梅雨明けがわからなかった年 [大橋ひろこコラム]
2009/07/15(水) 09:37 大橋ひろこ

気象庁が昨日「関東甲信地方が梅雨明けしたと見られる」と発表しました。
よく「梅雨明け宣言」という表現を見聞きしますが、気象庁は後にも先にも
「宣言」したことはないのだそうです(笑)
「~したと見られる」という表現に留まるのは、夏が終わる8月末から
9月頭に梅雨入り・梅雨明けの正式な日付を発表するから。

梅雨入り発表したのに快晴が続いたり、
梅雨明け発表した途端に雨の日が続いたりと、
統計として残す確定値は
ひと夏終わってみないとわからないですものね。
確か去年の確定値も全国的に修正されていますし、
1993年には7月末に梅雨明けの発表はあったものの、
最終的には「梅雨明けの日」が確定していません。
気象庁*昭和26年以降の梅雨入りと梅雨明け確定値
そういえばこの年は記録的な冷夏でしたよね、覚えてますか?
米が不作になるというので国産米の価格が高騰、
大量のタイ米が輸入されました。
この時、いち早く米を確保して一儲けした商人もいましたね。
これも一種の先物買いです。
需給バランスが崩れる時は投資のチャンスでもある。
普段米を扱わない業者もビジネスチャンスとなれば米確保に奔走、、、、
これ、今年の新型インフルエンザの際のマスク騒動も同じですね。
景気動向や需給バランスだけではなくて
世の中の事件、天災などあらゆる事が投資の機会となります。
道義的に賛成しかねることもないではないですが、
市場はこうしたリスクをヘッジする機能も持っていることも
忘れてはなりません。当業者は現物価格の価格変動リスクを
先物市場でヘッジしています。

梅雨明け発表があった昨日は株も商品も軒並み高となりましたが
梅雨明けとともに調整局面終了したと見てもいいのかしら?
それとも、、、、?!
今日はオーバルネクストの森成俊さんに
「貴金属市場の動向と今後の見通し」を伺います。
また夕方の番組でお会いしましょう。


コメント

Re : 梅雨明けがわからなかった年

大橋さん、こんばんは。
名古屋はまだ梅雨明けしてないです。  関東は火曜日に既に梅雨明けでしたね。  西日本はまだ梅雨明けでないのに、不思議ですね。     ちなみに金曜日も雨が名古屋では降りました。  多分20日あたりに梅雨明けのようです。

大橋さんが言われるとおり、93年の冷害があった年から「梅雨明けしたとみられる」とぼかした表現を気象庁は使うようになりましたね。
確かにあの年は梅雨明けが分からなかったです。   当時大学生でして、名古屋の吹上にバイト行く時に夏なのに寒い感じがしてました。
そういえば今年の梅雨場の東京は晴れが多かったようですね。
名古屋もあまり降りませんでしたが、小降りの日が多かったような気がします。

2009/07/18 03:55 : ドラキチたつお
Re : 梅雨明けがわからなかった年

ドラキチたつおさま

九州北部から東海にかけての激しい雨のニュース、
テレビで見ていて心配しております。
そちらは大丈夫でしょうか?
名古屋も梅雨明けはまだですものね。
東京は日食の日を前に梅雨に逆戻りしたかのような
怪しい空模様となっています。

2009/07/22 00:05 : 大橋ひろこ