11月から反騰し24%もの上昇となっているゴム相場、ここから [コモディティの見通し(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2019/01/16(水) 20:09

2018年5月の高値202.1円から半年もの下落相場が続いた東京ゴム先物相場ですが
11/21の151.0円を底値に1/9、187.2円まで36円の上昇(上昇率24%)を見せました。


2018年6月以来、約7カ月ぶりの高値示現となりましたが、ここからさらなる上昇は見込めるでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョートレーダーズタイムズ代表 小針秀夫氏をお迎えしお話しを伺いました。

小針氏によると、この上昇は
ウインタリング前の季節的要因に対する早・織り込みによる上昇パターンであり、
例年みられる1月高アノマリ―に沿ったもの。

ここからの需給、ファンダメンタルズ材料としては

①天然ゴム価格の安値低迷で、各生産国ともに増産に走っている
 ~生産国、インドネシアの通貨ルピアが2018年、20年ぶりの安値示現。
  通貨安によりインドネシアのゴム農民の増産・輸出攻勢が強まっている。

②増産に対し、協調減産するような政策を取る余裕がない

③消費は米国と中国の貿易戦争による景気後退でシュリンクする方向
 ~特に中国の2018年の新車販売台数は28年ぶりに前年割れ。
  新車装填用のタイヤ需要が低迷。

④中国の景気低迷。
 中国製造業PMI12月は49.7と分岐点の50を割り込んでいる。1年7カ月ぶりの低水準。

 
⑤原油価格は足元は上昇して50ドルを突破したものの、再び軟化する可能性
  ~原油価格安との相関が強い合成ゴム安⇔天然ゴム安の流れが再燃の懸念。

  
弱気材料満載です...。

テクニカル的にも、3段上げ完了に見えるチャートですが、、、
また、小針氏には2019年の金相場の要所についても伺っています。
詳しくはオンデマンド配信で小針さんの解説をお聞きくださいね。