金価格1500ドル台に。今後の金市場のテーマは? [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2011/04/20(水) 22:59 大橋ひろこ

オーバルネクストアナリスト 東海林勇行さんと

金価格が1500ドル台に到達しました。勿論史上最高値、歴史的高値の更新です。昨年12月にも1400ドル台に乗せていたのですが今年始めには1307ドルまで大きく下落し、金は歴史的大天井を付けたのでは?という見通しも多く聞かれたのですが、この3ヶ月で切り返し200ドルも上昇しました。

ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話を伺いました。

先日GFMSのゴールドサーベイで年内金価格1600ドル見通しが
出されましたばかりですが、このペースで行くと意外に早く達成してしまいそう。
さて、ここから金相場を見る上で重要なポイントは何でしょうか?

東海林さんは大きく4つの材料を上げて今後の展望をお話くださいました。

①アメリカの金融政策
 金価格だけでなく原油・穀物などコモディティ価格が高騰している
 背景には 過剰流動性相場、金余りが原因との指摘もあります。
欧州、アメリカ、そして震災をキッカケに
 日本までもが金融緩和に踏み切っていますが、
 今後のMarketの最大の関心はアメリカの量的緩和策の行方。
 QE2が計画通り6月で終了するでしょうか?

②中国の引き締め
  中国は預金準備率の引き上げ、金利の引き上げなど
  インフレ抑制策を打ち出していますが、それでもまだ実質マイナス金利。
  東海林さんは不動産投資の規制によって富裕層のマネーはコモディティに
  向かっているとも。

③欧州のソブリン問題
 にわかに再燃したギリシャのデフォルト懸念。リスクは金市場の後押し材料。
 インフレリスクから利上げに踏み切った欧州。
 問題はインフレだけではなく・・・。
 
④中東問題
 昨今の原油高は新興国の需要の増大に加えて供給サイドにも問題が。
 リビア問題は解決の糸口見えず、原油価格は高止まり。
 原油高はインフレに直結します。これが更に金市場にも波及している?!

東海林さんにはそれぞれの問題の見方と
金市場を見る上でのポイントを伺いました。
またTOCOMの金価格もいよいよ4000円台に乗せてきました。
加えて円安というのが東京の金価格の強材料として働いています。
東海林さんの詳しい解説は是非オンデマンド放送を!!
 


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