米連休明けの月曜日に注意! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.07/02 櫻井彩子 記事URL


今週も先週に引き続きギリシャに振り回され、
週明けからユーロ円で5円近く下落して始まりました。


結局6月末の返済を延滞したものの
あまり動きませんでした。
国債ではなかったのでデフォルトではない
と言っていますが、事実上はデフォルトのようなもの。


ユーロ圏財務相会合でも
もう諦めたという感じ。マーケットも辟易。
延期はせず75億ユーロの支援は
一旦打ち切りです。
ギリシャのユーロ離脱自体も
ある程度織り込み始めています。


5日に国民投票が予定されており、
メルケル独首相もそれまでは交渉しない等の発言。
もはや今日明日の市場の関心は
アメリカに移りつつあります。


5日の結果予想ですが、
事前アンケートでは「イエス」が上回っているので
今のままでいけば緊縮財政を受け入れる流れに。
チプロス政権も解散、内閣も改造となると
もう一度交渉に入り、
ユーロ離脱の可能性は低くなるためプラス。


もし「ノー」だったら
とりあえず月曜日のマーケットはドスンと
マイナスになる可能性があります。

ただ、月曜日に一度下げていることを考えると
どちらかというと
ユーロが買われる可能性の方が高いようです。


デフォルトになっても
経済には大きな影響はないとして
ドイツ産業界などでは「ギリシャはいらない」
という雰囲気もできつつあります。


それよりもギリシャ問題から波及する
南欧諸国の影響が一番怖いとされています。
ただ、今週のスペインやイタリアの債権は
それほどパニックになっておらず、
落ち着いているように見えることから、
もはや「ギリシャは別問題」というくらいに
切り離して見ているのかもしれません。
万が一ユーロ離脱が現実となっても、
逆に「悪材料出尽くし」となる可能性もあります。


アメリカですが、今週の経済指標は良好。
ADPも予想を上回っており、
雇用統計でもし20万人割り込んでも流れは変わらなさそう。
センチメントが楽観的に傾いているため
いい数字に反応しやすくなります。

アメリカは明日金曜日が独立記念日で休場のため
本日発表となります。


※ブログ作成時には発表済
 ・結果 22.3万人
 ・予想 23.3万人
 ・前回 25.4万人
  (前回発表28.0万人から修正)


休みを見込んですでにポジションは縮小しており、

上から下に行ったとしても元に戻ってくるはず。


連休明けの月曜日に動きがあると考えられますが、
先週はユーロドルが下がってドル円も下がったので
ユーロが加速度的に下落。
今度は逆に上に行く可能性もあります。
そこで一旦ユーロの問題は終わるかもしれません。


週明けシドニー、東京から始まる際は
薄い商いなので気をつけた方が良さそう。
ポジション少なく迎えたいところです。


ドル円レンジは抜けない可能性が。
ギリシャデフォルト懸念で
122円を割り込んだものの、ほぼ滞空時間がなく、
122円の底堅さを確認しました。


日銀短観では日本の景気も良さそう。
日銀の追加緩和の可能性は後退し、
円安材料は当分出にくい状況なので
ドル円の上値も限られます。


今後ドル中心となるのであれば
長期金利は上昇して、ドル高へ。
上値125円のところはいずれ抜けていきそうです。

今回の結果で9月利上げもさらに意識。
プエルトリコのデフォルト等も若干影響されるのか
一応見ておいた方が良さそう。


ポンドは
昨日発表された製造業PMIが予想を下回り下落。
今日建設業PMI予想を上回って上昇。
ポンドはユーロポンドのクロスが入ってよく動いています。
アメリカの後はイギリスの利上げが期待されています。
アメリカが良くなると他の国も良くなってくるとみて、
いずれECBや日本も米英に続き利下げ競争が終わっていくはず。


ポンドは対ドルで見るとダブルボトムで上昇。
上値を一度抜いて押し戻されていることから
基本的には強いと見られます。
昨日の下げは買い場になったという感じで、
今後も指標次第ではさらに強さを見せそうです。

マーケットはギリシャに辟易!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.06/25 櫻井彩子 記事URL


ギリシャに振らされている為替相場。
22日に一旦合意に向かっているということで
ユーロ上昇が予想されたのですが、逆に売られました。
その後結局昨務省会合で新提案が受け入れられなさそう
となると、ユーロ下落が予想されたものの、買われる動きに。


毎回、セオリーとは逆の動きになっていることには
いくつか理由が考えられているのですが、
そのひとつがユーロのキャリートレード。
ユーロの金利が安いので
ユーロを売って他のものに投資していくという方法ですが、
ギリシャ問題によるリスクが高まると、
一回売っていたギリシャを買い戻して
ポジションを小さくしようとしてユーロのショートをカバー。
このため、逆の動きになるのではという説も。


去年の夏くらいからユーロは下がり続けていましたが、
ユーロ安ではなく、金利政策からドルが買われていました。
歴史的な金利政策の転換が現実的になってきたところで
ドルを売ってユーロを買うユーロの買い戻しが入っているという説も。
これまでの1年以上のポジションを
とりあえず手仕舞っておこうという動きで、
どれが正解かわからないのですが、
いずれにせよ、ポジション調整の色が強そうです。


マーケットが調整に入っているということは
ギリシャ問題が何かあった時に
瞬間的には売られるものの、
ショートカバーでユーロ買いに動く可能性も大です。


6月末まででどうなるかある程度の決着がみえてくるので、
6月からは新たな相場が始まると考えておきたいところ。
ただ、今回の返済がなんとかなっても
再び8月末には100億ユーロの返済が迫ります。
結局デフォルト懸念はずっと続くことが分かっていて、
マーケットは辟易している感もあります。


万が一ギリシャがデフォルトになっても
世界経済にはそれほど大きな影響はありません。
(スペインやイタリアが続くとなると別・・・)
ユーロ離脱はむしろユーロにプラスという見方も出ており、
リスクはリスクながらも、影響は少なくなっているようです。


これからアメリカの経済政策に目が移ってきます。
パウエルFRB理事の発言では9月利上げが「五分五分」ということや、
9月に利上げしたら12月も行うという内容があり、
前回の政策金利見通しよりも、若干緩やかな利上げが予想されています。
こうなるとドルの上昇も抑えられてくるかもしれませんが、
最終的には為替は金融政策の違いであるので、
ドルは底堅いとみています。


今週のドル円はレンジでした。
122円ミドルが割り込むことも予想されましたが、
結局跳ね返されて122円ミドルから124円ミドルのレンジに。


直近の米経済指標では、
GDPは予想通りだったものの、住宅関連や個人消費は良好。
もしら来週の雇用統計もよければますます9月利上げが確信され、
124円ミドル上抜けの可能性も出てきます。


ギリシャを見た後は・・・というより、
もうすでにドルに目が移ってきています。


もうひとつ。上昇を続けていたポンドは
1.6を目の前にして折り返してきてはいます。
1.58を抜けて1.59にタッチ、その後1.57台に入っているので、
このまま若干下がるとダブルトップ気味になります。
しかしイギリスも利上げの話が現実味を帯びており、
一部ではアメリカよりも早いのでは?という見方もあるので
今後の発言等、要チェックです。

FOMC&会見終了 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.06/18 櫻井彩子 記事URL


今週最大のイベントとも言える
FOMCとイエレンFRB議長会見が終わりましたが、
利上げ時期は明確になりませんでした。
年内の可能性は示唆。
2015末の政策金利見通しが0.625%。
0.5%を1回で上げるというのは考え難く、
0.25%で2回となれば9月頃には・・・という感じに。


イエレン議長は、
いつ利上げをするかという期間だけを意識し過ぎで、
問題なは利上げしたあとのペースであることを強調。
利上げ時期ばかりが注目されるマーケットを
牽制するような発言でもありました。


再来再来年末の見通しをそれぞれ0.25%引き下げているので、
利上げしたとしてもその後は大きな金利引き上げはないという
意思表示にも。


利上げの根拠とするのは
雇用の一層の改善と、インフレ率目標達成。
雇用は緩やかに回復しており、
条件は整いつつあるのでもう少し見ておこうという感じ。
内部でも意見が分かれたようなので来月の議事録に注目です。


ドル高については
「ドルは概ね安定したように見える。続けばインフレが高まる」
との発言。ドル高が安定したら・・・と言っているのか、
ドル高はダメだと言っているのか、捉え方で変わりますが
この辺で大体いいのでは?という感じではないでしょうか。


ここで見通しが示されなかったことで、
次の9月まではドル高にはなりにくく、
ドルが全般的に売られています。


先週の黒田日銀総裁による円安牽制発言で、
124円60近辺から122円50付近まで下がりましたが、
その2円幅でうろうろしています。
「黒田レンジ」が125円近辺を上限とすると、
下は122円のミドルを試している感じ。
ここを抜けると121円や120円が
見えてくる可能性もありますが、
ドル円を巡る金融政策の状況は何も変わっていないため
下げ止まるのを見て買いが出てくる状況です。
しばらくはレンジの下限・上限を確かめる動きになりそう。


ユーロはギリシャ問題を引きずっていますが、
チプロス首相は相変わらずの強気で合意に至らない雰囲気。
「問題解決ができなければギリシャ政府は
極めて重大な決定を下す可能性がある。」と
離脱等の可能性も示唆。
駆け引きではあるが、合意に至るのは難しそうです。
ただ、ユーロが買われていることからも
マーケットはもうあまり重要視していない様子。
むしろ気になるのはスペインやイタリア債権が
ギリシャ債権につられて売られていることです。
また6月末目指して問題は引き伸ばされそう。
ドルが弱いところでユーロの上値を試している感じです。


ポンドが上昇を続けています。
テクニカルでかなり底堅くなったことが確認されます。
90日移動平均線で見ると
下値はダブルボトムでサポートされています。
ヘッド・アンド・ショルダーの右肩1.55(半値戻し)を上抜け。
さらにヘッドの1.58も抜けてきています。
これはかなり強いというサイン。
ポンドは順張り通貨なので、
止まるまでレベル決めずに波に乗るという感じです。


カーニー総裁もインフレ懸念発言をしていますが、
フォーブスBOE委員もポンドが強い中で
インフレは早く回復し、次は利上げ。時期は遠くない。
というような発言をしています。
出口戦略の様相も呈しています。
アメリカが出口戦略で難儀しているので、
早めに対策しておこうという雰囲気が見て取れます。
住宅指数なども予想を上回っており、
ドル利上げの次はポンドという感じが強まっています。

ユーロが買い難いこともあり、ポンドが牽引役となって
ユーロポンドは売られています。


NZランドドルは下落が続いています。
追加緩和が効いているうえに、
さらに行うという発表が効いている様子。
流動性が低い通貨なので、一回下がると止まりません。
その分、ころっと流れが変わるとも言えるので、
ドル円が底堅くなってきたら要注意です。


FOMCというイベントが終わったここからは
再び経済指標で一喜一憂という状況に戻ります。
ドル円に関しては、明日の黒田日銀総裁会見で
先日の発言をどう説明するのかに注目です。

今晩の米小売売上高&来週のFOMCに注目! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.06/11 櫻井彩子 記事URL


昨日、黒田さんのサプライズ発言があり
ドル円が一気に下落。
「実質実効為替レートがここから
 円安に振れていくことはありそうにない」というのは、
あの段階で「ポロっと言った」というよりは
「ちゃんと言った」のではないかとのこと。
125円を抜け、135円という声が聞こえてきたところで
この発言があったため、それなりに意図したと感じられます。


しかし今日ドル円が戻していることを考えると、
今回の下げで買いたかった人は絶好の買い場を与えてもらった
絶妙なタイミングと言えるようです。


東京海上が米HCCインシュランスHDを9,400億円で買収
したというニュースが出ていますが、
125円と122円では3円違うだけで24億円程度違います。

円安でもMAを含めてまだ動いているということは
長期的には円高ドル安の見通しは変わらないということ。
ドル円は121円ミドル近辺から急激に4円上昇。
あまり買えていないところが今回は買い場になりました。


今回の黒田総裁発言の為替は
「実質実行為替レート」
(通過の価値を総合的に把握する指標)
で、実際の為替レートではありません。
あえてこれを使ったのは
ひとつは
・物価が今後も上昇してドル円が今のレベルであれば、
 円安が行きすぎているということ。

もうひとつは
・円安によって貿易黒字が増え、為替が動かない状態であれば
 為替が行きすぎているということ。

このあたりを伝えたかったのでは、とのことです。


先週末発表された米雇用統計は
予想22.6万人を大きく上回る28万人でした。
過去3ヶ月も上方修正ということで、
利上げの条件かなり揃って、9月という声が高まっています。

ボラティリティ高まった状況が
まだ3ヶ月間続くということ。


8日にオバマ大統領が「強いドルが問題」と発言したと
フランスの当局者から聞こえてきましたが、
すぐにアメリカ当局者から否定されました。
火のないところに煙は立たないということで、
G7のタイミングで何らかの発言したのでは?とも。
TPA法案審議中で、行きすぎたドル高は困る状況もあります。
また、これにより今のマーケットは
要人発言に対して敏感に反応することが再確認されました。


そして、次に黒田さんの発言。
125円台から振り落とされているということは
当面は125円を買っていくのはしんどいということ。
124円台ミドル近辺当面重くなったと考えられます。


来週の16(火)、17(水)はFOMCで、
水曜日にイエレン議長会見があります。
発言に関しては、すでに5月、株価が買われ過ぎという話や、
債権市場も利上げ後に急速に上がる懸念があるという話、
そして年内に利上げもあるという話をしています。


ECBドラギ総裁からは
いまの低金利時代は急速に金利が上がる懸念があるので
みなさん慣れておいてください、(私は何もしないけど)との内容が。
ECBは出口戦略とまでは言わないまでも、
0.3%の物価上昇、景気も上向きの中で
ユーロを買ってくるなかでの発言。


これらに続く黒田総裁の発言を考えると、
9月まであと3ヶ月しかないなか
ガス抜きしたいという思惑を感じます。
タイミング的には三つの中央銀行が
併せてやっているような雰囲気にも。


米株は上昇、
独金利は1%、米金利も2.5%まで戻し
利上げに動き始めている様子です。
ただ、マーケットはすでに
利上げを織り込んでいるので、来週のFOMCでは
どの程度の期間、どのくらいの幅で利上げするのか
ということに注目です。


ユーロはショートカバーが入っています。
対ドルだけでなく、対円、対ポンドなどの
巻き戻しが入ってくるのでわかりにくい動きに。
下げきれていないので、もう少し底堅い動き続きそうです。
ユーロが買われ過ぎてしまうと
ユーロ圏の景気が悪く物価が下がってしまうので
ユーロの上値には限界があります。
その限界を試しに来ているので、ボラの高さに注意が必要です。


ギリシャはIMFへの返済を6月末に引き伸ばしたので、
また月末に注目はされるものの、
EU引き留めの雰囲気が若干弱くなってもいます。
どちらかというと、スペインなどに波及するかどうかに注目。


NZが利下げを行いました。
朝6時という一番マーケットが薄いなかで
0.25%下げてきたので急落し、ほとんど戻しませんでした。

元々「もう一段やる」と言われていたところで
先にやってしまったので、材料出尽くしに。
なぜ今かというのは、やはり景気が悪いため。
豪ドルにも波及してきたので要注意です。
利上げを控えてボラティリティが高まっているため、
リスク商品が買いにくいという現状も影響がありそうです。



利上げの根拠のひとつとして、
今晩発表される米小売売上高、そして来週のFOMCに注目です。

いよいよ米雇用統計! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.06/04 櫻井彩子 記事URL


番組直前にユーロドルが急上昇
ECBの理事会を受け、ユーロ圏の景気回復が早いという見方が強く
おそらくポジションの巻き戻しが入った様子。


ドル円は125円をつけました。
東京時間の昼頃、瞬間的に125.07円をつけ、
滞空時間が短くあっという間に戻しました。
抜けるというより、つけに行った、という感じ。


125円の手前付近に
オプションのバリアがかなりあり
防戦売りがあると言われていたのですが、
下に下がらなかったことをみると、
買いそびれているところが多かったようです。


ドル円が動き始めたきっかけは
先週のイエレン議長発言から。
発言前からユーロやポンドに対してはドルが強含んでいたので、
レンジに入っていた出遅れ感から仕掛けが入ったとみられます。
ADP雇用統計は予想を若干上回る20.1万人。
明日の雇用統計も20万人は確保出来ると見る向きが多く、
あとはどれだけ多く予想を上回るかが注目を集めます。
もし結果が良ければ今月16-17日開催のFOMCで
6月利上げも・・・!?という話も出てくる可能性も。
アメリカがこれまでの金融政策を大変換するということで、
為替だけではなく株式、債券にも大きな影響が出て
マーケットはかなり混乱することが考えられます。


ISM非製造業景況指数は予想を下回ったのですが、
その前の製造業は上回り、内容的には雇用が良いので
緩やかな景気回復とみて良さそうです。


また、もし6月に利上げをしないとなると、
9月の可能性が高くなってきます。
その3ヶ月の間にポジションの巻き返しや
新規のポジションメイクが入ってくることが考えらます。


ECB理事会でいまはユーロが主役に。
ドラギ総裁が「現状では量的緩和の追加は必要ない」と発言。
また、以前クーレ理事がした夏前に量を増やす旨の発言を否定。


景気回復が順調ということで、
記者団からも出口戦略に関する質問が出ました。
アメリカが利上げに移行する中で
ユーロ圏もアメリカに続き、
予想よりも早く終了する可能性も。


明日のギリシャは「なんとかなるだろう」という見方。
とりあえず6/5は大丈夫ですが、
6月82億ユーロ、7月107億ユーロ、8月44億ユーロ・・・
と続きます。
こうなると目先動きにくいので、
明日は大丈夫だろうということと、
景気回復への期待感が相まって買われています。


ユーロは対円、豪ドル、カナダドルのショートカバーが
出てきているので強く、
一旦は1.15を目指していきそうです。
ユーロやポンドは順張り通貨なので
レベル感で売ったら大変なことに!要注意です。


テクニカル的には
今週に入って日足の一目均衡表の
「雲のねじれ」が色々なところに出てきているとのこと。
雲がねじれる=相場の流れが転換するときで、
豪ドルドル、豪ドル円、
ユーロドル、ユーロ円、
ポンドドル、ポンド円どれにもねじれが。
ポジション調整が入っている様子です。


兎にも角にも明日の雇用統計に注目ですが、
ドル円の125円はかなり意識されているレベル。
米下院で交渉中のTPAで
為替に対する条件が作られるとドル円が買いにくい状況に。
しかし、大きな流れのドル円上昇は変わらないとみられます。


雇用統計が上回った場合は、ドル円は上がる可能性もありつつ、
株価は下がる可能性が。株が下がると円が買われるので
一概に上昇だけの予測もできません。


昨日のアメリカの長期債利回りは上がってはいますが、
ドイツがよりいっそう上がっています。
アメリカの利上げを見込んだ金利上昇ではなく、
債券市場も全然違う動きになってきています。
このような動きは9月まで続く可能性大。


また、明日の結果次第ではユーロが一度売られる可能性も。
片一方にポジションを偏らせると振り落とされるので
注意が必要です。


雇用統計まではドルではなくてユーロやポンドが主役。
BOEの政策会合を受け、ポンドには投機筋が入っているので
上下に振らされる相場です。


ここから先は
色々な憶測・思惑で激しく動くことが多くなりそうです。

ドル円は下値切り上げ!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.05/28 櫻井彩子 記事URL


日経平均は27年ぶりに10連騰。
ドル円は12年ぶりの124円超に。
先週まではここまでいくとは見ておらず、
日本勢が買いそびれた感もあります。
下にいくと買いが出てくるため下値は上昇。

米・独・英は月曜祝日でしたが、
イエレンFRB議長やフィッシャー副議長の発言に加え
アメリカの経済指標が良かったことでドルが買われました。


なかでもイエレン議長が
年内利上げの可能性を示唆したことが大きく影響を与えました。
年内とは6月も含まれるということ。
今年は緩和から引き締めに入る歴史的な年でもあり、
そろそろ・・・というサインを示してきたのは大きいようです。


指標は、CPI、耐久財受注、新築住宅等が予想を上回りました。
1-3月の反動で良いだろうと期待が高まっていたものの
これまではその期待ほど良くなかったので、
待っていましたという動きに。
ドル円が118円ミドルから121円ミドルまで
3月からもみ合いでしばらく動かないという状況が続き、
今週から一気に抜けてきたため、日本勢は出遅れ感が。
手前で売っている人もいるということで、
下がったら買いたい向きも多く、下支えとなります。
従って、下振れがあったとしても底が上がって120-121円は堅そう。


ドル高が基本ですが、昨日の動きは円安。
クロス円が上昇していることから、
ドル円を買えない人がクロス円を買った可能性もあります。
円安の理由はないのですが、
株価強い=リスク先行型の円安。
安全通貨の円を売ってリスク物を買うという
基本の動きも入っていそうです。


日銀金融政策政策会合で
黒田日銀総裁が追加緩和は考えていないと発言。
さらに、緩和の内容としては量的緩和しか考えいてない
ということで、円高を思わせるような内容でした。


また、ドイツG7に関し為替は主要な議題にならないと発言。
ドル高進んでいるのですがほとんどドル高懸念発言はありません。
日本側からあえて円安を誘導するような動きはないことからも
ドル高牽制はなさそう。
ドルが急速に上昇してきたところで今度は円を売るという動きで
今回の124円になったようです。


気になる上値ですが、
相場は区切りの良いところで見てくるので
120-121円くらいが下値であるとすれば、
125円をクリアした場合に130円を目指すという感じです。


FRBから利上げが本格的に動くというサインが出たら
ドル円も動く可能性大。
来週6/5(金)発表の雇用統計で
21.5万人の予想を大きく上回った場合などは
125円を超えるトリガーになる可能性もあります。


ユーロは下げていますが、
スペインの地方選挙で緊縮財政に反対する左派が
大幅に票を伸ばしたことで、緊縮財政対する嫌悪感が
ギリシャの他にもあるということが分かり不安材料に。
ギリシャも、6/1に返せないという話が出ていることも気になります。


ただ、ユーロの景気自体は良くなっており
物価も16%まで戻していることから
不安材料がどこまで影響するのかというところ。
数字的には1.05近辺を抜けるかどうか。
来週6/3(水)のECBで追加緩和関連の話があるかどうかに注目です。


ポンドは上昇。本日17:30に1-3月GDPが発表され、
0.4%の予想を下回る0.3%でした。
190円というのが大事なところですが抜けています。
きょうの終値ベースがどうなるか次第ですが、
もしGDPが予想を下回ったのに190円をキープするのであれば、
強そうです。190円はダブルトップになるレベルなので、
これを上抜けすると、
次は2008年8月の高値である215円まで節目がありません。
戻る可能性も十分あります。
ポンドはアメリカの次の利上げ国と言われており、
買いのポテンシャルがある通貨です。


来週にはECB、雇用統計と重要なイベントが控えているので
注意が必要です。

要人発言が続きます! [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.05/21 櫻井彩子 記事URL


ドル円は先週までのレンジを抜けました。
ただ、ドルでここまで抜ける材料が見られないため、
ユーロが効いている様子です。


ドル側のイベントでは、
4/28-29FOMC議事録と
住宅着工件数・許可件数がありました。


住宅着工件数は予想を大きく上回る113.5万件(予想101.5万件)
「1-3月の反動で良くなる」という期待通りになりました。
鉱工業生産、小売売上、PPI等これまで悪かった指標には反応せず、
良い結果に飛びつく感じではあります。


指標発表前には、クーレECB理事が
「ECBは夏前に現在の量的緩和のペースを加速させる可能性がある」
と発言しユーロが下落。
ドル高になっている時に住宅指標が出たので、
相乗効果でドル買いの方向に動いたとみられます。


株価はダウが若干上昇。
利上げを想定した場合には株価が下がるものですが、落ち着いています。
その中で為替がガタガタしているのは、発言に依るところが大きそう。
クーレ理事が発言したのは、1.15ドルに迫るところ。
昨年12月からのユーロ下落後、
今年3月にリバウンドした戻しが丁度1.15の半値戻しでした。
このレベルは3月頃に揉み合ったところなので、
ここを抜けるともう一段ユーロが強くなる可能性があります。
従って、今回の発言は(狙ったかどうかは定かではありませんが)、
タイミング的には良かったと言えます。


また、クーレ理事発言の後に、
ノボトニーECB理事、ノワイエ仏中銀総裁などが立て続けに同じことを発言したため
ECBがやはりもう一段何かやるのでは?ということでさらに売りが強まりました。


この後にはドラギECB総裁の発言が続きます。
14日の発言時点で「
長期にわたって量的緩和は必要」「バブルの兆候はない」
と発言しているのですが、ここまでの要人発言に続いて
ドラギ発言で同じことを言ってもユーロが下がらなかったら
1.15ドルの上値を試す展開になる可能性もあります。
この動きは修正の修正。
ユーロが下がってショートがいっぱいのところで
ダブル・ボトムをつけて戻してきています。
ユーロが高すぎると欧州景気が悪くなる可能性もあるため
発言をしたとみられますが、実際はまだショートが残っている状況です。


ドラギ総裁の後にも要人発言が続きます。
明日午後には黒田日銀総裁発言。
景気見通し引き上げで円売りが動くことも考えられますが、
もしその辺りに対する言及が曖昧だと円が買い戻される可能性もあります。
追加緩和の必要はないという発言も出ているので
全体的にどう発言するのか、会見の内容には一応注意が必要です。


カーニーBOE総裁発言も。
ポンドが選挙後に買われてから、押し戻されています。
利上げ期待が強いことが伺えます。
また、ユーロと同じで修正の修正が入っている
完全に売りに転じているわけではなく、ポジション調整のようです。


最後はイエレンFRB議長発言。
アメリカが6月利上げに関しては
多くのメンバーによる「充分な確証が得られない」という発言が多いのですが、
2-3名のメンバーが「回復を示す経済指標が出揃う可能性がある」と発言しています。


5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、
4月中古住宅販売件数あたりが良ければ
もしかしたら・・・という可能性も出てきます。
もちろん、サプライズな反動が出ているかどうかが重要で、
予想通りだと弱い感じに。
住宅に関して注目が集まっているので要注意です。


豪ドルはしっかりしています。
19日RBA議事録が出て、
5月に利下げするか6月まで待つか議論があったことが判明。
結局5月に利下げしたので、「追加緩和はもうない」と判断し織り込み済みに。
ユーロが売られている動きにつられて下げているので、
戻るときは豪ドルも一緒に戻ってくる可能性が高いようです。
原油価格も銅の価格も含めコモディティ市場はしっかりで
悪い材料は出尽くしたという状況なので
こちらの観点からも豪ドルは強そうです。


原油価格・独金利・ユーロに注意。 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.05/14 櫻井彩子 記事URL


ドル円は膠着状態に入っています。
先週金曜日に発表された米雇用統計は予想を若干下回る22.3万人。
前回分は8.5万人に下方修正されましたが、特に問題視はされていません。
3月の反動で30万人くらいに増えるかもしれない
という期待も一部ではあったので、失望売りも出ました。
失業率は5.4%と順調に減っています。


続く4月小売売上高は予想を下回る0%。
3月までは港湾ストや悪天候で悪かったため、
雇用統計と同じく反動があると見る向きもありました。
しかし同時に、今年はイースターが早く始まったため
売り上げが先に伸びてしまい、4月下落もあると予想されていました。


結果は後者で、伸びなかった理由はドル高の影響と言われています。
海外からの観光客が物を買わなかったようです。
ドル高が足を引っ張っている様子が少しずつ現れています。


こうなると6月利上げは難しそう・・・と感じますが、
金利が上がって株価が抑えられている=利上げに入るサイン
が出ているのも事実。先週はイエレン議長が
「株は買われ過ぎ」「利上げした場合は国際が急落する可能性」
と発言しましたが、マーケットはこの発言を意識している感じもします。


ポジション調整の域を脱しないものの、
独金利上昇も米金利上昇の要因のひとつです。
独金利が上がっているのは、予想以上に早く景気回復しているため。
アメリカがドル高を容認していたのは、
ユーロ安による欧州の景気浮上のためでもありました。
欧州景気が良くなれば利上げもしやすくなります。


原油価格が上昇して欧州物価が上がってきています。
これ以上の金融緩和は必要なさそう=金利が上がってくるという構図。
ユーロ圏1-3月期のGDP速報値も前期比+0.4%と良い結果に。
ただ、原油安とユーロ安で景気が押し上げられたということは、
原油上昇で景気に翳りが出るとも言えてしまいます。
基本的には「こっちが良くなれば/こっちが悪くなる」もの。
マーケットは現状で「良い方」を取っているため、
ユーロ高という結果になっています。


イエレン発言からも
利上げに対してかなりポジティブな様子が伺えますが、
マーケットに対してポジションを偏らせないように
大きな修正が入っている感じ。
長期の巻き戻しが入っていると見た方が良いようです。


大きな流れの中ではギリシャ問題の影響は小さめです。
6/18に再びユーロ圏財務相会合が予定されていますが、
まだ時間的に猶予があるため、
その間で国民に是非を問うようなことがあれば
ギリシャは緊縮財政に戻る可能性もあります。
結局プラス材料になると見ているようです。


イギリスの選挙は与党が過半数を取る結果に。
EU離脱選挙が予定されるので売られる要素もあるのですが、
マーケットは「過半数の獲得=政治的な安定」と見てプラス材料に。
BOEが全員一致で「次の金融政策は利上げ」と明言していることからも
買材料でのショートカバーが入ったと見られます。
かなり重いと思った1.55を上抜けているためポンドは強そう。
ただし、1.58付近は売りが出やすいところなので注意です。


豪ドルは追加緩和した途端に底を打って上昇に転じました。
テクニカル的には「アセンディング・トライアングル」と言って、
上値がトリプルトップ気味で下値が上がっている三角形に。
ここを上抜けているということは、買い意欲を示しています。
機関投資家の買いが入っている可能性も高い様子。
追加緩和の可能性を残しているので本格的な買いではないものの、
底値を見て投資が入りやすい状況です。


*****

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明日は雇用統計!利上げ判断の重要指標のひとつ!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.05/07 櫻井彩子 記事URL


日本はGWでお休みの一週間でしたが、世界は動いていました!


ドル円はそこまで振られなかったという感じです。
ADP雇用統計の結果は16.9万人と、予想の20万人下回りました。
1-3月の反動があるのではないかと期待がかなり高いだけに
少し失望感が出たという感じですが、
ドル円的にはそこまで売られませんでした。


ただ、ドル自体は売られ、
ユーロはかなり上昇しています。


昨日のイエレン議長の講演では株が売られました。
これまでは「バブルではない」と言っていたのですが、
「割高だ」と株式に対して買われすぎ懸念を示しました。

また、長期金利は「利上げ後に急速に上昇するリスクがある」
とも発言しています。

これら2点を見ると「利上げも近いのか?」という感も。
市場に対し、利上げ時にリスクを負わないように
注意喚起した=利上げ近し?
と受け取ることもできなくはありません。


要人発言で
「9月利上げは理にかなっている」というものもありましたが、
そもそも6月利上げに対しての可能性を否定はしていません。
今回の雇用統計も含め、4月以降の経済指標で良い結果が続けば
6月の可能性もまだあります。


いまの段階では
ISM非製造業景況指数は予想より良かったのですが、
貿易収支の赤字額の拡大でドル売りになっています。


大注目の雇用統計は22.5万人の予想。
前回の反動がかなりあるのではないかという期待の方が大きいようです。
逆に弱いと、米景気の回復力が衰えていると見てドル売りに傾きます。
とにかく明日の結果に要注意!!!


ユーロはドル、円に対して上がっています。
2015年の実質成長率が2月発表の1.3%から1.5%に上方修正。
物価上昇率は-0.1%から+0.1%に上方修正。
予想以上にユーロ安や量的緩和の効果が出ていると見られています。


これまでは世界に先駆けて金利をあげようとしていた米に対し
EUは量的緩和で真逆の金融政策=ユーロ売りという流れだったのですが、
次第にその温度差がなくなってきています。
米貿易赤字がより一層拡大したり雇用統計が悪いと
ますます差は縮まってきます。
これらの動きから、一年くらい下げてきた
ユーロの買い戻しが入ってきています。


なお、ユーロの水準はECBからしてみたら高いはずですが、
景気がいいのであまり気にしていない様子。
未だギリシャ問題もくすぶっていて、
来週月曜日の欧州財務省会議の結果では
ユーロ売りに傾く可能性もあります。


イギリスの選挙は日本時間だと明日の早朝に投票が終わり、
明日〜明後日には結果が出る様子。
ここ一週間くらいポンドが売られています。
与党が勝てば「2017年までに、EUからの離脱の是非を問う住民投票実施」
となるので「イギリスに対する投資額が減るのではないか?」
という見方からポンド安になっています。
対する労働党も票を伸ばしてきていて、
与党と野党が拮抗した結果となると=議会自体の力が弱まる
=ポンドの売材料となるので、こちらでも売られます。


しかし方向性としては利上げ方向であることを考えると
ポンド買いの余地もあるので、選挙が終わったら買われる可能性もあります。
現在のユーロ高は、ポンドを売ってユーロを買う
この流れも影響しているようです。


スイスは1-3月の為替差損が300億スイスドル(約4兆円)と発表。
無視できない金額です。
しかし不思議なことにスイスが買われています。
ユーロスイスで買い介入していたスイスの外貨準備が膨らみ、

ECB量的緩和の際に介入をギブアップ。
ユーロがストンと下がったことにより
買っていたユーロスイスで損を出したわけですが、
結果ユーロスイスをもう買えない=売られて買われるという流れに。
為替差損がどんどん増えるとスイス買いという不自然な動きになります。
これ以上上がったら口先介入くらいしか為す術がなさそうですが、
今後の動きにも要注意です。

豪ドルはRBAで予想通り0.25%利下げとなりましたが、上がりました。
豪州の前にNZが追加緩和をせずに急落したのですが、
これは「まだ追加緩和の可能性がある」可能性で売られました。
逆に豪ドルの場合は、追加緩和をしてしまったので
「次はもうない」と売り材料出尽くしで買われる結果に。


ドル円の周辺通貨が動いているので
明日の雇用統計は要注意です!!!!!

5月前半は荒れ模様の可能性も!? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2015.04/30 櫻井彩子 記事URL


立て続けにイベントが来た一週間で、
最終的にはドルの上値が重くなりました。
昨日発表された米1-3月期GDPが
予想1.0%のところ0.2%という結果に。
悪天候や港湾ストライキの影響があるとはいえ、
ここまで低いとは!というショックが走りました。


内容的には個人消費、企業の設備投資、輸出が減速。
悪天候で個人消費が落ち込み、
ドル高の影響で輸出が減速し、
原油安でエネルギー関連企業に痛手ということですが、
果たして一時的なものなのか?に今後の注目が集まります。


例えばドル高は一時的ではない問題なので心配も。
しかしドル円はこの半年近く
122円〜116-7円の間でドルが抑えられており、
そこまでドル高ではないとも言えます。


TPP交渉では「為替操作をしてはいけない」
という条項を入れようという話もあるなかで
どんどんドル高になると交渉がもつれる可能性が高まります。
このような状況下でいまのところはドル円上値も重く、
過度のドル高になる可能性は低そうです。


GDP減速要因のひとつである設備投資は
企業業績に関係ある項目で、弱いのは心配です。
だからこそ、4月以降の経済指標が重要になってきます。
ここからアメリカの本当の力が試されるところ。


今回のFOMCを見ると冷静に見ている様子。
停滞は一時的なもので将来的には雇用が改善し、
物価目標の2%に確信が持てる時が
利上げのタイミングになると繰り返しています。


5/8(金)の米雇用統計はこれまでになく注目されています。
前回の反動で良くなれば6月の利上げ説も再浮上。
悪いと、年内利上げはないのかも・・・という話にも。
この一ヶ月間は非常に重要な期間に。


いま現在ドルが売られているのは
「どちらに行くのか分からなくなってしまった」という動き。
不透明なところが見えてきているので
ポジションを小さくしようという心理が反映されているようです。


ユーロは量的緩和の効果で景気浮上。
ユーロ安が功を奏していると言えます。
アメリカとECBの金融政策の違いで
ドルを買ってユーロを売っていたのですが、
ここにきてアメリカが
利上げをするのかどうか分からなくなってきたことや、
ギリシャ問題もなんとかなりそうということで
ユーロが買いやすくなってきており、
ユーロを中心にドル売りが強まってきたようです。


円も強くありません。クロス円を見るとむしろ弱い感じ。
4月から機関投資家やGPIFが外債投資に動くのではという期待があります。
黒田総裁会見では、追加緩和はしなくていいという発言がありましたが、
ドル円は買われています。

ここにきてマーケットの潮目が変わりつつあります。
アメリカが金利を上げるというのは世紀のイベントですので、
産みの苦しみのような動きが感じられます。
中長期ではドル上昇、ユーロ下落の大きな流れは変わっていません。

しかし、これまでずっと長く続いていた動きの
修正が少し強く入り始めているようです。


8日の米雇用統計発表の内容次第では大きく動く可能性も。
ドル円は荒っぽい動きになるかもしれませんので注意が必要です。


ユーロドル、ユーロ円ともに
ダブル・トップをつけたと思ったら上抜けしてしまいました。
つまりユーロが強いということ。
ショート・スクイーズがあぶり出されてきたので、
もう一段買いが入りそうな雰囲気です。
日本のGWで参加者が少ないのも影響がありそう。


豪ドルドル、豪ドル円ともに
テクニカル的に「宵の明星」が出ています。
(高値で寄り引き同値の十字線が出ること)
これから夜が来る!ということで、天井をつけたサインと見る型。
豪ドルドル、豪ドル円も調整の売りが出てきています。
来週はRBAの政策決定会合で0.25%の利下げが予想されていますが、
基本的には強そうなので
一度調整が入ってもまた買い戻しが入るのではと見られます。


全体的な動きを見ると
追加緩和競争が一旦収束し始めた感が。
期待で下げていた通貨が元に戻ってきているなか、
特に資源国通貨は原油価格上昇で買われやすくなっています。


ちなみに原油が上がってくると
アメリカにはプラスも多いので
利上げに関してのマイナスとはならないようです。
原油も緩やかに上昇するという見通し。
この辺りの動きも見ていた方が良さそうです。


産みの苦しみで5月は荒れ模様が予想されます。
直近では明日発表の4月ISM製造業景況指数に注目です。

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