福井俊彦氏に聞く世界経済の現状と今後 [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2017/10/04(水) 22:05

米株は連日で史上最高値を更新。世界の株価も堅調です。リーマンショックから9年、ようやく世界はリーマンショックの後遺症からの脱却を成し遂げたように見えますが、一方で長期停滞論も囁かれ、潜在成長率の高まりは感じられません。問題はどこにあるのでしょうか。



皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。


今日はTOCOMサロン特別企画のスペシャルゲスト。
キャノングローバル戦略研究所 理事長 福井俊彦氏をお迎えして
「世界経済の現状と今後」をテーマにお話を伺いました。

福井氏は第29代日本銀行総裁。

バブル崩壊後、失われた10年とも呼ばれ
景気の底となった2003年に日銀総裁に就任された福井氏。

当時、日経平均は8000円前後にまで下落していましたが、
福井日銀による積極的な量的緩和政策が、
福井氏が総裁を退任される2008年までに日経平均を18000円台へと押し上げました。


福井氏は番組冒頭で、日本銀行だけが非伝統的金融緩和を行っていた、
大変孤独な旅であった、と当時を振っ返ってくださいました。

では、現在の世界、日本経済は...。

リーマンショックから9年。長い時間がかかりましたが、世界の株価は堅調に推移。
世界経済は循環的には回復しています。

しかし失業率が完全雇用状態にもかかわらず、賃金、物価が上昇しない点は問題だと福井氏。
生産性の伸び率、潜在成長能力の高まりが感じられないとして、
その背景、問題点についてお話くださいました。

福井氏は18世紀半ばに始まった産業革命後の産業資本主義
(大量生産、大量流通、大量消費)が成熟段階に来ており、
次のパラダイムシフトが求められる時代となったと指摘します。
インダストリー4.0。AI、IOTといった新たな産業革命の時代に、
日本はどのような道を歩むべきか。

生放送でお伺いしました。
皆様是非、オンデマンド放送で福井氏のお話をお伺いください。