資金流出が続く金市場、弱気が目立つ中買い材料は…?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013/03/06(水) 18:29 大橋ひろこ

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ダウ平均は14253ドルと史上最高値を更新。3月1日に歳出削減が強制的に発効されたというのにマーケットは楽観が支配しています。財政の崖問題をリスクとしない状況の中、経済指標も良好でリスクオン相場が続いていますが金市場からは資金流出が続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

この2月はソロスの金ETF売却が明らかとなったことや
商品ファンドの破綻の噂などが、
金市場からの資金流出に拍車をかけたようです。
ETF保有残高も減少が続き、CFTC短期筋のポジション動向も
新規の売りが増えています。

安いところは中国が旺盛に買いを入れているようですが、
実需は安くなったところで買うものの、高値追いはしません。
価格を下支えすることはあっても、押し上げるほどの
インパクトではないのです。

現在は1550ドルがサポートされていますが、
ここ数年のレンジ下限が1520ドル前後、
レンジ下限に限りなく近づいており、ここからファンド勢が
どう出てくるかに金の中長期のトレンドも左右されることとなります。

弱気材料ばかりが目立つ印象ですが、
東海林さんはイタリア政局に注目されており、
もし緊縮路線が継続できない事態に陥れば、リスク回避から
株が売られ、再び金市場に資金が流入する可能性もあると
解説くださいました。

東京の金は為替次第。
ドル建て金が下がっていても、円安効果で強い相場が続いています。
現在はドル円相場もレンジに入ってしまっていることから
東京金も膠着状態が続いていますが、
再び円安再開となれば東京金は再び5000円の大台を伺う展開に。

また円建てではほとんど金と同じ値段で推移しているプラチナ。
昨日も南アフリカのアンプラッツで鉱山ストがあり、
供給不安からプラチナが買われています。

東海林さんはここから買うならプラチナのほうが面白い、
とそのわけを話してくださいました。

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。


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