2019年、世界景気とコモディティ [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2019/01/24(木) 22:16

銅は2017年に電気自動車(EV)関連商品の一角とみなされ、相場上昇に弾みがついた後、18年6月にはエスコンディーダ鉱山でのストライキ懸念から7,348ドルと4年超ぶりの高値まで上昇しましたが、米中貿易摩擦によって最大消費国である中国の銅需要が落ち込むとの懸念が強まる中、下落に転じています。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏に
コモディティ市況の近況と今後を伺いました。


12月の中国製造業PMIが国家統計局による製造業PMI(12月30日発表)と同様に
業況の改善・悪化の分かれ目となる50を下回り、
また、アップル社が10~12月期の売上高見通しを下方修正。
これらを受けて、1月3日には、世界的に株価が下落し
世界景気減速懸念が強まったため、
銅相場は5,725ドルと2017年6月以来の安値まで下落しました。


米欧中などの景気減速、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱への懸念などにより、
2019年足下は弱含みと思われますが、世界景気が持ち直せば
銅価格も持ち直すか?!芥田氏は通年の予想レンジは5,000~7,000ドル程度と解説くださいました。

また、原油価格についても世界景気後退懸念が上値を抑えるとしています。

そんな中、金相場は2018年8月から上昇基調にあります。
英国のEU離脱交渉の行方が不透明であることや
米中貿易交渉、中国の景気後退懸念などのリスクを嫌う資金が
金市場に流入しているとみられるほか、
米金融政策は利上げペースが鈍化するとの見方が広がっており、
金融面からの下支えも。


詳しくはオンデマンド配信で芥田さんの解説をお聞きくださいね。