米長短金利逆転、不確実性の高まりとゴールド [コモディティの見通し(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2019/08/15(木) 20:22

米国の債券市場で2年債と10年債のイールドカーブが逆転。30年債の利回りも2%を下回り史上最低に低下しています。8月の円高アノマリーには米国債の償還、利払いの円転や9月末決算のヘッジファンドの解約申し入れ期限である45日ルールが8月15日にあたるため、、、などと解説されていますが、今年のお盆は米金利の低下、そして長短金利の逆転によるリセッションへの警戒がリスク回避の円高につながった側面も大きいでしょう。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットアナリスト菊川弘之氏をお迎えしお話を伺いました。

トランプ劇場に乱高下する米国株式市場、
そして円高で日本の株式市場も下値不安が大きくなっていますが、
他方、金市場には資金流入が続いています。

ゴールドは米中の対立激化懸念や英国ブレグジット、
今週にわかに飛び出したアルゼンチンのポピュリズム政権樹立への
警戒など地政学リスクが下値を支えていますが、
金融要因からも金買いが旺盛になっているとみられます。

米国の7月利下げ、ECBによるフォワードガイダンスの変更(9月利下げ観測も)
今週に入ってインドやタイ、NZの予想を上回る利下げなど世界通貨安競争の
様相を呈し始めています。世界から金利が消えつつある中、金利の付かない
金のデメリットが薄れているという側面も。
中国人民元は1ドル7元の節目を突破する元安となったために
米国から為替操作国認定されています。
これも今後の波乱要因ですね。

菊川さんに、ここからの金相場展望を伺っています。

世界の景気後退が懸念される中、需要の伸びの鈍化への警戒が
原油価格の上値を抑えています。
OPECプラスが協調減産を続けていても、
米国による原油の増産は続いており
その効果は相殺されてしまっていますね。

サウジアラビアは原油価格下落を阻止するためにあらゆるオプションを
検討していると報じられていますが、
サウジアラムコのIPOの話がまた出てきています。

来年2020年の米大統領選挙に向けて、トランプ大統領は
株価への配慮も必要となってきますが、
ここからの注目ポイントを伺いました。

詳しくはポッドキャスト配信でお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk
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