データセンター運営会社 [東洋経済新報社 田宮寛之さん] [マーケット・トレンド]
2018/07/23(月) 23:04

IoT、AI、ビッグデータの活用の進化が目覚ましい昨今、「データセンター」の重要性が増してきています。
2016年以降、年率約8%の成長を遂げている「データセンター」業界。
成長目覚ましい業界でありながら、今、老朽化が問題となっており、利用する企業とデータセンターの間にギャップが生まれており、新規開設や増設の必要性が高まってきています。
「超優良企業シリーズ」でおなじみの、東洋経済新報社 編集局 編集委員の田宮寛之さんに、注目の最新のデータセンターについて伺いました。

まず、今ののデータセンターの現状ですが稼働20年以上の施設が51%、10年以上20年未満が19%と、10年以上稼働している施設が70%を占めています。
古いデータセンターの問題点は2つ。
まず、1ラックあたりの利用可能電力量が少ないこと。
最近ではデータ量が増えてきているので処理に必要な電力量は1ラックあたり12kVA(キロボルトアンペア)ですが
古いデータセンターでは、1ラックあたり、2kVAしか利用できません。
また、サーバー自体大きくなって重くなっており、1平方メートルあたり2トン重さがあるのですが
古いデータセンターではその荷重に耐えきれず、床が抜けてしまうのです。

そこで新しいデータセンターの開設が求められているのですが、そのような中
今年1月に新潟県長岡市に新しいデータセンター運営会社「(株)データドック」が誕生しました。
1ラックあたり30kVAの電力が利用可能で、1平方メートルあたりの耐荷重が3トンと高スペックのデータセンターです。

しかし、なぜ、立地が新潟県の長岡市なのでしょうか?
理由は3つあるそうです。
1に、土地代が安いこと。
2に、地震などからのリスク分散。今、データセンターの63%が首都圏に集中しているのだそうです。
3に、雪国で寒いこと。雪をサーバーの冷却に使うことで運営コストを38%削減できるのだそうです。

このような理由から長岡に開設された「(株)データドック」
実は本体の収入以外に、サイドビジネス収入もあるのだそうです。
サーバーの排熱を植物工場や魚の陸上養殖に使い、魚の糞が植物の肥料になるという循環が生まれているのだそうです。

「(株)データドック」は2019年3月期に20億円の売りあげ高を目指していますが、2021年にはサーバーの増設が予定されており、それ以降、上場する可能性もあるそうです。
覚えておきたい企業ですが、その外にも注目すべきデーターセンター運営会社があります。
「さくらインターネット(株)」(3778)
(株)ブロードバンドタワー」(3776)
「(株)ソフィアホールディングス」(6942)
「(株)九電工」(1959)
「双日(株)」(2768)
「(株)野村総合研究所」(4307)
「富士通(株)」(6702)
「ヤフー(株)」(4689)
「(株)シーイーシー」(9692)

田宮さんの解説は、オンデマンド放送でお聴きくださいね。



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