強い材料にだけ反応?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2009/05/20(水) 23:19 大橋ひろこ

アメリカの石油製品需要は世界の2割強

オーバルネクストアナリスト佐藤昌彦さん!


日本の1‐3月期のGDPは前期比年率15.2%減で戦後最大の減少率。しかし日経平均、下げません。

アメリカ。昨日発表された4月の住宅着工件数は前月比12.8%減、1959年1月調査開始以来最低水準。また先日発表された4月の小売売上高も悪かったのですが、しかしダウ平均下げません。

原油、今年32ドル台までの安値がありましたが60ドル台まで回復しています。
底値から2倍近くの上昇ですが、強い材料があるのかというと、、、冷静に判断するにこれほど買われるような材料は原油市場独自には見当たりません。株価が強い、つまりこれからの景気の先行きに対しての期待からの買いなんでしょうね。


原油市場の独自要因としては弱いものが目立ちます。
アメリカの在庫水準は19年ぶりの高水準。ジャブジャブに余ってます。
景気の回復期待が高まっているんだから、
じゃ、需要が強いのかしら?というと、、、、

とんでもない。
本来ならこの5月あたりからはドライブシーズンで需要が高まる時期ですが、
直近の数週間は需要が減少しているんです。

そして驚きが佐藤さんに見せていただいたこのチャート。
▲の赤いチャートが今年のガソリン含め石油製品全部の需要推移です。
今年の頭を天井に急減しています。
アメリカの石油製品の消費は落ち込む一方なんです。
この実体を伴わない原油の上昇、、、ちょっと怖いですね。
これは株式市場にも言えることですが、強い材料に大きく反応し、
弱い材料を無視して動いているようです。

つまり、期待だけで買われているマーケットです、期待が剥げ落ちたら?
、、、、一体いつ期待が剥げ落ちるかなんて誰にもわかりませんが、
GM問題に答えが出る6月1日なんかは注目じゃないかなぁ、、、なんて。

佐藤さんによると、NYダウは2000年から昨年までの8年間、
5月下旬頃にいったんピークをつけて下落しやすい傾向があるため、
今年もそれを踏襲するならこれが原油市場にも圧迫要因になるのでは?
とのこと。今後の原油市場の見通し、現状の分析など詳細
お話伺っていますので、是非、オンデマンド放送で佐藤さんのお話
聞いてくださいね。

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コメント

Re : 強い材料にだけ反応?!

大橋さ~ん、愛知県の方もトヨタが新型プリウスでやや盛り返ししてきました。   やや経済が持ち直しつつあります。    しかしまだ経済的弱者は多いようで派遣村みたいなのがあり、炊き出しも行われているようです。     うちの会社も今年初めは崖っぷちだったのですが、やや明るさも見えてきたようです。   ちょこっと仕事が出てきてます。     山本さんの個人ブログに載ってましたね。  写真映りがよくなってきたような。

2009/05/24 01:22 : ドラキチたつお
Re : 強い材料にだけ反応?!

>ドラキチたつおさま

明るいニュースありがとうございます!
新型プリウスは全面改良が5年ぶりなんですってね。
受注10万台迫る勢いとかで、これがドラキチたつおさんの
お仕事回復にも貢献しているのですね。
このまま景気回復となりますように。
写真は山本さんが良く撮ってくれました(笑)

2009/05/25 21:22 : 大橋ひろこ