見当たらない金の売り材料 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011/06/22(水) 18:03 大橋ひろこ

オーバルネクストアナリスト東海林勇行さんと

ゴールデンウィークに値を崩してから下落トレンドを形成しているように見えるアメリカ株ダウ平均。時同じくして値を崩した後に下値を切り上げて再度上昇トレンドに入ったかに見える金価格。
Sell in May and Go Away~5月に株を売ってどこかへ出かけろという格言がありますが、今年も格言通りの5月からの下落となりましたが、皆さんお出かけにはならず、その資金で金を買っているなんてことはないでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

株価が冴えないのはアメリカの景気先行きに疑問符がついたことに加え
ギリシャのデフォルト懸念などでリスクオフの
流れに入ったからだと見られています。
ギリシャのパパンドレウ新内閣信任が得られたことで
目先は懸念後退から株やユーロが買い戻されていますが、
さてこの先はどのようになるでしょうか。

マーケットにアメリカの景気後退の懸念やギリシャのデフォルトの
懸念が広がれば資金の逃避先として金市場が選ばれ、金価格は上昇します。
これが5月に急落した後にも堅調地合いを継続している背景ですね。

アメリカと欧州への不安が無国籍通貨と呼ばれる金価格を
押し上げていますが、この先想定されるシナリオには
どんなものがあるでしょうか。

①ギリシャ問題解決(先延ばし)ユーロの懸念後退
 問題が解決すればユーロ買になることが想定され、ドル安から金高

②ギリシャへの懸念が長引き不安が消えない
 問題長期化は市場のリスク資産からの撤退を促し、
株安、債券高、金高となる

ギリシャ問題はどちらにしても金高材料?!

③アメリカ景気後退でもQE3に踏み切ることはできない
 ますます株価が下落し、株式市場から逃げ出した資金が金に向かう

④結局QE3に踏み切らざるを得ない
 ますますの過剰流動性マネーがコモディティ全般を押し上げる

アメリカを巡る景気後退懸念、QEがあってもなくても金高材料?!
皆さんはどのように推測しますか?

東海林さんにはこの他にも金をめぐる独自材料をお伺いしています。
詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聴きくださいね。


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