フランス大統領選挙、リスクはあるのか?! [大橋ひろこコラム]
2017/04/06(木) 23:41

4月は米中首脳会談、フランスの大統領選挙と注目イベントが目白押しです。株式市場は警戒ムードが強まっていますが、コモディティ市場の今後は?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティー インテリジェンス 代表取締役社長の近藤雅世さんにお話を伺いました。


4月23日はフランス大統領選挙です。
国民戦線のマリーヌ・ルペン氏と「En Marche!(前進!)」の
エマニュエル・マクロン前経済・産業・デジタル相マクロン氏の
一騎打ちとなりそうです。ルペン氏が勝つとフランスのEU離脱を問う
国民投票が行われるということで、EU解体リスクにつながるとして
注目が高いのですが、まだ市場ではそれほどリスクを織り込んでいないようです。

フランスはEU最大の農業国でEUの農業生産額の3割
(668億ユーロ、約8.2兆円)を占めており農産品の輸出額は世界第2位。

ところが、現状は多額の補助金で農業生産者を支えているのが実態で、
農業基盤の弱体化が進んでいます。
東欧・南欧から安価な農産物や加工品が流入しているためで、
ハンガリー産フォアグラの価格はフランス産の5分の1、
ワインやチーズ等の加工品もEUからの輸入に押されていて、
フランス農家の収入は以前に比べ3~5割減少、
農業従事者らによるEU離脱への思いは強いようです。

この農業従事者らの支持を集めているのがルペン氏であり、
彼らの票田を甘く見てはいけないのではないか、と近藤さん。

ルペン氏勝利の可能性は捨てきれません。

EUの統一を支えているのはドイツのメルケル首相と、
フランスのオランド大統領でした。フランスはドイツと共に
EUの屋台骨を形成しているためフランスが抜けたら、
EUは解体するのではないかとの指摘も。

また、7月17日以降ギリシャは再び借金を借り換えなければならないのですが
すでにIMFがギリシャを見限っており、ドイツの支えがなければ
ギリシャ政府や銀行は破たんする恐れがあります。
フランス大統領選挙と9月のメルケル首相の地位を問う
ドイツの総選挙はギリシャの行く末を占うカギとなってきます。

EUが混乱に陥れば資金はリスクマネーから逃避し
セーフヘブンとしての金に移る可能性が高いと
近藤さんは解説くださいました。

4月23日の第一回投票で過半数を獲得する候補者がいなければ
上位二名で5月7日に決選投票が行われます。

また、近藤さんには穀物についても伺いました。
南米の生産は順調で中国等に輸出されています。
3月末に発表された米国の作付意向面積では
2017年度は大豆の作付けが大幅に増えてトウモロコシが減少する見込み。

近藤さんは過去10年間の価格データを分析、
4月1日にトウモロコシや大豆を飼っていると6割以上の確率で
7月末までに価格は上昇していると指摘。
4月時点では今年の作物の出来がどうなるかわからないので
とりあえず買おうという意欲が強いためではないか、
ということですが、さて?!

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

大豆:コーン比価と2017年小麦の作付面積大幅減 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017/04/05(水) 23:20

豊作に売りなし、とは言ったもので。

2016年度の大豆・トウモロコシ・小麦などの穀物は4年連続の大豊作。ところが、豊作の可能性を織り込みながら下落が続いていた穀物市場は2016年秋口に底入れし反転上昇。9月頃から2017年1月まで5か月もの期間、上昇を続けました。豊作を材料に売り込まれた市場は豊作がほぼ確定したことで買い戻された格好ですが、半年近くも上昇するとは...。

ただし、1月中旬に大豆が先行しトップアウトしてからは総崩れ。

4月に入ってそろそろ需給相場から天候相場が意識され始める時期ですが
下落の波はまだ止まる気配がみられません。

皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はコンチネンタルライス代表取締役 茅野信行氏にお話を伺いました。

大豆が先行して下落を始めたのは
「大豆が買われ過ぎて、割高になっていた」からだ、と茅野さん。
大豆は1月17日に10.75ドルでピークアウトしてから9.80ドル台をうかがう展開ですが
1月時点での大豆とトウモロコシの比価は2.8~2.9倍にもなっていました。

教科書的には大豆がコーンに対して2.3~2.4倍前後の価格水準となるのが
価格が均衡した状態と言われていますが、随分と大豆が高かったことがわかります。

現在の比価は2.46倍、いいところまで割高は修正されてきましたが、、

茅野さんは、現在南米産大豆の収穫期でハーベストプレッシャーがかかりやすく
まだ下値を確認したとは言えないと指摘。
1月くらいまで南米には雨が少なく、不作となるリスクが囁かれていましたが
(1月中旬までの米国産大豆の値上がりの背景にもなっていた)
その後恵みの雨が降り、一転市況は豊作を織り込む形で下落。
そして、その南米産大豆は3/20頃から収穫が始まっており、
農家の売りにさらされやすい時期になってきているのです。

トウモロコシの12月限りを2.4倍すれば大豆の理論値になります。
3.80ドル×2.4倍=9.12ドル
茅野さんは理論的には時間をかけて9ドル付近まで下落するリスクがある、と解説くださいました。

また、この先2017年度の穀物市況については小麦相場に注目とのこと。
3/31発表の作付意向面積では小麦全体で4,605万9,000エーカーと
前年比で8.16%減少する見通しとなりました。

茅野さんは、穀物トレーダーとなり穀物市況を見続けてきた38年間で
5000万エーカーを割り込む数字を見たことがないと驚かれていました。

これは昨年小麦が豊作で売り込まれて割安となったことに起因していると
見られますが、マーケットはこの数字にも大きな反応はありません。

今年、天候リスクなどが生じた場合最も敏感に大きく反応するのは小麦相場と
なりそうです。茅野さん曰く、大相場は何時も小麦から、だそうですが、
今年の作付予定が歴史的に減少する見込みですので、
大相場の芽があるのかもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で茅野さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編スタート!!1年間でチャートを極めよう [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第1期]
2017/04/04(火) 23:15

4月!新年度入りです。
毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座も今日から中級編がスタート。

中級編はチャート分析を極める!がテーマです。

本日4月4日から来年2018年3月末まで毎週火曜日全51週(1月2日は除く)
1年を3期に分けたカリキュラム。

18:15~18:30ノ15分間、毎回TOCOMスクエアにて公開生放送。

そして生放送終了後はご来場の皆さまへ1時間程度の無料セミナーを毎週開催していきます。勿論どなたでもご参加いただけます。毎週火曜日はふるってTOCOMスクエアへお越しください。事前連絡、予約は不要です。


また、このトレードラジオ講座は、より深く学びたい方の為に
講義内容をわかりやすくまとめたテキストを有料販売しています。
こちらから是非お買い求めいただき、テキストをご覧いただきながらラジオを聞いてくださいね。
テキストはこちらから→http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=115743699


では、今期のカリキュラムをざっとご紹介しましょう。

第1期シリーズ(15回)

一目均衡表原論

第1回 一目均衡表とは?
第2回 一目均衡表の代表的買いサイン、売りサイン
第3回 半値線の秘密
第4回 ひとめで均衡がわかるとは?
第5回 転換線を究める!
第6回 基準線を究める!
第7回 均衡表の好転・逆転
第8回 遅行スパンを究める!遅行スパンの好転・逆転
第9回 先行スパン2を究める!
第10回 三役好転・逆転の意味
第11回 先行スパン1を究める!
第12回 勢力段階を究める!
第13回 もみあい相場での使い方
第14回 一目均衡表の正しい分析の仕方
第15回 一目均衡表の正しい分析の仕方、実践編
第16回 一目均衡表、まとめ

いかがでしょう!?
これだけの時間を割いて一目均衡表が学べるプログラムは他にはないと思います。
必聴の講座ですよ~


第2期シリーズ(15回) 

一目均衡表上級編解説


第3期シリーズ(15回)

基本の移動平均線から移動平均線大循環分析
基本のMACDから大循環MACD分析まで解説


一目均衡表といは「一目山人」(細田悟一氏)が作った分析手法。

10歳の頃から株式相場を始める都新聞商況部長も勤めた一目山人は
昭和期最大のアナリストであり、相場師でもありました。

買方と売り方のいずれが勝ち、いずれが負けているかを見極めることが肝要で、
相場は買方と売り方の均衡が破れた方へ動くものだり、
そして、一度動き出せば大きく動くとした「相場の現在性を知る」こと。

また、時間こそが相場そのものである、
相場の主体は時間にあり、価格は結果として従ってくるとした
「時間論」を説いたものです。

一目均衡表の時間論まで正確に理解してトレーダーは数少ないのでは...。
私も、きちんとした理解のもとに使いこなしているとは思っていません(;'∀')

今回しっかりとラジオ講座で学べることはとても貴重なことです。
皆さん、今シリーズの小次郎講師による一目均衡表解説、ご期待ください。

「激変するアジアのエレクトロニクス産業」 [亜細亜大学教授 後藤康浩さん]
2017/04/03(月) 23:39
本日のコメンテーターは、亜細亜大学 都市創造学部 教授の後藤康浩さんです。
後藤さんにはいつも世界経済、特にアジアについてお話頂いています。
今日は「激変するアジアのエレクトロニクス産業」についてお話し頂きました。

エレクトロニクス産業と言えば、かつては日本が世界をリードしてきましたが
今世紀に入ってからというもの、日本の主要なエレクトロニクスメーカーは順番に危機に直面しているといった状況です。
ソニー、パナソニックが十数年前に、日立も危機に陥ったことがあります。
三洋電機は会社が無くなり、シャープは台湾の鴻海に昨年買収。
そして今、まさに東芝が経営危機に瀕しています。

日本が不調の中で、アジアに目を向けると、韓国、台湾が勢いを増し
更に今注目されているのが中国のエレクトロニクスメーカーの急激な台頭です。
後藤さんは、この状況を"「エレクトロニクス三国志」がアジアで展開されている″と呼んでいるのだそうです。
中国、韓国、台湾が入り乱れて覇権争いをしているのだと。
日本勢は三国志の黒子となってエレクトロニクス産業を支える立場なのだそうです。
そんなの寂しくないですか?

今の、エレクトロニクス産業の現状、そして日本のエレクトロニクス産業が今後どのようにして生き残っていけばよいのか
後藤さんに詳しく伺いました。
オンデマンド放送をお聴きくださいね!

今週の放送予定(4月3日~7日) [山本郁コラム]
2017/04/02(日) 22:39

「リカちゃん」が誕生して今年50周年。
それを記念した『リカちゃん展』が松屋銀座で開催されています。
1967年に600円で発売された初代リカちゃんから、現在の4代目リカちゃん(約3,000~5,000円)まで
時代時代に流行った衣装をまとった約580体のリカちゃんと、その家族、友達、ドールハウスなどなどが展示され
連日大勢の観客でにぎわっています。

圧倒的に女性が多いのですが、どの年代の人も、自分の持っていたリカちゃんを見つけて目を輝かせています。
50年...つまり3世代にわたって愛され続けているわけですからね。

ちなみに私は今までずっと私のリカちゃんは初代リカちゃんだと思っていたのですが、2代目リカちゃんだったんだということを、この展覧会で初めて知りました!

左から初代リカちゃん(1967年~)、2代目リカちゃん(1972年~)3代目リカちゃん(1982年~)4代目リカちゃん(1987年~)

実はリカちゃんは、人形よりも先に家を作ろうと考えられたのだそうです。
タカラがダッコちゃんで培ったビニール玩具の技術を使って
その頃日本に上陸して流行ってきたバービーなどのアメリカの人形のドールハウスを開発しようと考えたのが始まりだったのだとか。
実際にバービー人形でドールハウスを作ったらあまりにも大きくなってしまったので
これは日本の住宅事情には馴染まないということで、ちょっと小ぶりな人形を作ろうと考えたのだそうです。

コンセプトは女の子の憧れ。
リカちゃんはハーフという設定で、両親はフランス人で音楽家のパパと日本人の上品なママ。
お姉さんは国際線のスチュワーデス、妹は双子。
リカちゃんハウスには、女の子の憧れ3種の神器といわれた、レースのカーテン、ドレッサー、ベッドがありました。
このシチュエーション、みんな憧れでしたよね!!

私が持っていたのは「リカちゃんマンション」で、その当時、マンションが庶民の憧れだったという世相を反映しているのだそうです。

ボーリングが流行った時は「夢のボーリング場」が、
マクドナルドやファミリーレストランが出店するようになると「マクドナルドドライブスルー」「すかいらーくレストラン」などのセットも発売。

ファッションもその時代時代の流行りのファッションで、初代の頃はツウィギーを彷彿させるミニスカートワンピースや、サイケっぽいスタイルが多いのですが
二代目はアイドルのステージ衣装のようなスタイル、三代目はボディコンや、DCブランドっぽいスタイルが目立つようになってきますし、ガングロのギャル風リカちゃんまで販売されていたんですね。

写真撮影OKのコーナーには、企業とのコラボリカちゃん、くまもんリカちゃん、アリアナ・グランデ・リカちゃん、それから松屋銀座に店を構えているショップとのコラボリカちゃんなどがずらっと並んで、これもまた華やかでした♪


くまもんリカちゃん、浅田真央リカちゃん、アリアナ・グランデ リカちゃん


シュタイフのテディ・ベアリカちゃん、スワロフスキー リカちゃん、そしてメーテル リカちゃん.
実は、銀河鉄道999の作者松本零士さんの奥様、漫画家の牧美也子さんが初代リカちゃんの監修に携わっていた縁でしょうか?


yoshie inabaリカちゃん、LANVIN en Bleuリカちゃん、JUNKO SHIMADAリカちゃん


クードシャンス リカちゃん、ダックス リカちゃん、プロポーション ボディドレッシング リカちゃん

ちなみに、2017年、リカちゃんはフランス観光親善大使に任命されたそうです!

見応えありますから、出来たら1時間以上の時間の余裕をもってお出かけくださいね。
この「リカちゃん展」明日、4月3日夕方5時までです。




それでは今週の放送予定です。
 

4月3日(月)
後藤康浩さん(亜細亜大学 都市創造学部 教授)
「激変するアジアのエレクトロニクス産業」

4月4日(火)
小次郎講師こと手塚宏二さん
『小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編』第1期
Lesson 1「一目均衡表原論」

4月5日(水)
茅野信行さん(コンチネンタルライス 代表取締役)
「専門家の目~穀物市場の現状と見通し」

4月6日(木)
近藤雅世さん(コモディティー インテリジェンス 代表取締役社長)
「専門家の目~商品市場の動向と今後の見通し」

4月7日(金)
岡安盛男さん(FXアナリスト)
「岡安盛男のFXトレンド」


今週も1日15分マーケット・トレンドにお付き合いくださいね。

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