株価急落と 金・原油相場 [日経新聞編集委員] [マーケット・トレンド]
2018/10/22(月) 22:40
10月10日NY株式市場の平均株価が、800ドル以上下落、翌11日にも500ドル以上と2日連続で大幅に値下がりしました。
それを受けて日経平均株価も、11日、一時1,000円以上下落するなど世界の市場を大きく揺るがしました。

この株価下落がコモディティーマーケットに与えた影響を、日本経済新聞社 編集局 編集委員の 志田富雄さんに伺いました。

金は、金利の上昇もあって、ずっと1,200ドル割れの弱い相場展開をしてきましたが
期近の安値(NY COMEX)を見てみると、8月は1,161ドル、9月は1,180ドル、10月は1,183ドルと、底値がじわじわと切り上がってきていました。
そこへ株価急落で大きく切り返しました。直近で1,230ドル。
世界には色々なリスクがあるとの再認識されて買い戻しが優勢となったのです。
週末に出た大口投機家の売買動向も10週ぶりに買い越しに転じました。
他の貴金属と比べても相対的に金が強いことが分かります。

このあとの展開は、金利の上昇がポイントです。
利上げが年内に少なくとも1回。来年に3回ないしは4回あると見込まれています。
米国の経済の強さが上値を抑えると考えられます。
この後米国の金利動向をにらみながら上値の重い動きになると志田さんは見ていらっしゃいます。

後半は、金と対照的にそれまで高騰していたのが、株価急落を受けて売り戻されている原油について伺いました。
オンデマンド放送でお聴きくださいね。