ゴールド1500ドル大台へ、その背景とは [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2019/08/08(木) 19:52

ドル建て金価格が1500ドルの大台に乗せる上昇を見せています。1400ドルを超えたのが6月24日、8月7にには1500ドル大台達成ですので、非常に早いペースでの上昇となっていますが、特に8月1日、トランプ大統領が中国に対する第4弾の追加関税措置の実施(9月1日~)を発表したことから8月に入って金価格は5営業日連続で上昇しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の近藤雅世氏をお迎えし、
コモディティ市況の現状と今後についてお話を伺いました。


ゴールドは米中の対立激化懸念だけでなく、金融要因からも支えられています。
米国の7月利下げ、ECBによるフォワードガイダンスの変更(9月利下げ観測も)
今週に入ってインドやタイ、NZの予想を上回る利下げなど世界通貨安競争の
様相を呈し始めています。世界から金利が消えつつある中、金利の付かない
金のデメリットが薄れているという側面も。
中国人民元は1ドル7元の節目を突破する元安となったために
米国から為替操作国認定されてしまいましたが、、、
ここからの金相場展望を伺っています。


世界の景気後退が懸念される中、需要の伸びの鈍化が原油価の
上値を抑える中、米国による原油の増産が続いています。
サウジアラビアは原油価格下落を阻止するためにあらゆるオプションを
検討していると報じられていますが、OPECプラスが協調して減産
したところで、米国シェール生産が伸びるだけですが、、、


穀物市場では、4月~7月の作付け時期に長雨が降った影響で
とうもろこしの作付けが遅れたため、6月半ばまで価格が大きく上昇しました。

夏場の受粉期の高温乾燥天候への警戒が再び価格を押し上げ
7月半ばまで再上昇があるも、足元では大きな下落に見舞われています。

今週8月10日に発表される需給報告で単収や生産量が
どの程度まで落ち込むかが一つの見どころだと近藤さん。

詳しくはポッドキャスト配信でお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk