投資需要増でプラチナ急上昇、実需は...?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019/09/11(水) 19:42

プラチナ価格が大きく上昇しています。金やパラジウムが大きく上昇する中、安値に放置され続けてきましたが、中国の自動車購入制限の緩和ニュースが引き金となったとみられます。ではこの上昇は本物でしょうか?!大底確認の上昇トレンド転換と言ってもいいのでしょうか。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は日本貴金属マーケット協会 代表理事 池水雄一氏をお迎えし

プラチナ市場を取り巻く需給と価格展望を伺いました。

 

900ドル以下(生産コスト割れ水準)を
過去1年にも渡ってウロウロし続けたプラチナ。

メタル市場で負け組であったシルバーが先行して上昇を開始、
プラチナ市場にも遅れて資金が流入しています。

 

World Platinum Investment Council WPICの
「Platinum Quarterly Q2 2019」からプラチナの需給を池水氏に解説いただきました。

 

2019年のプラチナ需要は9%増と大きく増加しました。
中でも投資需要が、触媒4%と宝飾需要5%の減少を補って余りある状況に。

 

2019年前半の投資需要は約26.6トンと急増。
特にプラチナETFの伸びが23トンを占めています。

 

供給は4%増。この増加は2018年に精錬過程に入ったものです
ここからは2019年後半の電力不安と労働組合活動が、
南アの鉱山生産を減少させる可能性があるため、供給に不安も。

 

ここから需要増が供給を上回る可能性が高く、
2019年の需給バランスは供給過多が11.6トンの予想から
10.7トンへ下方修正されています。それでも供給過多ではありますが。

 

2019年第二四半期は、精錬途中在庫と自動車触媒の増加で
6.8トンの供給過多となりました。
第一四半期が18.3トンの記録的な供給不足であったため、
今年前半は結果的に11.5トンの供給不足となります。

 

第二四半期の自動車触媒需要は前年比1.6トンの減少ですが、
この減少のペースは少なくなってきています。
2015年にドイツのフォルクスワーゲン社の排ガス不正で
その性能に懐疑的なムードが蔓延しディーゼル車のイメージは
著しく低下しましたが、池水氏によると新型のディーゼルエンジンの
窒素酸化物と二酸化炭素排出量が格段に減ってきているのだそうです。


EUの二酸化炭素排出量規制に対応する上で、ガソリン車よりも
新型ディーゼル車のほうが見直されているという背景もあり、
プラチナは触媒として重要な役割を果たすことが期待されています。

また燃料電池車(FCV)および、自動車以外の列車に関するニュースも
増えてきていますね。電車ではなく燃料電池で動く列車にも注目なのだとか。

FCVが今後の無公害交通の中心となる可能性もありそう。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で池水氏の解説をお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コモディティ投資をじっくり学べる一日。
毎秋恒例の「コモディティフェスティバル」今年は、9月28日(土)東京で開催!
竹中平蔵さんの基調講演をはじめ、当番組コメンテーターでもお馴染みの
小次郎講師・江守哲さん・松本英毅さん・小菅努さん・大場紀章さんらが、
ファンダメンタルズ・テクニカルの両面からじっくりと解説します!
詳しくは下記のバナーをクリックしてください(外部サイト)。

小次郎講師のトレードラジオ講座~条件付き注文 [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編」第2期 ]
2019/09/10(火) 23:57


皆さまこんばんは、野中ななみです。

台風15号が猛威を振るい、台風一過の猛暑が訪れ、とても暑い1日でしたね。

電気やインフラなどが一刻でも早く復旧するよう祈っております。



さて、今回のトレードラジオ講座では、条件付き注文について教えて頂きました。

寄成(よりなり)引成(ひけなり)を学びましたが、なんだか人の名前のようじゃないですか?

歴史上の人物名に出てきそうな雰囲気があります。



試しに、名字に徳川とつけてみると...
徳川寄成に徳川引成、存在しそうです!!




まずは徳川寄成さんこと寄成の注文ですが、

朝一番の寄付にだけ出す成行注文の事だそうで、もし寄付で約定しなかった場合にはキャンセルされるそうです。
寄付の成行を、略して「寄成」というわけですね。

続いて引成は、午前中の取引終了である前引けとその日の取引が終了する大引けで出す成行注文の事をさします。

寄成と同じように、成立しなかったものはキャンセルとなります。



指値注文にも同じように寄指(よりさし)と引指(ひけさし)があり、寄付と、前引け・大引けで使い分けられます。

デイトレードを行う場合は最終的に大引けで手じまわないと次の日に持ち越してしまうので大引け前に必ず手じまいが必要に成りますが、引指を使えば場中に約定しなくとも大引けで手じまう事ができるので便利ですね。

日中はお仕事をしていて夜にチャートを見るという方も、その日の終値でチャート分析をし売買サインが出ていた銘柄に寄付でエントリーできるようあらかじめ注文を出す事もできるので、使いこなせるようになればとても良いと思います。


この他にも不成(ふなり)や特別気配についても教えて頂きましたので、詳しい解説は是非ラジコやポッドキャストで小次郎講師の解説をお聴きください!


TOCOM投資スクールでは、チャートに現れたある変化に注目しました。

実は、株・為替・貴金属・金利とあらゆる物に変化の兆しが出ています。

これが本物の転換点になるかどうか分かるのはもう少し先ですが、様々なチャートに同時に変化が現れるのは、動きが強い証拠になります。

NYダウは第1ステージまで戻してきました。

国によって上昇力に差はありますが、多くの国が上昇に転じています。

そして為替。

有事の円買いが起こっていた円高相場から、戻しの動きに転じてきました。

ここにはドル円、ユーロ円、ポンド円の3つを出していますが、どれも今までの動きとは様子が違う事が分かります。


金は6月からずっとキープしていた第1ステージを崩し第2ステージになりました。


同じように銀やプラチナも下げています。

そして最後は金利。

10年債の金利が上昇し、「10年債-2年債」の長短金利差は再びマイナス圏を脱しました。

株だけ、為替だけ、というような変化よりもこうやって様々な物に同時に変化が現れる時はその動きが本物になりやすいです。

まだこの変化が本格的な転換点になるかどうかは分かりませんが、変化が起こりつつある事に気がつければ、大きなチャンスをモノにできるかもしれません。

引き続きチャートに大注目ですね。

それではまた来週お会い致しましょう!

金融緩和ウイーク始まる [鎌田伸一記者]
2019/09/09(月) 23:54

日経平均株価が5日続伸、約1か月ぶりの高値となりました。
本日のコメンテーター、ラジオNIKKEI記者の鎌田伸一さんは
12日のECB理事会、18日のFOMC、19日の日銀金融政策決定会合と
日・欧・米の金融政策に関する会合の開催を控えているため金融緩和への期待感によるもの。
来週半ばまで(FOMCまで)はこの傾向が続くだろうと見ているそうです。

株価面のマイナス材料=景気や企業成績は下向き
株価面のプラス材料=金融緩和策など景気や企業成績を回復させる政策が発動

マイナス材料とプラス材料が綱引きをする中で、足元はプラス材料が勝っているわけですが
一連の金融政策を決める会合が終わった後、企業業績に関するマイナス材料を株式市場は吸収することが出来るでしょうか。

今日発表された8月分の景気ウォッチャー調査を見てみると
現状判断指数(足元の景気に対する見方)は7月に対して1.6ポイント上昇して42.8となりましたが
これは消費増税前の駆け込み消費による効果と考えられます。
しかも、景気が良い悪いを判断する分岐点の50を下回っています。
先行き判断指数は、7月に対して4.6ポイント低下した39.7と、さらに厳しい見方となっています。

さらに、今週は11日に「法人企業景気予測調査」が発表され、日本企業の7-9月期の事業環境に関する調査結果が明らかになります。
3か月前の6月調査では、2019年度経常利益見通しは、全産業で3.3%減益でした。
今回の発表の9月調査分で下方修正される可能性は十分考えられます。

「企業収益の下方修正懸念」と「金融緩和策などの政策効果」の綱引きの結果、どちらが勝るか。
それが株価の動きを決めている状態にあるのだと鎌田さん。

詳しい解説は、ポッドキャストかradikoのタイムフリーでお聴きくださいね。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コモディティ投資をじっくり学べる一日。
毎秋恒例の「コモディティフェスティバル」今年は、9月28日(土)東京で開催!
竹中平蔵さんの基調講演をはじめ、当番組コメンテーターでもお馴染みの小次郎講師・江守哲さん・松本英毅さん・小菅努さん・大場紀章さんらが、
ファンダメンタルズ・テクニカルの両面からじっくりと解説します!
詳しくは下記のバナーをクリックしてください(外部サイト)。

今週の予定(9月9日~9月13日) [今週の放送予定]
2019/09/08(日) 12:00
こんにちは、辻留奈です。

先週はNYプラチナ価格が急回復していましたが、
今週からはいよいよ金融政策weekが始まります!
為替だけでなく、ゴールドをはじめ貴金属の取引も気になる時期です。

黒田総裁は「マイナス金利の深堀は選択肢にある」と
発言しましたが市場は反応せず。
各国緩和政策へ転換していくのが既定路線ではありますが、
FRB内部の意見はベージュブックを見てもマチマチ。
週末、スイスの講演でパウエル議長は
「リセッションは予想せず、適切な行動を続ける」と発言しました。

先週、カナダやオーストラリアなどは金利据え置きとしましたが、
FRBを待ってから出方を考えようという姿勢の国もあるだけに
世界中の注目が集まります!


では、今週の予定です!
ーーーーーーーーーーーーーー

9月9日(月)

 

鎌田伸一 (ラジオNIKKEI 記者)

「株式市場の動向と今後の見通し」

 

 

9月10日(火)

 

小次郎講師こと手塚宏二さん

『小次郎講師のトレードラジオ講座』2019年度第2期

第5回「条件付き注文」

 

 

9月11日(水)

 

池水雄一さん(日本貴金属マーケット協会 代表理事)

「専門家の目~世界の金の動き」

 

 

9月12日(木)

 

松本英毅さん(よそうかい・グローバル・インベスターズ・インク代表)

「専門家の目~今注目のコモディティは?」

 

 

9月13日(金)

 

岡安盛男さん (FXアナリスト)

「岡安盛男のFXトレンド」

ーーーーーーーーーーーーーーー

コモディティ投資をじっくり学べる一日。
毎秋恒例の「コモディティフェスティバル」今年は、9月28日(土)東京で開催!
竹中平蔵さんの基調講演をはじめ、当番組コメンテーターでもお馴染みの小次郎講師・江守哲さん・松本英毅さん・小菅努さん・大場紀章さんらが、
ファンダメンタルズ・テクニカルの両面からじっくりと解説します!
詳しくは下記のバナーをクリックしてください(外部サイト)。


転換点なるか?雇用統計を受けて「米金利と株価」の関係に注目。 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2019/09/06(金) 20:00

こんばんは、辻留奈です。

今週のドル/円は、105.73~107.22で動きました。
ISM製造業50割れで、今週のドル/円の下値、
昨日のISM非製造業が予想を上回り、今週のドル/円の上値となりました。

107円台、リスクオンムードに傾いたきっかけは、
○米中協議の再開 ○ブレグジット延期 ○香港逃亡犯条例の正式撤回でした。
しかしこれらはいずれも「解決」ではないため、
一時的なリスクオン材料でしかない可能性があります。

そんな今回のリスクオンで、岡安さんが注目したのは「米金利と株価」の関係です。

昨日のリスクオンでは、ADP雇用統計やISM非製造業が良く=経済強い
「株価上昇、米金利上昇」という正常な動きとなりました。
これまでは悪い経済指標→利下げ期待→「株価上昇、金利低下」という動きでした。

このあとの雇用統計ですが、
良い結果だったときに、きちんと「株価上昇、米金利上昇」という
正常な動きとなるかに注目したいと話していました。
果たして、これまでの流れが変わる、転換点の雇用統計となるのでしょうか?
雇用統計後、チューリッヒで行われるパウエル議長の講演で
利下げと雇用統計の結果について、どのような発言があるのかにも注目です。


そして、来週注目のECB理事会。

独をはじめ景気の悪化が見られるユーロ圏の利下げと、
まだ予防的利下げの範疇にあるFRBの利下げでは、
その差から相対的に「ドル」が買われやすい状況にあると岡安さん。

ドルが買われやすく、ユーロやポンドは弱いという流れは変わらないのではないか
と話していました。

ドルが強い流れが続くということですが、来週のドル/円のレンジは?
レイバーデー明け、勢いがある点も気になるとも話していました。
お聞き逃しなく。

詳しくはradikoタイムフリーorポッドキャストでお聴きください。
(Spotifyでも聴けるようになりました!)


それではまた来週!

-----------------------------------------
コモディティ投資をじっくり学べる一日。
毎秋恒例の「コモディティフェスティバル」今年は、9月28日(土)東京で開催!
竹中平蔵さんの基調講演をはじめ、当番組コメンテーターでもお馴染みの小次郎講師・江守哲さん・松本英毅さん・小菅努さん・大場紀章さんらが、
ファンダメンタルズ・テクニカルの両面からじっくりと解説します!
詳しくは下記のバナーをクリックしてください(外部サイト)。




全25件中 16件〜20件目を表示 [ 前の5件 1 2 3 4 5 次の5件 ]