コモディティ・フェスティバル2019 取材レポート [コモフェス2019]
2019/09/28(土) 20:00

コモディティ・フェスティバル2019 
~ フォトレポート ~

開催日時:2019年9月28日(土)
開催場所:御茶ノ水・ソラシティホール

コモディティ投資をじっくり学べる一日。
「コモディティ・フェスティバル2019」が東京で開催されました。

東京金は史上最高値を更新したばかり、
いま注目を集めるコモディティについて学ぶコモフェスの取材記です!

会場に来られなかった皆さんもフォトレポートでぜひお楽しみください。


12:40、開演です!
コモディティアンバサダー 小次郎講師&大橋ひろこさんのあいさつから始まりました。

お気づきですか?
2人とも、コモフェスカラーの「グリーン」でコーディネート。素敵です!

第1部は、竹中平蔵さん(慶應義塾大学名誉教授 東洋大学教授)の講演。
テーマは「景気拡大は終焉したのか?!世界経済展望」

竹中氏によると、NYエコノミストの今一番の心配事は「ドイツ経済の悪化」で、
輸出大国(GDP比の47%)のドイツは、米中貿易摩擦の影響を受けやすいといいます。
そこへブレグジッドも迫り、ヨーロッパ経済を悪化させる因子も複数あり、
ドイツ銀行の経営危機が気になると話していました。

現在は、アメリカや中国のように、
政治がつくりだすリスク<地政学的不況>が一番の懸念材料となっていて、
だからこそゴールドなどのコモディティに投資妙味があると話していました。


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第2部は、マーケットトレンドでもおなじみの小次郎講師、手塚宏二さん。
小次郎講師の講演は、「投資家がコモディティに注目すべき3つの理由」

「株の取引だけの人も、ぜひコモディティ価格をみてほしい」
と語りかけた小次郎講師。
コモディティを見ていれば、相場の変化に早く気づけると話していました。

【ゴールド上昇、米金利低下、NYダウは史上最高値を狙う】

現在の<金、金利、株価の関係>は違和感のある動きであると指摘していました。

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第3部は、「明日から使える3つのトレードアイディア」

小菅努さん(マーケットエッジ代表)※写真右
佐々木徹さん(ココスタ代表)   ※写真中央
松本英毅さん(よそうかい・グローバル・インベスターズ・インク代表)※写真左

なんと豪華な3人~
松本さんのお姿がプロフィール写真から大きく変化していることが、
控え室で話題になっていました(^○^)

小菅さんは、ゴールド市場をみるときには、
「米金利ではなく、実質金利をみている」と強調していました。
実質金利が上がっているのか、下がっているのかがとても大切だと話していました。

また「本当に逆イールドは金の買い場なのか?」も説明していました。
答えは会場にいらした皆さんだけの特権ということで内緒です。

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佐々木さんは、ゴールド投資をする際に、
「ゴールドETFの残高トン数を確認してほしい」と話していました。
具体的に何トンの出入りがあったポイントから、価格を追えばいいのか話していました。
こちらも何トンかという部分は内緒。

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松本さんは、商品相場は季節性を理解してトレードするのがポイントと話していました。
確率の高いものとして、アメリカの製油所の税金対策に絡む
「年末の原油在庫のアノマリー」を紹介し、年末に向けた原油のトレードを解説していました。

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ここでいったん休憩。無料でコーヒーが飲めます。

会場の入り口にはTOCOMブース、
TOCOM広報部の皆さん、背後に金塊を隠しもっています!


来場した皆さんは、このゴールドインゴットもらいましたよね。
もらった瞬間「重っ!!」と口にしていた方もいましたが、中味は食べ物です♪

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そしてラスト、第4弾は「貿易戦争と産業革命がもたらすコモディティの未来」

エミン・ユルマズさん(エコノミスト・為替ストラテジスト)
大場紀章さん(エネルギーアナリスト)

舞台袖を隠し撮り~のはずが、しっかりカメラ目線を頂きましたっ!
進行はもちろん我らが、大橋ひろこさん!

「トランプ政権がアメリカに上場する中国株の廃止を検討」「トランプ弾劾」など
タイムリーな報道内容も織り交ぜながら、貿易戦争の影響をクロストーク。

「トランプ大統領は、大統領選をなんとか勝ち逃げできるのではないか」
とエミンさんは話していました。

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大場さんは、コモディティに一番影響を与える製品「車」について話しました。
第4次産業革命「CASE」革命によって、
プラチナ・パラジウム価格は今後どのような影響を受けるのでしょうか?

プラチナとパラジウムの価格が逆転してから、かれこれ経ちますが、
現在もパラジウムの価格が、プラチナよりも高い状態が続いています。
従来ガソリン車の触媒にはパラジウムが使われていましたが、
最近はプラチナの含有量が増えているそうです。

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今日の講演のなかで参加者の皆さんに手をあげてもらう場面があったのですが、
会場内で半数の人がゴールドの投資経験があり、
そのうちゴールドをショートした経験がある人は2割でした。


講演のコアな内容は触れられていませんが、少しでも雰囲気は伝わったでしょうか?
来られなかった皆さん、来年お待ちしています!!
最後までご覧頂いて、ありがとうございました。

今週の予定(9月30日~10月4日) [今週の放送予定]
2019/09/28(土) 19:55
こんにちは、辻留奈です。

コモフェス帰りの書きたてほやほやの
臨場感あふれるコモフェス取材記を次の記事にアップしています!
ご覧ください♪



では、今週の予定です!
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9月30日(月)

 

志田富雄さん(日本経済新聞社 編集局 編集委員)

「サウジ攻撃後の金、原油相場」

 

 

10月1日(火)

 

小次郎講師こと手塚宏二さん

『小次郎講師のトレードラジオ講座』2019年度第2期

第8回「金融政策と金利」

 

 

10月2日(水)

 

石川久美子さん (ソニーフィナンシャルホールディングス シニアアナリスト)

「専門家の目~為替相場の現状と今後の見通し」

 

 

10月3日(木)

 

新村直弘さん (マーケット・リスク・アドバイザリー 代表取締役)

「専門家の目~2019年末にかけてのコモディティ展望」

 

 

 

10月4日(金)

 

岡安盛男さん (FXアナリスト)

「岡安盛男のFXトレンド」

 

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ドル/円はしばらくレンジ相場?ユーロとポンドは底抜けか? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2019/09/27(金) 21:30

こんばんは、辻留奈です。

今週のドル/円は、106.95~108.02で動きました
ウクライナ疑惑に関して、ペロシ下院議長が
トランプ大統領を弾劾という報道で106.95までドル売りが進みました。
その後は日米貿易協議の署名、
(日本は為替条項や自動車の数量規制を逃れ、米国は70億ドル規模の日本市場の開放で妥結)
米中貿易協議は10月10~11日に開催と発表され、
マーケットは安定、ドル高に傾いてもよさそうな材料が並びますが、
ドル/円は1円レンジと動きがなくなっています。

その理由が、ユーロです。
ユーロ売りが進むことで、ドル高・円高になり
(ユーロ/円下落、ユーロ/ドル下落=ドル高・円高)
ドル/円の動きを小さくしています。

ユーロ/ドルは年初来安値を更新。
週明けの独PMIは41.4と予想以上に悪い結果がでました。
またタカ派のECBメンバーの突然の辞任表明に様々な憶測が広がり、ユーロ売りに。
欧州の景気悪化に、追加利下げを示唆する発言が相場を後押しし、
ユーロ/ドルは年初来安値を更新しました。

ポンド/円とポンド/ドルは日足でダブルボトムをつけ、
上昇していくかのように見えましたが切り返してきています。
ボリンジャーバンドの中心線(20日移動平均)を下方向にブレイクし、
ポンド/ドルも1.1982史上最安値を目指す可能性が近づいてきました。

ユーロとポンドは下方向にブレイクアウト?
ドル/円は来週もレンジ相場?

続きはradikoタイムフリーかPodcastでお聴きください。
(Spotifyでも聴けます!)

それではまた来週!

サイクル・アストロロジーから読むゴールド・原油 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019/09/26(木) 20:29

40年ぶりの高値更新となっている国内金価格。NY金は保合いを上放れて9月4日1,559ドルまで上昇ましたが現在は1,485~1,500㌦付近を下値サポートにまた保合い相場入り。現在の相場は2013年2~4月の逆パターンとなっている?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社 林知久氏をお迎えしお話しを伺いました。




NY金の週足サイクルでは、通常15~21週ごとに安値が出現しています。

5月2日と21日のダブルボトムからスタートした上昇相場ですが
9月18日に1,484㌦まで下落し直近安値を更新。
このポイントが5月安値から20週目と17週目となっていました。
従って、ここが週足サイクルの起点であると林氏。

つまり引け値ベースで18日の安値を割り込まない限り、
この相場は強いという事を意味しています。
テクニカルでは18日に強気オシレーターダイバージェンス、
銀相場との間でも異市場間強気ダイバージェンスが発生しており、
現在強気シグナルが出ています。


仮に8月安値を割り込んでも、5月からの上げ幅に対しての
フィボナッチリトレースメントでは浅くて1,450㌦前後、
深くても1,400㌦程度の下落がせいぜいでは・・・?!
日柄が延長しても24週程度で安値が出現することから
遅くても10月は買い場になると解説くださいました。


また、サウジの石油施設がドローンの攻撃を受けて急騰したNY原油相場。
サイクルの観点では終盤で急騰したため、結果的にそこが目先の天井に。
今回の急騰で日足に生じた55.68~58.77㌦のマドは
25日のNY市場で埋目られました。


通常、マドは埋められるとそれまでの流れが変わる傾向が強く
そろそろこの相場は反転する公算が高いと林氏は指摘します。


8月7日スタートした上昇相場は今週で7週目です。
前の週足サイクルは9週で安値が出現、過去のパターンでは
8~11週で安値が出現する傾向があり、早くて来週、
遅くても10月下旬までにボトムをつけるとみられます。


テクニカル的には55㌦に下値サポートが存在していますが
ここが維持され60㌦を上回ると相場は再度上昇基調に戻ります。
その場合、4月の年初来高値である66.60㌦を試す可能性も。
55㌦を割り込んでも、50.00~50.50㌦付近に次の下値サポートがあり
仮にここまで下げたとしても、チャートパターン的には
6月、8月安値とのトリプルボトムの形状となり、
その後の相場基調は強くなると解説くださいました。


アストロロジーの観点からは、明日27日から10月7日まで
ヘリオ射手座ファクター。
(太陽中心のホロスコープの射手座に水星が入居する時間帯)


ここは金相場の急変動の特異日とされています。
レイモンド・メリマン氏によるとこれまで7割の確率で上昇に関連しており、
27日までの突っ込み場面は買い示唆。
すでに25日のNYの安値は買い場であった可能性も?!


また、日本時間11月1日から21日まで水星が逆行します。
どの相場もこの期間の最初と最後、中間点(11月12日)の
相場変動には注意が必要です。


各種相場の動向について
10月26日投資日報社主催のセミナーがあるそうです。
詳しくは(https://www.toushinippou.co.jp/

そして、Spotifyのポッドキャスト配信はこちら
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

2020年1月から原油が上がる?!SOx規制、何が問題?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019/09/25(水) 19:40

2020年1月より、船舶の燃料油に含まれる硫黄分濃度を現状の3.5%以下から0.5%以下とする国際的な規制強化が義務化されます。これは外航船,内航船ともに、です。

指定海域では,2015年から0.1%(軽油相当)の燃料使用が義務化されていますが、来年1月からは一般海域においても義務化されるということで、海運業界の規制への対応が迫られます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はエネルギー情報ネットワーク共同代表 山内弘史氏をお迎えし
IMOの船舶燃料のSOx規制についてお話を伺いました。

IMO= 国際海事機関
SOx規制=環境への悪影響の防止のため船舶からの排気ガス中の
     硫黄分濃度を0.5%以下とする規制

海運業界がこれに対応するにはどのような手段があるでしょうか。

①SOxスクラバー(排ガス浄化装置)搭載
 SOx洗浄装置を搭載し洗浄で排ガスを脱硫する手段がありますが
 これを搭載するには億単位の費用がかかります。
 また重量が大きいのでこれを搭載することで、他の貨物積載量が減少してしまいます。

 
②代替燃料への転換(LNG,LPG/エタン)
 例えばLNG燃料中は硫黄分濃度が0。規制をクリアできますが、
 重油燃料で動く船舶からガス燃料での船舶への切替には中長期的取り組みが必要。
 造船には数年かかるだけでなく相応のコストも。

③規制適合燃料油の使用
   現行の船舶燃料であるC重油からSox規制適合油に切り替えるのが現実的。
   ①軽油 ②LSA重油(ローサルA重油)③LSC重油(ローサルC重油)


①,②にはコストと時間がかかるため、当面は規制適合の燃料油に
切り替える③の対応が現実的ですが、現行燃料費に比べて割高な規制適合油を
調達することによるコストアップは大きな負担です。

どのくらいのコストアップとなるでしょうか。

これまでのバンカーC重油の比較的信用度の高い指標は
シンガポールのHSCバンカー市況。

Sox規制後の適合燃料において、現在最も有力な価格指標と考えられるのは、
シンガポールのLSMGO(低硫黄軽油相当油)。


この両市況を比較して規制適合油転換に伴う輸送費高騰分を試算すると、、、

足下8月~9月のHSCとLSMGOを比較すると平均でLSMGOが
約200㌦/㌧程度の高いことがわかります。

仮に中東~日本の航海日数36日,積みと卸の日数を4日間と計算し
40日分の燃料使用量をすると200㌦/㌧を掛けた分がコストアップとなります。


これはあくまで現状での計算。

世界中で規制適合油の使用が一斉に始まり,規制適合油の需給が逼迫すれば
さらなる高騰のリスクも懸念されます。


C重油の需要が大幅に減少し中間留分需要が増加するため、
石油精製で中間留分の多く生産できる軽質で低硫黄の原油を
選択することが多くなれば軽質原油需要が増えて高騰するかもしれません。

また、現状ではOPECの減産,ベネズエラ/イランへの制裁で
重質原油の供給が不足しており重質原油が高騰しています。
重質原油を処理している米国のメキシコ湾岸製油所のマージンが低下,
ディーゼルなど中間留分の生産を減らしているという現状が。
結果,MDOなどの供給がタイトになる傾向にあります。

ここへ世界一斉の規制適合油転換が重なれば重質油原油だけでなく
軽質油原油まで価格が押し上げられることに。

山内さんには、この規制適合油への切り替えに伴う問題への対応について
いろいろとお伺いしています。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で山内さんの解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk


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コモディティ投資をじっくり学べる一日。
毎秋恒例の「コモディティフェスティバル」今年は、9月28日(土)東京で開催!
竹中平蔵さんの基調講演をはじめ、当番組コメンテーターでもお馴染みの
小次郎講師・江守哲さん・松本英毅さん・小菅努さん・大場紀章さんらが、
ファンダメンタルズ・テクニカルの両面からじっくりと解説します!
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