昨年5月以来の節目109.70を上抜けたドル/円、110円値固めか? [金曜・岡安盛男のFXトレンド] [マーケット・トレンド]
2020/01/17(金) 21:30

こんばんは、辻留奈です。

今週のドル/円は、109.43~110.28で動きました。

今週のドル/円のポイントは2点、
①昨年5月以来の節目109.70を一気に上抜けたこと
 ⇒これでドル高円安に方向性は変わったのか?

②米中貿易交渉、第1段階署名
 ⇒織り込み済みの内容ばかりで、これで為替が動くことはありませんでした。
  大きな材料がいったんなくなった!

米国と中国の間で貿易拡大(中国は米国からの輸入を2000億ドル以上増やす)、
知的財産、技術移転禁止、金融サービスの開放(今年4/1までに外資出資規制を撤廃)などの
約束が交わされました。

また署名の前には、米国が中国を「為替操作国から解除」しました。
かわりにスイスが追加され、全通貨に対して、今週スイスフランは買われています。

そのほか、南アフリカは6.5%→6.25%へのサプライズ利下げ、
トルコも11.50%→11.25%と、5会合連続の利下げとなりました。
エルドアン大統領の利下げ圧力に対して、
ウイサル総裁はギリギリのバランス感を発揮しているともいわれますが

利下げにも関わらず、リラ買いで反応。
世界的に見ると高金利通貨であるこれらの国は
たとえ利下げをしても金利を求めて買いが入りやすいということでした。


ドル/円はここからまだ上値トライがあるのか
112.20~112.50はなかなか買いにくい水準とも捉えられますが、
史上最高値を更新していく米国株と同様、
「高値圏ではなく、出遅れ感がある=まだ買えていない人がいる」
と岡安さんは話していました。


110円を割りこめば買いが入ってきやすく、
週足ボリンジャーバンドやフィボナッチ76.4%戻しである
111.50付近はやや重たいとも。

岡安さんの来週のドル/円の予想レンジやお話の詳細は、
radikoタイムフリーかPodcastでお聴きください。
(Spotifyでも聞けます)
来週も聴いてくださいね~