株高・債券高・ゴールド高。利下げペースを占う雇用統計に注目! [金曜・岡安盛男のFXトレンド] [マーケット・トレンド]
2019/07/05(金) 21:00

こんばんは、辻留奈です。
じめじめ、梅雨が続きますね。

さて今週のドル/円は、107.53~108.53のレンジで動きました。

G20米中首脳会談は、「追加関税見送り」と「ファーウェイ制裁解除」という
ややサプライズの結果となり、週明けのドル/円は窓をあけて上昇しました。
しかし、その窓は水曜日には閉めることに。
G20前と大して変わらない景色が広がっています。

今週は米金利が1.94%まで低下、
欧州主要国の利回りも軒並み低下。
独は-0.4%とECB中銀預金金利を下回り、
仏は過去最低、あの伊ですら2.02%。

次期ECB総裁に、IMFのラガルド専務理事が選ばれたことで
ECBの緩和姿勢が継続されるという期待感がマーケットに広がっています。
FRB理事もハト派の2名が選出されました。

世界的に金融緩和の流れはとまりません。

一方で、ADP雇用統計が予想を大きく下回り、
ISM非製造業景況指数も予想から下振れましたが、
それが逆に利下げ期待へとつながり、米株は3指数とも最高値を更新中。
マーケットが利下げを要求する催促相場の様相をみせています。

もはや指標が良くても、悪くても、米株は上がるのかもしれません...
バブルの到来?
債券高、株高、ゴールド高、原油高、
リスク商品も、そうでないものも全てが買われて、金余りの状態です。

そんななか、米利下げの行方を占う
このあとの雇用統計にはいつも以上に注目が集まります。

仮に結果を受けて、大きな反応を見せなかったとしても、
来週予定されているパウエル議長の議会証言(7月10日)や
ブラード総裁の発言(7月9日)があるため要注意です。

「雇用は強い、利下げは継続的なものではなく様子を見たい」
という趣旨の発言があった場合には為替が逆方向に動き出す可能性があります。


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それではまた来週!