こんばんは、辻留奈です。
ドル/円は週の前半は年初来高値を更新し続け、111.12をつけましたが、
政府機関閉鎖で発表が遅れていた12月米小売売上高が予想外に悪化し、円高が進みました。
この動きに、どちらか方向のトレンドが生まれているのでしょうか?
岡安さんの答えとしては
「トレンドではなく、もみあいの中の短期的な動き」ということでした。
それにしても、ずいぶん前の12月ぶんの小売売上高なのに
こんなにマーケットが反応するとは・・・
「経済指標に反応しやすい相場が戻ってきている」と岡安さん。
さらに「材料が何か2つ重なると動く相場だ」とも話していました。
(具体例は音声でどうぞ~)
来週も12月ぶんの指標がでてきますが、結果を確認したいところです。
岡安さんによると、今週の動きにトレンドはなく、あくまでも「短期的な調整」
ということは、
来週のトレード戦略を表現するならば「まだはもうなり、もうはまだなり」
トレンドの発生までは、経済指標を1つ1つ確かめながら小幅なレンジでの取引になりそう?
どれくらいのレンジか、詳しくはradikoタイムフリー音声からどうぞ~
そのほか、先週の豪ドルに続き、
金融政策決定会合で大きく動いたニュージーランドの話も触れています!
それではまた来週!
こんばんは、辻留奈です。
先週、番組では「豪ドル」に注目したのですが...
まさしく今週は豪ドルが主役の1週間となりました。
利上げが期待されていた豪ドルですが、RBAの結果は現状維持でした。
しかし、予想外はこの次の日「利上げも利下げもあり得る」というロウ総裁の発言。
これを受けて豪ドルは大きく売られ、オセアニア通貨をはじめ、クロス円全面安となりました。
岡安さんは豪ドルに関して「いったん底値をつけたのではないか」と話していました。
来週は春節あけとなりますが、どうなるでしょうか?
また今週は、インフレ見通しや成長率の引き下げが相次いでいます。
まずはイギリス。
政策金利決定会合は金利据え置きとなったものの、
インフレ見通しは2019年を1.2%、2020年も1.5%に下方修正。
イギリスも次の政策アクションとしては利上げと、つい最近まで考えられてきましたが
「今後3年間で1回の利上げが基本」という声明がでました。
ブレグジット問題が混沌としている現状が影響しているようです。
ユーロ圏も成長率を引き下げ。
最近、指標や景気が冴えないドイツは 1.8%→1.1%へ
イタリアは 1.2%→0.2%へ
ユーロ/ドルはこの1週間、みごとに右肩下がりのチャートでユーロが売られています。
一方のアメリカも、利上げは棚上げか?とされていますが、
そのなかでも雇用統計は16万人の予想を大幅に超える30万人、
平均時給も6ヶ月連続の3%台、ISMも良好な結果がでて、ドル高となっています。
ところが米金利は下がってきていても(本来はドル安になるはず)ドル高、
これは相対的に他の通貨より、ドルが強くなっている面もあるといいます。
ただクロス円が全面安となっていて(=円高)
ドル高円高の綱引きとなり、結果的にドル/円が膠着状態に陥っているといいます。
ところが、今月は「円高」要因のイベントがまだたくさんあるとか。
聞き逃した方、詳しくはradikoタイムフリー音声からどうぞ~
それではまた来週!
こんばんは、辻留奈です。
TOCOMから歩いて5分くらいのところにある「柳屋」さんのたい焼き、
今日も列が折り返すくらい並んでいました。おいしいですよ~
さて、利上げ棚上げを示唆するハト派のFOMC結果を受けて、
USD/JPYは一時108.50をわりこみました。
このまま円高方向か?と思いきや、良好なADP雇用統計でドル需要を確認し、
もとのレンジ相場に戻ってしまいました。
岡安さんは今回のFOMCは
「なぜ株が下がっていた12月に決めなかったのか?後手に回ってタイミングを逸した印象。
メンバー全員ハト派はやりすぎでは?」と話していました。
FOMCを受けてドル安に傾いている一方、
アメリカ決算をはじめ、景気は悪くない点を見るとドル高が進みそうな一面も。
今晩の雇用統計は良い数字が出そうな予想ですが、そうなるとドル高に触れるのでしょうか?
しかしながら、一目均衡表を日足で見ると、来週はずーーっと109円付近に雲があります。
来週も膠着状態が続く?
USD/JPYは動かず、投資妙味がやや薄れ気味のなか、岡安さんが注目している通貨とは?
それは・・・・
●EUR/GBP ブレグジットでなぜかポンド買い?
マイナス成長に入ったイタリアや弱い指標の続くドイツなどユーロ売り?
●AUD/USD 金融政策の違いに着目!
聞き逃した方、詳しくはradikoタイムフリー音声からどうぞ~
それではまた来週!
こんばんは、辻留奈です。
岡安さんの本プレゼント、下記リンクからどしどしご応募ください!
http://www.radionikkei.jp/news/present/trend_present201901.html
どしどしこないと、岡安さん拗ねちゃうかも?!笑
さて、英議会でEU離脱案は否決されましたが
ポンドはすぐに買い戻されました。
まさに、「噂で売り、事実で買う」
メイ首相はなんとか続投、
次は離脱代替案の提出となりますが、まだまだ長い道のり。
岡安さんは最終的には「合意できる」と見ています。
ユーロ/ポンドを見ると、
ドラギ総裁が利上げ観測後退という悲観的見通しを示したユーロが売られて、
ブレグジット混乱が続くポンドが不思議と買われています。
来週はECB理事会がありますが、
利上げ後退を匂わせる内容となれば
ユーロ売りの流れが続くかもしれません。
放送時間中にドル/円は109.50を上抜け、
ようやくフラッシュクラッシュ前の水準まで戻りました。
マーケットには「一度つけた104円台は必ずもう一度つけにいく」
という声もありますが、岡安さんはどう考えているのでしょうか。