世界好景気?!需要増でコモディティ市況も好転か [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2017/10/18(水) 22:46

内外の株価が高値更新を続けています。日経平均は今日10月18日で12連騰。米株は連日の史上最高値更新です。銅価格は9月に急落する場面がありましたが、再上昇で高値を更新中。銅価格は景気の先行指標とも言われますが、世界景気が好調ということなのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 芥田知至氏に
コモディティ市況と世界経済についてはお話を伺いました。


米国トランプ政権の舵取りや北朝鮮問題、核合意を巡る米国とイランの対立、
イラク北部クルド自治区の独立問題など政治や地政学のリスクには事欠かない2017年。
リスク警戒が株式市場のバブルを抑制する効果もあって、株式市場は息の長い上昇が続いています。
金利も抑制的で株式市場には申し分のない適温相場。
単なる金余りによる資産バブルならコモディティ市況は動きません。

しかしながら、足元では銅価格の力強い切り返しを見せているだけでなく
原油価格もジワリ上昇してきています。
WTI原油価格は50ドル台で値固めの様相を呈しています。


OPEC加盟・非加盟国による協調減産が継続される中、サウジアラビアが
11月の輸出量を削減すると表明する一方で、IEAやOPECが原油需要が
やや上振れ気味に推移するとの見通しを示しており、需給引き締まり観測がテーマとなってきました。

トランプ米大統領がイランの核合意順守を認めない判断を示したことや、
イラク北部クルド自治区の情勢不安が続いていることなど
中東地域の地政学リスクも相場押し上げ要因ではありますが、
中国やインドで原油需要の増加トレンドが続いていることに加え、
油価の低位安定や景気の堅調さを背景に米欧でも需要が増加する見込み。
2018年には需給がリバランスするとみられています。
40~60ドル台のレンジ相場ではありますが、足元では60ドル台を目指す展開。


18日から5年に1度の中国共産党大会が開催されています。
共産党大会終了後の景気の腰折れが警戒されていましたが
足元ではそれほど中国の成長は鈍化しないとの見方が広がっているようです。
コモディティ市況は引き続き中国需要の増加観測が下値をサポートしている模様。

このような環境下において金価格も底堅く推移。
これだけの株高なら金はもっと下落していても不思議はないのですが、、、。
ここからのコモディティ市況の見通しを伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で芥田氏の解説をお聞きくださいね。