FOMC通過でゴールド下落、先物金ロング減もETF残増 [大橋ひろこコラム] [マーケット・トレンド]
2017/09/21(木) 23:02

ドル建て金価格は9/8に1362ドルまで上昇するも、足元9/21には1300ドル大台を割り込むところまで下落しています。リスクに怯えた9月前半相場、金市場にはリスク回避の逃避マネーが流入しているとも指摘されていましたが、ここから先の金相場のポイントは...?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎氏にお話を伺いました。

足元で1300ドル大台を割り込む下落のトリガーとなったのは9月米FOMC
FRBは予定通り10月からバランスシート縮小に着手することを明らかにしたほか、

年内の追加利上げの可能性を確認するものとなりました。
実は6月FOMCの内容と変わっていないのですが、
冴えないインフレ指標が続いた2017年夏、年内の米国追加利上げは難しいとの見方が
大勢となり、長期金利はじりじりと低下を続け、2.05%と2%割れ目前まで下落していました。
北朝鮮の挑発に、リスクを避けんとするマネーが米債に集まってきたという背景も。


マーケットが勝手に年内追加利上げの可能性を排除しつつあったセンチメントでしたが、
FOMCを機に再び年内利上げ思惑が再浮上。これがドル高を誘引し、金売りを誘いました。

金市場、COMEX先物のゴールドネットロングは7/18から8週連続でロング増。
7月時点で187トン程度であったロングポジションが9/12時点では792トンまで増加。
2016年9月以来の1年ぶりの水準にまで金ロングが積みあがっていましたので
FOMCを控えて、ロングの手じまい売りが増えてきていたものと思われます。

しかしながら、ETF市場では1360ドルから下落する過程で、残高が増加。
積みあがった先物市場での金ロングポジションが解消される一方で
ETFゴールド残が増加しているという事実。
この事実はどんな未来を暗示しているのか・・


北朝鮮とビットコイン、そして金価格には値動きに相関性も?!
中国の仮想通貨取引所停止のニュースが今後金市場にどのような影響をもたらすでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で、亀井氏の解説をお聞きくださいね。