「自動運転技術、日本の目指すものは?」 [日経新聞編集委員] [マーケット・トレンド]
2018/03/05(月) 22:32

平昌オリンピックも閉幕し、いよいよ2020年、東京オリンピックへの機運が高まってきました。
「オリンピックはスポーツの祭典ですが、一方最新の技術を披露する場でもあるのです」
本日のコメンテーターの日本経済新聞社 編集委員の 関口和一(わいち)さん。

96年のアトランタオリンピックでは、インターネットが登場した初めてのオリンピックで
インターネット通信と放送のが融合しました。
2012年ロンドンオリンピックは、スマートフォンが登場した最初のオリンピック。
会場で、ストリーミングで放送中の競技をチェックしながら、目の前で展開されている競技を観戦するという姿が見られました。
そして2018年、平昌オリンピックは5G技術で「IT競技場」になりました。
世界初となる5G観覧施設が構築されたKTクロスカントリーセンターでは、自分の興味のある選手を選んで、選手目線でのオリンピック観戦。
競技スーツに装着した衛星測位システム(GPS)を通じて、選手の位置と記録が5Gタブレットにリアルタイムで送信されるという仕組みです。

そして2020年東京オリンピックですが、日本政府はオリンピックの会場近くを自動で車を走行する技術を示したいと考えていて
昨年開催された未来投資会議でも、安倍首相は2020年までに自動走行で人手不足や移動弱者を解消したいと話していましたが
技術開発が日本でも本格化してきました。

2月末に全日本空輸とソフトバンク系のSBドライブが、羽田空港の線整備城地区で自動運転バスの実証実験を
そして本日3月5日からは、日産自動車とディー・エヌ・エーが、横浜市のみなとみらい地区で乗用車の自動運転実証実験を開始しました。

自動運転には、車が止まったり曲がったりという車の基本的な動作を制御する技術と、バスのような決まったコースを走る運行の管理の二つの技術が必要になりますが
後者は日本は進んでいるのですが、前者がこれまで欧米企業に後れを取っていました。
その遅れを取り戻すべく、先週末の3月2日にはトヨタ自動車が自動運転技術を開発する新会社を東京都内に設立すると発表しました。
3000億円以上投資して、AIを使った画像認識や運転時の状況判断、高精度地図の自動生成技術などの開発を進めるのだそうです!!

詳しくはオンデマンド放送で関口さんの解説をお聴きくださいね!