FRB利下げから一夜、対中制裁で様変わり。ドル/円は2.5円の動意。まだ動きそうだが方向感は? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2019/08/02(金) 21:00

こんばんは、辻留奈です。
朝起きて、ドル/円レートを見て、あれ??!!
ユーロ/円のレートも見慣れない水準です。

さて、今週のドル/円は、106.84~109.31のレンジで動きました。

FRBは10年半ぶりに0.25%の利下げを行い、
利下げ幅に失望した米国株は急落したものの、
ドル/円は上昇し、あんなに重たかった109円をあっさり上抜け。

しかし、どこまで上値追いできるか?と思ったのもつかの間、
昨日のロンドン時間からドル/円は切り返し、
その後、トランプ大統領が第4弾対中関税を表明しドル/円は急落。
今日の前場には、106円台をつけ、日経平均株価も500円を超える下げ幅となりました。
米金利は1.85%まで低下しました。

パウエルFRB議長の玉虫色の発言
「1回の利下げで終わるともいえない、長期の利下げに入ったわけではない」は
「緩和政策への転換ではなく、利下げは1回きり」と感じさせる内容となりました。

しかし、今後の為替相場の主役は「米中協議」であると岡安さんは話していました。
世界経済の悪化は、米中関係悪化によるものと、FRBも指摘しています。

ここまで膠着していたドル/円が、この1~2日で2円50銭も動きましたが
「まだ動きそう」と岡安さん。
気になるのは、どちらに動くか。
8月は円高アノマリーもありますしね。


円高要因となりそうなものは...

●クロス/円の下落
豪ドル/円は:75円台→72円台へ ユーロ/円:121円台→118円台へ
これはドル/円の上値をおさえる要因となりそうです。

●米国債の償還

●バケーション入りに伴い、休み前にまた切らされる

●今回のドル/円の急落で、108.50には買いが残っている可能性が高く、上値が重いか?


一方で、8月はアノマリー的に円高を見ている参加者が多いので
薄商いの中、逆の動きが生じる可能性にも注意が必要だといいます。

さらに、今回のドル/円の下げは、アルゴリズムによるもので
1方向に進みすぎたという指摘があり、こちらも反動に注意です。

来週は短期取引に徹したほうがベター?

ドル/円の予想レンジはradikoタイムフリーからどうぞ。
(Spotifyでも聴けるようになりました!)


それではまた来週!


天然ゴム、逆ザヤも下落開始の背景 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019/08/01(木) 20:24

7月FOMCで米国は政策金利の0.25%の引き下げを決めました。バランスシート縮小は7月31日をもって終了。計画を2か月前倒しで終えることとなります。利下げはリーマン・ショックを受けて08年12月に実質的なゼロ金利を導入して以来約10年半ぶり。これを受けてドル安となるかと思いきや、市場には十分に0.25%の利下げが織り込まれていたと見えてドル高が進行、ドル高を受けてゴールドは大幅下落となりました。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズタイムズ代表小針秀夫氏をお迎えし
コモディティ市況の現状と今後の展望をお伺いしました。


パウエル議長は「足元の利下げは必ずしも緩和サイクルの開始を意味しない」と発言したことが
タカ派的と捉えられたことも大きかったようです。利下げは今回1回きりの可能性を
織り込む形でドルが大きく跳ね上がりました。
このままドル高が進むのでしょうか?!


ゴールドは金融要因で大きく動きます。
今後のドルの行方が足下数年来のレンジ上限をブレイクし1400ドル台に上昇してきた
ゴールドの先行きを占うこととなりますが、
昨今の世界情勢は金融要因以外にも、
ゴールドをサポートする材料がたくさん見られると小針氏。


緊張が続くペルシャ湾情勢、
米中貿易摩擦の長期化、
米国による制裁からロシア、中国などのドル離れなど
不確定要素がゴールドの下値を支えています。


また、下落基調を強めるゴム相場について小針氏は

(1) 東南アジア生産国の輸出削減策が7月末で終了し、供給が増える
(2) 米中貿易摩擦による世界的な景気後退懸念
(3) 中国の新車販売台数の減少
(4) 銅や鉄、アルミ、ニッケルなど産業素材の銘柄の軟調な展開と天然ガス相場の続落


などを上げ、詳細解説くださいました。

当先の逆ザヤは続いているのですが、、、。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で
小針氏の解説をお聞きくださいね。

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