こんばんは、辻留奈です。
今週のドル/円は、110.80~111.96の動きでした。
先週とほぼ同じレンジ!
もはやブレグジッド関連でも動くことなく...飽きた...?
今日の17時くらいから急に円安が進み、112円間近に到達しました。
豪ドル/円、メキシコペソ/円なども年初来高値を更新、
リスクオンの動きとなっています。
リスクオンの要因の1つに、ブレグジッドリスクの後退があげられます。
○離脱期限は10月31日まで延期 (※6月にEUが進展を確認)
○ただし欧州議会選不参加なら6月1日に離脱。
延期はされましたが、離脱協提案は再交渉できないので、
メイ首相は引き続き、なんとか国内をとりまとめなければいけません。
織り込み済みだったため、離脱延期でもほとんど反応しなかったポンド、
これでしばらくポンドの動きは一段落しそうでしょうか。
雇用統計や50年ぶりの良い結果となった米新規失業保険申請件数は、
堅調な雇用を示していました。
FOMC議事録では今年の利上げがないことを改めて確認でき、
ECB理事会では、緩和政策が長引きそうな結果となりました。
つまり「利上げがなくて、雇用がいい」
この環境下での緩和政策は、金余りとなり、その資金が特定の新興国通貨に向かうといいます。
そこで岡安さんはクロス/円に注目したいと話していました。
具体的な通貨は音声でどうぞ!
今日の放送で岡安さんは、現在のドル/円を
「ドル高ではなく、出遅れの円安」と解説していました。
しかし来週は、円高材料となりそうな
日米通商協議(TAG交渉)の初会合があります。
事前報道では、為替条項や自動車に関する話がでたら、
日本は断固断るという報道もありますが、
岡安さんはトレーダーとして、このイベントとどう向き合うべきと考えているのでしょうか?
3月5日の高値、112.13が近いようで遠いですが、
岡安さんのドル/円の来週の予想レンジは?
詳しくは、ポッドキャストもしくはradikoのタイムフリーでお聴きください。
それではまた来週!