雌伏の時を経て~2020年の金価格展望 [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2019/12/18(水) 20:10

9月、米10年債利回りが1.5%割れまで低下するとNY金は1566ドルの高値を示現。これが今年の高値となってしまうでしょうか。米中「部分合意」観測が浮上して以降、金価格はそれまでの1480~1520ドルから1450~1480ドルにレンジ切り下げています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎氏をお迎えし
「2020年のNY金、どう読む」をテーマにお話しを伺いました。

足下では米国の指標の改善などを受け(製造業ISM以外)
米国株3指数11月以降連日の過去最高値更新するなど
リスクオン環境にある金融市場。
しかしながら、教科書的に株価とは逆相関であるとされる
金価格は高値圏を維持し続けています。

米中を中心とした通商・外交上の強硬スタンス、
また、弾劾裁判が増幅させる通商・外交リスクなど
「トランプリスク」は投資家らのヘッジ姿勢を崩さぬ一因ですが
亀井さんは、FRBの金融政策も金高の背景だと指摘。


FRBは19年、3回にわたる予防的な利下げを実施しただけでなく
短期金融市場への資金の大量供給を実施しています。
2カ月半で3000憶ドルほど供給していますが
このままいくとバランスシート縮小前の水準を超える日も
そう遠くありません。


足下では、これを材料にリスク資産に資金が流れ込んでおり、
決して間違った政策ではないのですが、この正しいとされる政策が
次の過ちにつながって来た過去30年を振り返り、
株高こそが、この先の大きなリスクとなっていると亀井さん。


ここからの注目指標として、亀井さんは
景気拡大の終わりを見極める上で、雇用(NFP)の増加ペース、
(個人消費に悪影響)
また、格付けトリガーに注意が必要だと解説くださいました。


超低金利下で自社株買いの原資調達のために
社債発行(負債の拡大)を急増させた一般企業の企業格付けが
格下げされ、リスク許容度に変化が生じれば
年金など機関投資家らは保有資産から
格下げされた資産を外さねばなりません。
格付けトリガーについて、そして2020年の金価格展望は
Spotifyのポッドキャスト放送で是非、亀井さんの解説をお聞きくださいね!


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