歴史的高値圏に上昇したゴールド、冴えない原油 [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2019/08/14(水) 19:55

金価格が1500ドル大台を達成、国内の円建て価格も5000円大台に乗せて40年ぶりの高値へと上昇しています。足元では米中の電話協議の結果をうけ、米国が中国に対して9月から発動するとしていた追加関税第4弾の一部先送りを受け、リスクオンの動きとなったことで金はやや売られていますが、それでも1,500ドル前後を維持しています。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 芥田知至氏をお迎えし金、原油価格の現状と今後についてお話しを伺いました。

 

マーケットが波乱含みとなっているため、
市場では米国の追加利下げを織り込み始めています。
一部には9月のFOMCでの利下げが、50bpになるとの見方もあり
ドル金利の低下観測は金市場にとっては強材料となっています。

 

また、今日一部製品についての追加関税を12月に先送りしたとはいえ、
米中貿易協議が長期化、難航していることも金のサポート要因。

 

イランを巡る地政学リスク、英国のEU離脱が「合意なし」になる可能性、
アルゼンチン情勢など世界は不確実性に満ちており、今後も金市場には
資金流入が続くとみられます。

 

一方、原油相場は4月下旬をピークに下落した後、6月上旬を底に
いったん下げ止まったのですが、8月、6月上旬の底を下回る下落となりました。
8月7日をボトムにやや反発しているものの上値が重い展開を強いられています。

 

OPECとロシア等との協調減産継続で原油供給が抑制される一方で、
米シェールオイルの増産が供給増要因で減産効果が相殺されてしまっています。
米中貿易摩擦が原油需要の重しとなる中で、需要の伸びの鈍化が懸念されており
原油相場は上値の重い展開が見込まれると芥田氏。

 

ここからの見通しについては
Spotifyポッドキャスト配信で芥田氏の解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk


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