今から考えたい、役職定年と運用環境 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん] [マーケット・トレンド]
2018/09/03(月) 23:53

職定年制とは、役職者が一定年齢に達したら管理職ポストをはずれ、専門職などに異動する制度。
人事の新陳代謝を促し、組織の活性化や若手の育成、モチベーションの向上を図るとともに、
年功序列制度のもとでは人件費コストの増加を抑えるねらいもある」...人事労務用語辞典より

役職定年という言葉を耳にする機会が最近増えてきました。
上に引用した解説だと、一見、とてもポジティブな制度のようにも見えますが、実際に役職定年した、あるいはまもなく該当する側からすると
役職手当が外れる、ボーナスの査定が変わる...と家計を直撃するのは勿論、働き方が変わって心理的な影響も及ぼす制度と言えます。

実際の定年よりも数年前にやってくる役職定年。
その時期を迎えて、こんなはずじゃなかった!想定外だった!!...と慌てても遅いのです。
今日のコメンテーターのファイナンシャルプランナーの野尻美江子さんは、
「老後に向けてのプランは40代から考えておきましょう」とアドバイスされています。

野尻さんのところに実際に相談があったケースでは
40代前半で結婚。まもなく年子の二人のお子さんを授かり、都内にマンションを購入し住宅ローンを組む。
子ども二人とも、幼稚園から私立に通わせたいが可能でしょうか?...というご相談。

現時点で、十分な収入はあるけれども、野尻さんが気になったのは「役職定年制」がある職場かどうか。
役職定年があれば、この先役職についても十分な収入が得られるのは10数年しかありません。

定年年齢自体は延長の傾向にあり、長く働けるというイメージがありますが、収入はそのままではなく、下がって行くのです。
多くのケースでは、55歳で役職定年、60歳で定年。そこから再雇用制度で契約社員となって、年収が約半分になるというケースも珍しくありません。
また、年齢を重ねることで、通院しながら仕事をするという可能性もあります。
「いろいろあって65歳」なのだということを理解しておかなくてはなりません。

また日銀の金利政策の変更で、7月から住宅ローンの固定金利がわずかではありますが引き上げられました。
今後も金利は上がる傾向であることは間違いありません。

本格的な金利上昇と役職定年が重なると
更には、お子さんの教育費、受験など重なると、かなりつらい状況になるかもしれません。

それを考慮して投資の運用環境とともに利益を家計全体と見て、どうしていけばいいかを考えてみる必要があります。

詳しい野尻さんの解説はオンデマンド放送でお聴きくださいね。


なお、明日9月4日は、マーケットトレンドの放送は通常通り、TOCOMスクエアのラジオNIKKEIサテライトスタジオで行いますが
その後に予定されていた小次郎講師の「TOCOM投資スクール」は台風のために休講いたします。
ご了承ください。

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明日9月4日の『TOCOM投資スクール』に関しまして [番組からのお知らせ] [マーケット・トレンド]
2018/09/03(月) 15:01
いつも「マーケット・トレンド」をお聴きいただきましてありがとうございます。

明日9月4日(火)、「マーケット・トレンド」公開生放送後に行われる『TOCOM投資スクール』
(18:20頃開始)ですが、台風21号の接近が予測されており、お客様の安全を考慮いたしました結果、やむなく中止とさせて頂きます。

なお、「マーケット・トレンド」は通常通り、TOCOMスクエアから公開生放送いたします。

是非、お聴き下さい。

なお、今後の台風の進路と影響によっては公開放送の中止もございますので、あらかじめご了承下さい。


4日のテーマ; 「天井圏の上ヒゲ・底値圏の下ヒゲ、連続陽線・連続陰線」

コメンテーター; 小次郎講師

キャスター;大橋ひろこアナウンサー