新型コロナウイルス問題とコモディティ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2020/03/05(木) 23:10

WTI原油価格は3月3日、43ドルまで下落。年初高値である65.65ドルから、わずか2カ月足らずで34%もの下落。昨年10月の高値76.9ドルからは30ドルを超える大幅下落で44%もの下落となっています。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョートレーダーズタイムズ代表 小針秀夫氏をお迎えし新型コロナウィルスとコモディティをテーマにお話しを伺いました。



原油の下落は、新型コロナウイルスの感染防止策として
中国を始めHOT SPOT化している国からの渡航を禁じるなど、
ビジネス、観光など世界の流れが遮断されつつあります。

ジェット燃料需要の減少だけでなく、感染防止策としての生産活動停止が
世界景気に及ぼす影響を懸念した原油下落が加速しています。
下落しているのは原油だけではありません。
アルミは高値から45%、銅は35%も下落しており景気後退リスクは否めません。

それと比較すればNYダウの高値から12%の下落はまだまだ、、、という気がしますが
今年は大統領選挙の年でもあり、株価下落はトランプ政権にとっても看過できません。

しかし3月のFOMCを待たずに緊急利下げに踏み切るとは驚きました。。。。

3月18日には定例のFOMC開催となるのですが、今週3月3日FRBは0.5%の利下げを決定。
サプライズではありましたが、市場は0.5%の利下げを先に織り込んでいたためなのか、
利下げを受けて株が上昇することなく、下落していったのにも驚きましたね。


ちょうど3日は大統領選の民主党予備選、スーパーチューズデーでもあったため
サンダース氏が躍進する可能性に市場が警戒していたことも
株価には大きく影響したかと思いますが、緊急利下げでも株が下げり続けたのには
絶望感すら漂いました。。。

スーパーチューズデーではバイデン氏が躍進したことで
翌日の米株市場は反発に転じていますが、まだまだ新型コロナウイルスの
収束の兆しがみられない中で、金融市場のボラティリティは高いままです。


こうした中で、注目されているのがゴールド。
世界から金利が消滅して行く中、ゴールドが騰勢を強めています。


小針さんは1999年の安値836円から2020年の高値5913円まで
金価格はおよそ20年間で7倍になった事実を指摘。
今後の動向を解説くださいました。

詳しくはSpotifyのポッドキャストで小針さんの解説をお聞きくださいね。