ゴールド・プラチナ今後の価格展望 [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2018/02/22(木) 23:55

株式市場の下落と歩調合せて下落を強いられたゴールド。教科書的には株下落時には資金の逃避先としてゴールドが選ばれるため、株とゴールドは逆相関などと言われていますが、今回は株とゴールドは同じ方向に仲良く下落しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊氏にお話しを伺いました。

ゴールド下落の背景はドル高です。
これまでゴルディロックスと呼ばれた適温相場では、
株高、ドル安、ゴールド高のトレンドを形成してきました。

足下ではこれが巻き返されている、という状況にあるためドル高です。
ドル高でゴールドが売られているのです。
そして、そのドル高の背景には、これ間の流れの逆流であると同時に
米国の年内利上げが思いのほかハイペースで行われるのではないか、という観測が
出てきており、米長期金利は2.95%まで上昇していることも
少ながらず影響しているとの見方もあるようです。


NYゴールド市場には1月後半まで短期資金が流入。
1月23日現在、大口投機家の買い越しは21万4,684枚まで増加していましたが
2月3日に強気の米雇用統計が発表されたのを境に短期買い資金が流出。
13日現在は17万5,606枚に減少しています。
短期資金が金利上昇を嫌気してゴールド市場から抜けていたことが確認できます。


そしてプラチナ価格。

英国のジョンソンマッセイ社は、今年プラチナの小幅な供給過剰を見込んでいます。
欧州のディーゼル車向け自動車触媒需要の減少と中国の宝飾需要減少が背景。
南アでは悪名高いズマ大統領が辞任。通貨ランドの上昇につながったのですが
ラマポーザ新大統領の手腕は未知数。これだけでプラチナ上昇につながる環境には
ありません。そもそもゴールドが弱い相場でプラチナだけが高いということは
考えにくく、プラチナ価格は頭が重い展開が続きそうです。


ゴールド、プラチナ価格の今後のポイントは
是非オンデマンド放送で森氏の解説をお聞きくださいね。