高騰する原油と原油との相関が切れたゴム相場 [マーケット・トレンド]
2018/05/10(木) 19:59

WTI原油は5月7日に70ドルの心理的節目を突破し、2014年11月以来3年6カ月ぶり高値を更新しました。昨年8月末の安値45.58ドルからは25ドル(5割強)を超える上昇となっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズ・タイムス代表 小針秀夫氏に高騰する原油と原油との相関が切れたゴム相場についてお話を伺いました。

期限切れとなる5月12日の期日を前に、米国時間の8日午後、

トランプ米大統領はイラクとの核合意から離脱する意向を明らかにしました。
米国によるイランへの経済制裁が再開される見通しですが、
これはイランで産出された原油の取引が制限されるということであり、
原油需給が一段と引き締まるとの見方が広がっているのです。


過去、2012年に米国がイラン制裁を科した当時は、
イランの原油輸出が日量450万バレルから日量350万バレルまで約100万バレル
減少しました。現在イランは日量380万バレルまで輸出を回復していますが
これからの制裁措置で前回と同様に一定水準(50~100万バレル)減少するのでは
ないかと推測されています。

イランの原油生産分だけで済まないかもしれない、、、。
市場には、さらなるリスクシナリオを警戒する声が出てきています。

有事ともなればイラン以南と西地区のペルシャ湾岸に位置する世界有数の原油生産国にも
輸出障害懸念が台頭するとの指摘も。

ペルシャ湾岸には世界最大の産油国サウジアラビアのほか、クウェート、バーレーン、
UAE、オマーンが位置しており、イランとこの5カ国を合計した産油量は
約2000万バレル。。世界産油量の4割を占めているのです。

市場には80~100ドル台への原油価格上昇の見通しも台頭し始めました。
果たして、そのようなリスクは顕在化するでしょうか。


小針さんには、ゴム価格動向についても伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。