「米国利上げ打ち止め」の影響は? [日経新聞編集委員] [マーケット・トレンド]
2018/12/10(月) 23:53

先月末、パウエルFRB議長の現在の政策金利についての「経済に中立的とされる水準をわずかに下回っている」との発言で
それまで、利上げ打ち止めはまだかなり先...との観測が広がっていたマーケットの空気は一変し、直後に米国株市場は株価が大きく上昇する場面がありましたが、足元は発言前の水準に戻しています。

本日のコメンテーターの日本経済新聞社 編集委員の 清水功哉(いさや)さんは
利上げ終了が早まることが株価の持続的な上昇をもたらすか...という点には、疑問だそうです。
何故なら、金利をあまり上げられなくなる背景には、景気の減速があるはずだから。

そう、パウエル議長があのような発言をしたということは、米国の景気の勢いに対して懐疑的な見方をしているということ。
2019年には減税による景気刺激効果が薄れ、米中貿易戦争激化による悪影響も本格化しかねないとう懸念などが背景にあるのです。

実際に、過去のパターンを調べると
過去20年間に、利上げが打ち止めになりその後利下げに転換する局面が2回ありましたが、米国の利上げ打ち止めからその先の利下げ開始までの時期と、米株価のピークのタイミングはおおむね重なっているのだそうです。
しかも利上げの幕引きから金融緩和スタートまでは平均で約1年。意外と短いのです。
米国の株式投資家にとっても、米国の株価に影響を受けやすい日本株の投資家にも、利上げ打ち止めはいい話ではなさそう。
注意がを払い始める必要があります。
しかも、過去にはなかった重要なポイントがあるんですって。

詳しい清水さんのお話は、オンデマンドでお聞きくださいね!