トルコリラ下落、新興国通貨安の背景と今後 [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2018/08/16(木) 23:32

トルコリラショックがお盆んのマーケットを襲いましたが、カタールが150億ドルの支援を表明したことなどを受けて、リラは反発。オーバーナイト金利を引き上げるなどトルコリラショートの締め上げ策発表もひとまずリラ下落に歯止めをかけたようですが、来週はトルコが長期休暇に入ることから、ショートカバーが入っているとみられます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はソニーフィナンシャルホールディングス シニアアナリスト 石川久美子氏をお迎えし新興国通貨リスクと今後のポイントを伺いました。


8月は円高リスクが高まる~こんなアノマリ―を聞いたことがあるかと思います。
米国債の利払い、償還が大きい月であるため円転需要が高まるためとされてきましたが、
現在は大部分が再投資されるため、レパトリの円高圧力はそれほど高くないとの指摘もあります。
石川さんは、夏休みシーズンで流動性が低下する時期であるため、リスクがとりにくい中で
問題が起こると値動きが大きくなりやすいとお話くださいましたが、
この夏はトルコリラショックが円高をもたらしました。

この8月1日から15日までの半月の間、140通貨中100以上の通貨が
米ドルに対して下落しており米ドル高が顕著であった、と石川さん。

スペインやイタリアなど欧州の銀行がトルコ向け債権の
エクスポージャーが高いとしてユーロの下落をもたらしたほか、
南アフリカランドの下落も大きくなりました。

ラマポーザ新大統領への期待から南アランドが買われたのも春先まで。
経済改革期待の剥落からランドの頭が重くなっていたところへ
今回のショックで値動きが大きくなりました。

人民元の下落も気がかりです。
米中貿易摩擦への懸念が中国株の下落をもたらしています。

関税分を自国通貨安で相殺しようという中国の思惑も見え隠れする中
問題の着地点が見えないことが、資本流出の加速につながるリスクとして
警戒されていますが、今日16日中国商務次官が8月下旬、訪米するとの報道で
リスク回避ムードが和らいでいます。 どこまで期待できるでしょうか。


石川さんには、新興国通貨安、ドル高の背景にある問題点と
問題の着地点について詳しく伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。


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