CFTCのエネルギー建玉の影響は? [大橋ひろこコラム]
2010/01/20(水) 09:01 大橋ひろこ

先週14日にCFTC米商品先物取引委員会が、
原油などエネルギー関連先物の投機的な取引に
持高規制を導入する案を発表しました。
ポジションを持つ総量が規制されるということですね。

2008年夏には147ドルまで上昇し、
これが世界景気の後退を招いたとも言われている原油市場ですが、
今年再び80ドル台に乗せるなど半値近くまで戻ってきています。
今後はこうした取引の過度な集中を避け、
適正な価格を形成する目的での規制導入ということですが、
これが今後マーケットに与える影響はどの程度あるのでしょうか。
 
対象は原油、天然ガス、ガソリン、燃料油それぞれの先物で、
導入されれば資金の流出入が穏やかになり、
先物価格が乱高下しにくくなるといわれていますが、
この規制を嫌ってファンド勢などがポジション調整の売りに動けば、
エネルギー市場から資金が流失し、その他の商品価格も連れて下げるのでは?
という見方や為替市場では豪ドルなど商品市況と関係の深い通貨などにも
影響がでるとの観測もあります。

いまのところ大きなインパクトは内容に見えますが、
原油価格は84ドル近くまで上昇していたのが、
このニュースが出た頃を天井に
80ドル台を割り込む下落となっているんですよね。

今日の番組ではオーバルネクストアナリストの佐藤昌彦さんに
エネルギー市場の動向と今後の見通しを伺います。
また夕方のマーケットトレンドでお会いしましょう。


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