天然ゴム、逆ザヤも下落開始の背景 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2019/08/01(木) 20:24

7月FOMCで米国は政策金利の0.25%の引き下げを決めました。バランスシート縮小は7月31日をもって終了。計画を2か月前倒しで終えることとなります。利下げはリーマン・ショックを受けて08年12月に実質的なゼロ金利を導入して以来約10年半ぶり。これを受けてドル安となるかと思いきや、市場には十分に0.25%の利下げが織り込まれていたと見えてドル高が進行、ドル高を受けてゴールドは大幅下落となりました。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズタイムズ代表小針秀夫氏をお迎えし
コモディティ市況の現状と今後の展望をお伺いしました。


パウエル議長は「足元の利下げは必ずしも緩和サイクルの開始を意味しない」と発言したことが
タカ派的と捉えられたことも大きかったようです。利下げは今回1回きりの可能性を
織り込む形でドルが大きく跳ね上がりました。
このままドル高が進むのでしょうか?!


ゴールドは金融要因で大きく動きます。
今後のドルの行方が足下数年来のレンジ上限をブレイクし1400ドル台に上昇してきた
ゴールドの先行きを占うこととなりますが、
昨今の世界情勢は金融要因以外にも、
ゴールドをサポートする材料がたくさん見られると小針氏。


緊張が続くペルシャ湾情勢、
米中貿易摩擦の長期化、
米国による制裁からロシア、中国などのドル離れなど
不確定要素がゴールドの下値を支えています。


また、下落基調を強めるゴム相場について小針氏は

(1) 東南アジア生産国の輸出削減策が7月末で終了し、供給が増える
(2) 米中貿易摩擦による世界的な景気後退懸念
(3) 中国の新車販売台数の減少
(4) 銅や鉄、アルミ、ニッケルなど産業素材の銘柄の軟調な展開と天然ガス相場の続落


などを上げ、詳細解説くださいました。

当先の逆ザヤは続いているのですが、、、。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で
小針氏の解説をお聞きくださいね。