2000万円問題 投資の必要性 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん] [マーケット・トレンド]
2019/07/01(月) 23:56


「⒉000万円」と聞けば、今は単なる金額ではなくて「老後資金のことね」とイメージする方が多いと思います。
先月、夫婦の老後資金に「2000万円が必要」とする試算を盛り込んだ金融庁の報告書に端を発した⒉000万円問題。
人により受け止め方は様々ですが、投資の必要性や、老後の生活を真剣に考えるようになるきっかけにもなったという声も聞かれます。

この金融庁の報告書を、今日のコメンテーター ファイナンシャルプランナーの野尻美江子さんは
「投資の必要性」と「認知症対策」がメインテーマと受け止めたそうです。
そして大切なのは「じぶんごと」として考えること。
⒉000万円という金額ばかりに驚いたり焦ったりするのではなく
人によりその金額も変わってくるわけだし、備え方も違っているわけです。

老後資金を作るにあたって、この低金利時代、労働収入だけでねん出するのは難しい。
すると投資の力を借りる必要性があるわけですが
お金を増やすだけでなく、生活レベルを下げることで、必要な老後資金の金額も引き下げることでも、老後に備えることが出来るわけです。
金融庁でも、物価の見方は個人の長年の経験を重視すると表現していますが
家計管理の原点は、買い物に対する感覚...自分にとっての必需品を価格も踏まえて目利きできるかどうか...ということ。
一週間分の買い物のレシートや、カードの明細を確認して、何を買ったか分からないものがいっぱいあるようでは、無駄が多いということ。
その無駄を整理しないで、老後資金を考えると、頭でっかちな金額になってしまうと野尻さんは指摘しています。
生活のダウンサイジング。
外食や中食などを減らして自炊を増やしていくことも含まれます。
これも、急にできることではなく、経験によって身につけられるスキルです。

老後資金を用意するには
投資力を高めること
生活力を高めること
この両輪が欠かせません。
その両方で自分の強みは何か、自分に必要なことは何か考えてみる必要があります。

外食に頼り過ぎている人は、包丁を握ってみる。
投資をしたことが無い人は、投資を始めてみる。
投資をしている人も投資力を磨く。その中には自分の手に負えるサイズの投資を考えるということも含まれます。
投資は身につけると一生役に立つもの。

⒉000万円問題をきっかけに、自分に必要なことや投資の必要性について考えてみましょう。