日本エネルギー経済研究所・小山氏に聞く原油相場 [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2019/06/27(木) 20:23

米国の利下げ期待の高まりから、米国株市場は史上最高値圏へと上昇、ゴールドは長いこと1350~1370ドルが上値抵抗となっていましたが、これを突破すると1400ドル台へと水準を大きく切り上げました。典型的な金融相場の様相を呈していますが、原油相場の値動きは抑制的。米株との相関性も低下しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は日本エネルギー経済研究所 主席研究員 小山堅氏をお迎えし原油相場を取り巻く材料とここからの展望を伺いました。


原油相場、足元では金融相場との相関が薄れている背景には、
米中貿易摩擦から中国はじめ世界の景気後退リスクが懸念され始めていることで
エネルギー需要の伸びが下方修正されていることが影響しています。


米シェール革命で、米企業が社債を発行し資金調達を行って原油・ガスの生産を
行うようになってから、金融要因が原油市場にも色濃く反映するようになっていますが、
そうはいっても原油はコモディティ。需要がないのに生産が過剰となれば
需給が緩み価格は下落していきます。


ただし、足元原油の需給はバランスしており、価格に及ぼす影響は大きくありません。
あくまで、米中貿易摩擦の影響から中国の購買力が低下する「リスク」を
先に織り込み始めたようです。
その意味では週末の大阪G20での米中首脳会談はエネルギー関係者からの
注目度も高いのだとか。

OPECプラスの定例総会が6月25日から7月1~2日に変更になったのも
G20での米中トップ会談を受けてから考えたいとの思惑があるのでは、と小山氏。


また、トランプ大統領はイラン攻撃を10分前に中止したことを明らかにしていますが
米国とイランとの対立、緊張の高まりが今後原油市場に及ぼす影響は?!


地政学リスクの考え方、そしてその後の原油価格動向、、、。
小山氏に詳しく伺っています。
スポティファイでのポッドキャスト配信もスタートしました。
詳しくはポッドキャストでお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk