天候相場目前、5年連続豊作予想で穀物価格低迷中だが... [大橋ひろこコラム]
2017/06/21(水) 23:18

米農務省2017/18年度農産物需給見通しでは、生産は減少するも5年連続の豊作予想。7月のトウモロコシの受粉期の天候相場のクライマックスを前に穀物相場が冴えません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫氏に穀物市場の動向と今後のポイントを伺いました。


米農務省は5月10日、2016/17年度(16年後半~17年前半)の
世界農産物需給予測を発表しました。


◆生産量は25.31億㌧で、前年度の25.93億㌧から2.3%減少するものの、
史上2番目の水準。
小麦7.38億万㌧、トウモロコシ10.34億㌧、コメ4.81億㌧。
いずれも過去最高であった前年度を下回りますが記録的数字です。
消費量が25.65億㌧で生産量を上回ることから、
期末在庫量は5.99億㌧と前年度の6.33億㌧から減少する見込みです。

◆穀物貿易量は4.06億㌧で前年度の4.17億㌧から減少するものの、
過去2番目で、輸出比率(貿易量/生産量)は16.1%となります。

かつて国際穀物市場は、生産量に対して輸出に供される量が
10%程度と限られるため、「薄いマーケット」と称されていましたが、
「厚いマーケット」に変わっています。

その背景には南米の躍進が。特に今世紀に入ってブラジルの大豆輸出が急増。
昨年度のブラジルの大豆輸出量は6190万tで米国の5579万tを抜き、
世界最大の大豆輸出国となりました。
主な輸出先は中国です。
中国の大豆輸入量は今年度9300万tに達します。

◆今年の特徴は、大豆の作付面積が8950万エーカーで
トウモロコシにほぼ並ぶことだと柴田さん。
かつてトウモロコシは「キング・オブ・グレイン(穀物の王様)」と
言われていましたが、その地位は大豆にとって代わられました。

なかでも、影が薄くなったのは小麦です。
今年の小麦の作付面積予想は4610万エーカーで前年の5020万エーカーから
大きく減少し、実に100年前の規模に縮小しています。
米国の農家の間では、儲からない小麦は、連作障害を防ぐための
ローテーション・クロップの位置付けとなってしまっています。


◆これまで4年連続の豊作続きで、今年もまた豊作予想。
5年連続の豊作は過去例がありません。
豊作による穀物価格の下落で農家の収入も減り続けています。

勿論穀物にも農家の生産コストというものがありますが、
大豆は1ブッシェル10.04ドル、トウモロコシ4.03ドル程度とされています。
現在は大豆は9㌦台、トウモロコシは3㌦台へと下落していて生産コスト割れ状態。

USDA統計局によると、主要生産18州平均の6月11日現在の
トウモロコシの生育状況は、"優"と"良"を合わせた比率が67%で、
昨年同時期の75%を下回っています。
大豆も「優+良」が67%、昨年同期の73%を下回る状態。

これはイリノイ、インディアナ、カンザス、ミズーリ、オハイオ州の
5州(全米の約3分の1を占める)が高温乾燥に見舞われ
作況指数が40~60%となっているためです。

産地が高温乾燥気味ということですが、このまま7月の受粉期にも
こうした天候が続けば、ひと相場あるかもしれません。
今後、華氏100度以上(摂氏37.8度以上)の高温に見舞われると、
トウモロコシの生育に問題が出てくる恐れがあるのです。

天候相場を前にもう1つの大きな材料は
6月末にUSDAより発表される作付確定面積です。

3月末に発表された作付意向面積は
トウモロコシ9000万エーカー、大豆8950万エーカー。
これはあくまでも農家に対するアンケート調査であったのに対し、
今回は実地調査で確定面積が発表されます。

降雨に見舞われた東部ベルトで、トウモロコシから大豆へと、
どの程度作付がシフトしたのかに注目です。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。


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小次郎講師のトレードラジオ講座~先行スパン1 [大橋ひろこコラム]
2017/06/20(火) 23:46

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ゆっくり復習もできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今シリーズは半年をかけて一目均衡表を徹底マスターしていきます。

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今回は一目均衡表第12回「先行スパン1」を究めるです。

これまで、転換線、基準線、遅行スパン、先行スパン2を学びました。
一目均衡表をつかさどる5本のライン、今回学ぶ「先行スパン1」が最後ですね。

転換線と基準線の半値を26日将来に描画したものが先行スパン1です。

計算式は 転換線 + 基準線 ÷ 2 これを26日将来に描画します。

先行スパン2が長期を担当、転換線・基準線が短期・中期を担当するライン。
しかしそれぞれ描く位置が違うので比較が出来ません。
ということで一目三人は短期と中期の半値を26日先行させ、
先行スパン2と比較させたと小次郎講師。

先行スパン1と先行スパン2の間を塗りつぶしたものが「雲」と
呼ばれるようになりましたが、実は一目山人はこれを「抵抗帯」と呼んでいました。
後に雲という名称が広く定着しています。

そしてこの雲のねじれは大局トレンドの転換を表しています。

一目均衡表の各線は、押し目や戻しの限界を示しています。

転換線で反発するろうそく足は押し目もない最も勢いのある上昇相場。
基準線で反発すれば、安定した上昇トレンドの押し目となります。
先行スパン1で反発した場合の押し目は深い押し目。
先行スパン2は最後の砦。上昇トレンドはここを下抜けると終了します。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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フランスのベンチャー事情 [日経新聞編集委員]
2017/06/19(月) 22:21
本日のコメンテーターは、番組初登場。日本経済新聞社 編集委員の関口和一(わいち)さんです!
記者生活35年の大ベテラン。
主に情報通信分野を担当していらっしゃいまして、日本経済新聞社が主催している「世界デジタルサミット」は企画から取材、司会まで手掛けていらっしゃるそうです。
これから関口さんには、情報通信分野を中心に産業関連のお話をお聞きしていきます。

さて、今日のテーマは「フランスのベンチャー事情」
関口さんは、6月15日~17日まで開催されていた第2回「Viva Technology(ビバ・テクノロジー)」を取材してこられたそうです。
欧州最大のデジタル業界のスタートアップ企業向けイベントです。
スタートアップ企業とは、革新的なビジネスモデルで短期間に急激に成長し大きな収益が見込まれる企業のこと。
ベンチャーより更に短期間で成長する勢いのある企業というイメージでしょうか。

フランスってどちらかというと伝統を重んじるコンサバティブなイメージで、ベンチャーとは真逆な感じもしますが
実はフランスでは今、ベンチャー企業がブーム。
この5年間で何と1万社を超すスタートアップ企業が誕生しているのだそうです。

また、フランスの古い駅舎を改造した世界最大のインキュベーション(育成)施設「ステーションF」が7月1日にパリ市内にオープンします。
幅58メートル、奥行き310メートルという広大な施設で、1,000社のスタートアップ企業が入居する予定なのだそうです。
ほかにもフランスには40を超すベンチャー育成機関が登場しており、ベンチャー投資も年間20億ユーロにも達しているのだとか。

ベンチャーの本場である米国では、トランプ政権になってから排他的な政策を取り始めているのと対照的に
フランスは、積極的に他国の企業も受け入れて米国に負けまいと政府が中心となって育成策を進めているのだそうです。

関口さんの詳しいお話は、オンデマンド放送をお聴きくださいね!

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今週の放送予定(6月19日~13日) [山本郁コラム]
2017/06/18(日) 23:25

友人の結婚式帰り、お茶をしてから帰ろうと立ち寄った表参道のスパイラルカフェ。
ここは同じフロアーにギャラリーがあって、アーティスティックな作品の展示をしているのですが
この日は歴史写真のような不思議な雰囲気の写真の展示がされていました。

「エバレット・ケネディ・ブラウン展 Japanese Samurai Fashion - 野馬追の侍たちが纏う祝祭の精神 -」
福島県相馬地方で約800 年に渡り伝承されてきた祭礼「野馬追」(のまおい)を撮影したものです。

これらの写真を撮られたのは国際フォトジャーナリストのエバレット・ケネディ・ブラウンさん。
エバレットさん、学生時代に日本に魅せられて、約30年前から日本に在住しているそうです。
流暢なとてもきれいな日本語を話されます。

この不思議な写真の正体は、「湿板光画」という、昔ながらの撮影技法。
昔の写真のようですが、現代の写真なんです。写っているモデルも勿論皆さん存命の方ばかり。
シャッターを押してから、長時間レンズを開いていなくてはならないため、モデルさんも数十秒じっと動かないで貰って撮影するのだそうです。

ネガを作るのも、撮影するのも、現像するのも大変な手間と時間がかかるけれど、こうして写真を撮ると魂が写るんですとエバレットさんは話してくださいました。
この野馬追の祭礼ももう何年も足を運んで撮影されているそうですが、形骸化したお祭りではなくて、精神が引き継がれているので魅力を感じるのだそうです。

この作品展はもう終了するそうですが、エバレットさん実は「タイム」や「ニューズ・ウイーク」、「ニューヨーク・タイムズ」、「ロンドン・タイムズ」、「ル・モンド」のなど、欧米の主要なメディアで定期的に作品を発表していらっしゃる凄い方なんです。
『ガングロガール』とか『日本力』など話題となった写真集も出していらっしゃるんですよ。
また作品展やりますよ...とおっしゃってたので皆さんもきっと目にする機会があると思います。



それでは今週の放送予定です。

6月19日(月)
関口和一さん(日本経済新聞社 編集委員)
「フランスのベンチャー事情」


6月20日(火)
小次郎講師こと手塚宏二さん
『小次郎講師のトレードラジオ講座』2017年度第1期
第12回「先行スパン1を究める」


6月21日(水)
柴田明夫さん(株式会社資源・食糧問題研究所 代表)
「専門家の目~資源価格とマーケット動向」


6月22日(木)
森 成俊さん(みんかぶ 商品調査部門アナリスト)
「専門家の目~貴金属市場の動向と今後の見通し」


6月23日(金)
岡安盛男さん(FXアナリスト)
「岡安盛男のFXトレンド」

今週も1日15分、マーケット・トレンドにお付き合いくださいね!

アメリカ利上げもドル買い進まず......ドルの上値余地は? [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2017/06/16(金) 23:42
岡安さん「写真、いつも同じ構図になっちゃうよね」
袰川「そうですかね?じゃあ、ポーズでもつけてみます?」

そんな会話の流れで撮った一枚が、この写真です。

それなら立ち上がって別の場所で撮ってみましょうか!......とは、わたくし言いません。

ええ、類稀なるモノグサ・面倒くさがりですの。。ほほほ。。。



さて。。

先週末に行われたフランスの選挙は、マクロン氏の圧勝。

18日の二回目投票でもこの勢いが続くことが予想されますが、岡安さん曰く、フランスやドイツの安定はやはりEUにとって重要とのこと。

9月のドイツ選挙でもイエレン氏の優勢が伝わっているなか、ひとつの安心材料となりそうです。

アメリカではトランプ大統領のロシアゲート関連が、一応収束に向かっているという見方。
そんななかで週の中頃には、注目のFOMCが。

予想通り利上げと、今後の利上げ見通しは変わらず、サプライズには乏しかったもの、年内のバランスシート縮小の言及にも及んだタカ派的内容でした。

それでもドル買が進まなかったのは、過去の利上げ局面での動きを振り返っての警戒だけでなく、FOMC直前に発表された小売売上高やCPIの伸びが予想を下回ったことがあるそう。

このことでドル円で1円以上売られる、という事態が起きており、この後のFOMCの結果が警戒されていたのだそうです。

しかし、この先の引き締め...というより正常化は明白。

アメリカの景気は決して悪くはなく、イエレン議長としても、いま正常化へを動かなければ!という焦りがあるはず、と岡安さん。

やはりドルの上値余地はまだまだあるのでは、とのことでした。

利上げといえば、BOEでは現状維持が発表されたものの、この先の利上げが近づいたとの見方。

政局不安のイギリスですが、ポンドの動きも注目です。



モノグサ袰川の手っ取り早い提案で仕上がった、今日の一枚。

相変わらず渋くキマっている岡安さんの隣で、何が言いたいのかよくわからないポーズの私......。

ま、これもこれでアリってことで。。





☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

ゴールドについて、楽しみながら学ぼう!
金の魅力を伝え、関心を深めるためのこの時期恒例イベント
「ゴールドフェスティバル2017」が、6月24日土曜日、東京・よみうり大手町ホールにて開催されます。

金現物、金箔、アクセサリーから投資商品まで、限りなき可能性を持つ「金(ゴールド)」について理解・関心を深め、金の様々な魅力を伝えることを目的に開催している日本で唯一の「金(ゴールド)」の祭典です。

当日は、"ゴールドのスペシャリスト"亀井幸一郎さんの講演や、当番組コメンテーターでもお馴染み池水雄一さんと、お笑いコンビ・パックンマックンによる、ゴールドの魅力を語るスペシャルトークショーなど内容盛りだくさん!
友人・ご家族連れでぜひお越しください!

参加は無料、事前申し込み制です。
お申し込み・イベントの詳細は下記のバナーをクリックしてください。(外部サイトにジャンプします)

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