動意づいてきたプラチナ相場、上昇の裏に、、、 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2019/09/05(木) 19:47

プラチナ相場が騰勢を強めています。東京プラチナ先限は、9月4日夜間取引で3372円まで上昇を強めています。今年6月の直近安値2770円を起点として600円を超える上げ幅を示現。その上昇率は22%にもなります。2018年3月以来18カ月ぶりの高値となっていますが、何が背景にあるのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョートレーダーズタイムズ代表小針秀夫氏を
お迎えしお話を伺いました。

金や銀、パラジウムが大きく上昇する中、プラチナは
長らく安値に放置されていました。

また、ニッケル相場が5年ぶり高値を示現していることも
少なからず影響しているのではないかと小針氏。

ニッケル相場の高騰は、主要生産国のインドネシアが
2020年1月から鉱石の輸出を禁止すると表明したことで
供給懸念が強まったためですが、実はプラチナは無関係ではありません。


ロシア、カナダ、アメリカのプラチナ生産者は
ニッケル、銅鉱石等からのバイプロ生産(副産物)がほとんどであり、
ニッケル、銅生産の状況により生産量が左右されることがある
という特徴を持ちます。
※南アフリカのプラチナは鉱石からのプライマリー生産。
この連想がショートカバーを呼び込んだ可能性も。


また、小針氏にはゴム相場についてもお話を伺いました。


中国の7月の新車販売台数は前年同月比4.3%減の181万台となり、
2018年7月から、13カ月連続で前年実績を下回っています。

自動車に必要なタイヤが天然ゴムの需要トップですが
2018年の中国の年間の天然ゴム消費は550万トンで、1-7月は320万トン。
これに新車販売台数が重なると仮定した場合の今年2019年の
中国の天然ゴム消費の減少は35万トンとなる計算です。


需要増加は見込めない状況にあるなか、
生産国の価格支援策であった輸出削減策も終了、
さらにはこれから生産国の増産期にはいるということで
需給のタイト感は見られません。

逆鞘も解消した今、ゴム相場に強気材料は・・・?!

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で
小針さんの解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

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