地政学リスク台頭で急伸のゴールド、レンジブレイクなるか [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2018/04/12(木) 23:11

11日 NY市場で金価格が1,364ドル台まで急騰し、年初来高値1,365ドル(1月25日)にほぼ顔合わせ、年初来の高値を更新しました。シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとの疑惑を受け、米英仏による軍事行動が近いとの警戒から、金市場に資金が流入したものとみられます。1,365ドルを上抜くと、2016年7月の高値1,374ドルを目指す展開が期待されますが、、、。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト森成俊さんにお話しを伺いました。

地政学リスクの高まりが金市場へ資金流入を加速させています。
しかし、これまでのレンジ高値である1365ドル突破とはならずまだレンジの範疇。

CFTC建玉ポジションでヘッジファンドら短期筋動向を確認すると
1月23日現在、大口投機家の買い越しは21万4,684枚まで増加していたものが
2月3日に発表された1月の米雇用統計が強い内容であったのを境に
短期買い資金が流出。3月20日には14万8,731枚まで減少しています。
直近の4月3日現在、16万6,589枚と短期筋のポジションは軽めです。

SPDRゴールドETFの金保有高は4月11日現在、860トンとなり、
2月末の831トンから29トン増加しています。
昨年第3四半期末の9月29日現在の865トンに近い量まで回復してきました。
年金など機関投資家らの資金は金市場に向かっています。

ゴールド価格、ここからのポイントを森さんに伺っています。

また、金とプラチナ価格の逆転現象が長期化していますが
2015年2月に金とプラチナ価格が逆転し、おおむね逆鞘が常態化。
現在金が1,350ドル台で堅調に推移しているにもかかわらず、
プラチナは930ドル水準で低迷したまま。
金とのサヤが約420ドルにまで拡大する事態となっています。


ここからのプラチナ価格動向についても伺いました。
詳しくはオンデマンド配信で森さんの解説をお聞きくださいね。