSがマーケットを牽引しましたが、
現在はロシア中国の景気減速懸念が浮上。
とくにロシアは2015年のリスクと考えても良さそう。
原油がさらに下がるようなことがあれば
アメリカもシェールガス開発頓挫のリスクがあります。


いずれにせよ大テーマは変わらないので、2015年も基本は
「ドル高、円安、ユーロ安」と考えて良さそうです。


なお、日本はお正月にゆっくり休む文化ですが、
海外勢はクリスマス休暇を終えて来週から早速新年度始動となります。
日本勢が休みの商いが薄いときに円を狙ってくる傾向がありますので、
為替の投資家さんはお正月の分も今のうちに休んで、
海外が動くときに一緒に動いた方が良さそうです!


それでは、みなさま良いお年を。
来年またよろしくお願いします!!!!

12月で調整は一段落しそう!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.12/18 櫻井彩子 記事URL



岡安さんはかなりの寝不足のご様子ですが・・・それも無理ありません。
先週までは"スケートリンク"と言っていたスピード感。
今週はもう"ジェットコースター"と言うほどにめまぐるしく動きました。
ドル円は売られたのにフェイントをかけてすぐに上昇しているので
ロングもショートもかなりしんどい展開に。


FOMCの声明文では「相当な期間」と「忍耐強く」のふたつが入りました。
株式市場は「相当な期間」に反応。
緩和政策が続くことは、株式市場ではプラス。
ロシア危機をもプラス視する強気の相場。
一方、債権市場は「忍耐強く」に反応。

長期債利回りが上昇し、金利が上がったのでドルが上がりました。

つまり株式市場は緩和政策を、債権市場は利上げを取る結果となり
合わせ技とも言えるイエレン議長の思惑通りに動いたと言えそうです。


ここまで株も下がってドル円も下がっていたというのは
年末の薄商いの中でヘッジファンドなどの手仕舞いなど、調整だったと考えて良さそう。


ロシアは政策金利を6.5%上げて17%とするなど
これまで見たことのないような上げ幅です。
それでもルーブルが下がったので、ロシアにとっては相当なダメージ。
しかし相場は今ところアメリカの金融政策にとっては影響がないと結論づけています。
イエレン議長も、長期化しないとの見方をしている様子。
ロシアから資源国に広がっていくとかつてのアジア通貨危機が連想されますが、
97、98年のようにはならないのではというのが多くの見方。
ただ、シェールガスの採算コストと言われる40〜50ドルまで原油が下がった場合は要注意です。


120円超えも特に過熱感はなかったので、長期的にはドル円は上昇方向。
ユーロの買い材料がないのに上がったのは、ドル安が原因でしたが、
米国債権も買われて金利も下がったのでドルが買われてきたので
不安定な状況は是正されるのではと予想されます。


ただ、欧米はクリスマスで小休止に入り、さらに薄商いに。
薄商いの時に変なニュースが出ると、勢い良く動きやすいので注意です。
また、今回はフェイントがかかるので、少し傷が癒えるまでは時間がかかりそうです。


最後に豪ドル。
下落が顕著な豪ドルはちょうど0.81まで来ているのですが、
1月にRBA議長が「0.8が適正レベル」と発言しており、
そういう意味では良いところまできているので
豪ドル円を少し買ってみるのも良いのかも?


いずれにせよあまりポジションを偏らせないで
上下の動きに気をつけて臨んだ方が良さそうです。


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今回、販売するインゴットは100gと10g。
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「マーケット・トレンド」からは3人のキャスターが登場、
山本郁さん、大橋ひろこさん、そして私、櫻井彩子の3人それぞれのデザインのカードがあります。
円安のヘッジに円建ての金が注目。。。と番組でもお伝えする機会が増えていますが、
(実際に、円建ての金は現在上昇中)
おそらく、これから来るであろうインフレヘッジとしてますます注目が高まると思われます。
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12月の特殊要因も重なって・・・ [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.12/11 櫻井彩子 記事URL



















スピードが速く振れ幅が大きい相場に渋い表情の岡安さん(笑)!


先週末のアメリカ雇用統計は32.1万人と大変良い結果になり、
ドル円は121.85まで上昇。125円も見えるか・・・!?
というところでストンと117円台まで下がりました。


中国の景気懸念とも言われていますが
12月の特殊要因もありそうです。


オバマ大統領が日欧景気後退が
アメリカの景気リスクと発言していたそばから上海株が急落。
8日に貿易収支が発表され、予想を上回わったのですが
内容を見ると輸出の伸び率が大幅に縮小。
輸入はさらに悪く前年同月比-6.8%という結果でした。
輸入の減少=国内景気が悪いということで上海株の下落に。
次いでNY時間にアメリカ長期金利が下がり、日経先物も下落。
この辺りから動きがおかしくなってきました。


ここまで、随所にガス抜きがあったドル円は
大幅下落がないと思われていたのですが、
3日間で121.85から117.45まで4円以上の下げとなりました。


12月はヘッジファンドが決算でボジションを閉じるシーズン。
原油価格の急落で損失を出したHFの閉鎖が出てきており、
その際に他のポートフォリオも売りに出した動きがみられます。


NYダウを押し上げたのは、
石油関係の株が急落したためとも言われますが、
逆に原油安で上がった株もあることを考えると、
それが直接的な原因ではなさそう。
もちろん原油安は最終的に
シェールガスの輸出にマイナスではありますが、
今現在のことではないので、それで下がるのも違いそう。
従って、12月の季節要因でのポジション調整と考えられます。


アメリカの長期金利下落=ドル売り。
株価下落=リスク回避の円買い、米債買い。
上記の円高とドル安が同時に来たという感じです。


ギリシャの大統領選挙前倒しもリスク。
財政緊縮に反対する野党が台頭=リスク拡大=ユーロ売り
・・・のはずですが、ユーロが上がっています。
これを材料視していないということは、
やはり何かのまとまった売りによる受給で動いていると考えて良さそう。


ECBの追加緩和が来年になりそうですが、
これもユーロ売りにはつながらず、
イタリアの格付けが引き下げられても影響がありません。
従って、いま市場のセンチメントは
NYや日経の株価や中国の動きに向いていると考えられます。


ただ、特殊要因とはずっと続くわけではないので、
売り切れば元に戻るはずです。
きょうのNYダウがそこまで崩れなければそろそろ終わりに近い可能性も。
来週はFOMCが開催されます。
「相当な期間」という文言が削除され
「patient(ペイシェント:忍耐/辛抱強い)」、つまり
利上げまでにいろいろ我慢しなくてはいけないという
文言が入る可能性があると言われています。


FOMCで利上げが目に見えてくるのであれば、
ドル高にがらっと変わる可能性も。
(今回の急落で特に日本勢は買い下がっているので、
 上がる時は売られる動きも見られそうです。)


そしてFOMCのあとはクリスマス休暇。
ポジションをほとんど閉めてくるので山場は来週で終わり。
日本勢が正月休みの頃から新たなポジション作りが入ってきます。


そう考えると年末にポジションを持ち越すのは怖いところですが、
大きな流れとしては
「アメリカはゼロ金利解除、日・欧は金融緩和」
ということで状況は全く変わっていません。
状況が落ち着いてくればドル円の買い戻しが出てきて
長期的にはドル円上昇に。


短期的には振れ幅が大き目で動くのでこの点は注意です。
円安になればなるほど振れ幅は大きくなります。
75円の10%といえば、7.5円しか動かないのですが、
120円の10%といえば、12円動きます。
まだ市場はこの感じになれていないのですが、
今後はもっと振れ幅が大きくなると考えたほうが良さそうです。


崩れた時は一旦ポジションを縮小・ニュートラルにしていたほうが良く、
入るときもいつも以上に慎重に!



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ここでラジオNIKKEIからお知らせです!


ラジオNIKKEIでは、開局60周年を記念し、
純金のインゴットが付いた特製カードを限定にて販売しています。


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山本郁さん、大橋ひろこさん、
そして私、櫻井彩子の3人それぞれのデザインのカードがあります。
円安のヘッジに円建ての金が注目。。。と
番組でもお伝えする機会が増えていますが、
(実際に、円建ての金は現在上昇中)
おそらく、これから来るであろうインフレヘッジとして
ますます注目が高まると思われます。
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ドル高で120円目前 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.12/04 櫻井彩子 記事URL


ドル円は120円目前の119円97銭まで行きました。
少し前までは「来年の高値くらい」と言われていた数字です。
120円は大台。ここはみんなが気にするところなので、
前回の大台110円を抜けた時と同じく、
抜けても一度すとんと落ちるような調整を見せる可能性もありそうです。


いまのこの動きはドル高全面高。
ベージュブックも良く、ISMの景況指数は予想を上回りました。
ADP雇用統計は予想を下回ったものの20.8万人と20万人越え。
明日の雇用統計も含め期待感があります。
前回は予想を下回ったもののドル買われたので同じような動きが予想されます。
景気(とくに雇用)の良さがドル高を後押し。


さらに、先週木曜日OPEC総会で原油の減産をしないことが決定。
かなり織り込んでいたのですが、原油が一層下がりました。
原油安=ドル高
(アメリカは最大の原油輸入国で、原油が下がると
 アメリカにはかなりプラスということでドル高に)
ということからも、やはりドル高要因に。


なお先週のブラックフライデーでは
4日間トータルで前年比マイナス11%と
落ち込んでいるという見方もできるのですが、
今回はいつもより長期ディスカウントをやっているところが多く、
4日間だけではわからないようです。
サイバーマンデーもディスカウントし過ぎていて数字が出なかった様子。


要人発言では、フィーッシャーFRB副議長が
「原油安はアメリカ成長にとって非常に良いこと」
「日本の最近の政策行動は適切」
「FOMCでの"相当な期間"を削除する時期が近づいている」
などに言及しています。
・原油安を良いと言っている=ドル高容認
・日本の政策行動OK=円安容認
日欧の景気が悪くなることはアメリカ経済にとってリスクなので、
いまは円安、ユーロ安を容認しています。


ということで、このような一連の流れがドル高を支えており、
120円に近づいていると考えられそうです。

「政策行動は適切」と言われた日本ですが、
ムーディーズでは格下げ。唐突に出てきたニュースです。
直後は素直に日本売りになり、一気に円が売られてドルが上昇、
ドル円は119円に行きましたがその後ストンと下がりました。


一般的には
「日本の国債の格付けが下がる=国債が売られる=金利が上がる=円買い=株価にマイナス」

・・・ですが、追加緩和で日銀が年間80兆円規模で国債を買ううえに、
国内で90%以上保有しているので、あまり影響はなさそうです。
ちょうど3年前の2011年8月に
S&Pが日本の格付け引き下げましたが、この時もほぼ影響がなかったので、
今回も同じと見て問題なさそうです。
そもそも最近では格付け会社の信用も落ちているようです。
いずれにせよ、結果的には
買っていた人は慌てて投げたので、丁度良い調整になったという感じです。


スイスの金保有関連の国民投票の結果は否決され、
ユーロスイスが買われました。
介入するとアセットが膨らんでしまいますが、
その20%を金にしないといけないとなると
介入自体がしにくくなります。
すると1.2を割り込んでも介入できないということで
やはり予想通り否決となりました。
頭は重い感じ。ユーロが売られています。


本日はECB。
国債や社債を追加緩和の中に入れようという話ですが、今回はなさそう。
欧州の司法裁判所が来年1月の半ばに判断するという
リスボン条約の問題があります。
これは欧州連合の基本条約を修正する条約で、
国債をECBが直接買うと財政ファイナンスになってしまうので
それが良いのか悪いのかという解釈の仕方を変えるために判断されます。
従って、これを待ってからECBが追加緩和をするのではと言われています。
今回追加緩和の言及がないとなると、一旦ユーロが買われる可能性も。
ただ、最終的にはやらざると得ないので、ユーロの上値は重いのではということです。

本日のECB、明日の米雇用統計に注目です!

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(実際に、円建ての金は現在上昇中)
おそらく、これから来るであろうインフレヘッジとしてますます注目が高まると思われます。
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薄商いでだまされないこと! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2014.11/27 櫻井彩子 記事URL


アメリカは感謝祭でお休み。
翌日はブラック・フライデーとなります。
ブラックと聞くと悪そうですが、黒字という意味!
この日からクリスマス・セールが始まり
小売が黒字を出すことからブラック・フライデーと呼ばれます。


日本でいうと、お正月に相当するので
ポジションを手仕舞いしてお休みに入る人が多く、
米国市場はお休みモードになります。


直近の米経済指標が予想を下回る悪い数字が出ています。
GDP改定値は3.9と良い数字で、
GDPの60%くらいは消費なので、消費が良いのかと思うと、
そうでもなく消費者信頼感指数が予想を下回る88.7に。
個人消費支出も予想通りではあるのですが
政府目標には未達ということで
ブラック・フライデーの消費活動がどうなるのかが
今後の指標になるので注目しておいたほうが良さそうです。


ドル円はスピード違反。
追加緩和をしてから4週間で10円の上昇。やはり少し早すぎます。
ユーロは調整。売られ過ぎた分の買い戻し入っています。
円、ポンド、カナダ、豪ドルといろいろなクロスで読みにくい状況に。
スイスが30日に金の保有20%義務付けの是非を問う選挙で
ユーロスイスが売られましたが、
否決されそうだということで若干買い戻しが入っています。


ECBは追加利下げの話、
日本はさらなる追加緩和の用意、
中国は政策金利を下げる・・・という動きのなか
アメリカだけが利上げ方向ということで
ドルがしっかりしてしまうのは必然です。


感謝祭を挟んで薄商いになるいまの時期は
少し動いただけで大きく反応しやすく、
実は「だまし」の動きが多いそうです。
大きな動きは変わらないのですが、
たとえばユーロが買われてドル円が下がると、ドル円は頭を打ったのでは?
・・・と思いがちですが、非常に薄い商いの中で反応しすぎただけ。
だまされないように冷静に見る必要がありそうです。


さてここにきて要人発言が増えてきています。
黒田日銀総裁が円安が早すぎると発言していなかったら
120円行っていた可能性も。


コンスタンシオECB副総裁は「各国の経済規模に応じて国債購入を検討」
ということで、ドイツに大きな負担を求めている可能性があります。
これに対しバイトマン独連銀総裁は「法律的にハードルが高い」と牽制。
このようなやりとりがあるということは、
話し合いが煮詰まってきているということ。
ECBの3か月ごとの見直しが12月なので、そろそろスタートか?次回か?
というところですので、ユーロが底を打ったと考えるのは時期尚早。


また、よく動いているのが豪ドルで、瞬間0.85を抜けました。
参加者が少ないなかでオプションのトリガーがあると言われていたところを
短期筋が狙った感じです。現在戻ってきていますが
ロウ副総裁「豪ドル下落の可能性」など
こちらも発言が増えてきています。


豪ドルは商品価格が下落しているので、苦しい状況。
上述のようにいまは投機筋が狙いやすい時期で、
0.85をクリアに抜けてくると失望売りが出るので、
来週まで様子を見てみたほうが良さそうです。


「だまし」か否かを見極めるのは
感謝祭を終えてマーケットに人が戻ってくる時。
ユーロ豪ドルが買われているなか、そのユーロが下げ始めた時は
豪ドルが買われるので要注意です。


アメリカは長期金利が低く、ドルの上昇が抑えられています。
アメリカの経済は世界に突出して良いため
長期債が他の南欧などに比べるともっと低くても良いのに、
他が低くなっているので、よく見えてみんなが米債を買う流れに。
円に関してはドル上昇しているが、どちらかというと円安で、
ユーロではドル安。まだ抑えられています。


麻生氏や黒田氏の発言で早すぎる円安を抑えようとしましたが、
こういうときはポジション低くしたほうが吉。
様子を見ながら、下がったところを
少し増やしていくというスタンスが良さそうです。



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