日経・東工取商品指数が何故注目なのか [大橋ひろこコラム]
2010/03/17(水) 09:00 大橋ひろこ

週明け15日、経済産業省はTOCOM・東京工業品取引所における日経・東工取商品指数の試験上場を認可しました。市場開設は3 月23 日の予定です。これまでのTOCOM市場とは別に「TOCOM NEXT 」という新しい市場が東京工業品取引所に誕生するのです。そしてそこで取引がスタートするのが「日経・東工取商品指数」これに先立っての説明会が先般TOCOMで開催されましたので聞きに行ってきました。


この「日経・東工取商品指数」
内外の機関投資家からも大きな関心を集めています。
というのもこれまで日本の商品先物市場には、株式市場でいう日経225のような代表的なインデックスが存在しませんでした。商品インデックスというとロイタージェフリーズCRB指数やS&P GSCI商品指数など海外のものしかなく、日本の商品市場に連動する形でのインデックスがなかったのです。こうした既存の商品インデックスと「日経・東工取商品指数」が大きく異なる特徴が「日経・東工取商品指数」には穀物や農産物が組み入れられていないこと。
工業物資のみの構成となっていて、このことで、既存の他の商品インデックスより高パフォーマンスを期待できるものとなっています。

金価格などは今や通貨の代替としての投資先に選ばれるほどの指標になっており、新興国の台頭でプラチナ・パラジウムなどの希少金属の価格やエネルギー価格も上昇傾向にあります。
穀物を組み入れない唯一の商品インデックスとして、そのパフォーマンスの良さが機関投資家にも大きな注目となっているのです。

勿論、個人投資家も取引できますよ。
現在の水準においては取引証拠金基準額6万円から参加可能となるようです。
いよいよ23日から取引スタートということで、今後も番組では
「日経・東工取商品指数」についてご紹介していきますね。

さて今日のマーケットトレンドでは
「エネルギー価格の動向と今後の展望」と題して
柿原一也さんにお話を伺います。

また夕方の番組でお会いしましょう~♪


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