サイクル、アストロロジー分析からみた今後のマーケット [投資α情報(大橋ひろこ)] [マーケット・トレンド]
2013/03/22(金) 23:30

投資日報社 林知久さんと

11月半ばから4か月あまりに渡ってアベノミクス相場とアメリカの景気回復期待からリスクアセットが大きく買われてきましたが、このところ上値が重くなり神経質な値動きとなってきました。これまでのように押し目買いで利益を手にすることができる相場がまだ続くのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久さんにテクニカル、サイクル論、
そしてアストロロジーからの切り口でここからのマーケットを
展望していただきました。

円建ての商品市況を占う上で今最も重要なのが為替です。
ドル円相場は2012年10月31日の75.57円から96円台後半まで
一気に駆け上がってきましたが、97円台を目前に頭が重くなって
来ました。林さんは1985年4月19日に79.70円を付けてから98年の
140円台まで駆け上がった過去の円高の大底からの転換時の
チャートパターンと比較して、フラクタルであるならば
4月は上昇が止まり、乱高下すると指摘。
月足チャートを確認すると85年の円安トレンド時には
大底形成から6か月陽線が続いた後
7か月目には5円幅もの乱高下を演じての十字線が出ていました。
そして今回の円安トレンドも6か月連続陽線が続いています。
7か月目となる来月は乱高下?!しかし、為替の16年サイクルの
大底を形成したことには違いなく、4月の急落、安値は拾う
スタンスで、とのことでした。

そしてNY株式についてはアストロロジーの観点から
3月27日から4月6日にかけて急騰する傾向が高いとの示唆があり、
ここから値頃で売りに回るのは注意が必要。売りから入るなら
その噴き上げの後の高値を待つほうがより安全であるとの見方を
お話しくださいました。しかしながらアメリカの株式も
長期的には強気継続。目先の調整のタイミングの目安と
お考えください。

そして林さんが現在注目されているのが東京トウモロコシ。
東京トウモロコシ相場は54から66ヶ月のおよそ5年サイクルが
存在し、5年に1度ボトムを形成します。
昨年は干ばつの影響で急騰したトウモロコシ価格ですが、
この上昇トレンドの起点は2008年12月。すでに51ヶ月目に
入っていますので、そろそろサイクル的には上昇局面が
終了する頃なのです。アストロロジーサイクル分析と
重要変化日で知られるレイモンド・メリマン氏が
2012年末に出版された「フォーキャスト2013」の中に
穀物相場は5月1日までにトップアウトすると記しており
3月25日、5月1日、9月9日の前後2週間が重要であるとしています。

アストロロジ―と穀物相場というのは非常に親和性が高く、
昨年の干ばつと穀物相場の急騰も、その前年からメリマン氏は
ピタリと予想していました。そのメリマン氏が
2013年の穀物は豊作予想。下落すると予想しているのです。

林さんのテクニカル分析では東京トウモロコシは
綺麗な三角持ち合いを形成しており、レジスタンスが
機能している状況ですが、ではここからどのような戦略で
売ればいいでしょうか。今すぐ売ればいいということではありません。

詳細はオンデマンド放送で林さんの解説をお聞きくださいね。


【お問い合わせ】に返答申し上げます [マーケット・トレンド]
2013/03/22(金) 18:59

番組へのお問い合わせ、誠にありがとうございます。
木曜日コメンテーターの川野辺礼二さんから返答いただきましたのでこちらに掲載させていただきます。


■CXとは商品先物取引のことですか?CXと商品先物取引と微妙に違うのですか?


CXと商品先物取引は同じです。
CXは、commodity exchangeの略ですが、取引所と業界団体などで合意し、商品先物取引を簡潔に表現する言葉として了承されています。


■CFDとCXとは違うものですか?CFDよりCXのほうが有利な点は何ですか?


CFDは、私設の商品先物市場における商品先物取引のことで、CXは、公設の商品先物市場における商品先物取引のことです。
(双方とも、法律・商品先物取引法で定められています。)


■原油を精製してガソリンを作ろうとすると灯油・軽油がどうしても出来てしまう、灯油・軽油をつくろうとするとガソリンが出来てしまう。そのためガソリンが消費される夏にはガソリン価格は高くなる一方で副産物の灯油・軽油が安くなり、灯油・軽油が消費される冬には灯油・軽油の価格が高くなる一方で副産物のガソリン価格が安くなる、という話を聞いたことがありますが、本当ですか?


原油を精製すれば、石油製品は連産品として複数の種類が同時に生産されます。
確かに各製品の需要期と不需要期とでは、売れ筋が異なり、価格も差が出ているのは事実です。
ただ、石油会社にはコスト問題があるので、採算割れでの販売は避ける企業努力をしています。

その一つの方法が、各石油会社が独自の判断で行う得率調整です。これは、各種製品の生産量を生産過程の中で調整します。石油市況などを勘案してガソリンを少し増やしたり、灯油を減らしたりしています。
蒸留温度の変更によって行う得率調整と二次装置による得率調整があります。

こうした企業努力があっても結果的には、各製品ともそれぞれマーケットですから各需給などにより価格差が生じます。


■シェールガスやシェールオイルは日本には無いのでしょうか?またシェールガスやシェールオイルは石油や石炭と違い現在進行形で地下で作られているので枯渇しにくいとも聞きますが本当ですか?


日本でもシェールオイル、シェールガスも発見されてはいますが、商業ベースにはほど遠いようです。
カナダやアメリカでの生産も最近になって商業化が可能になったものです。

枯渇の点については、まだ埋蔵場所や埋蔵量が未知数のため、現時点ではまだ不明です。
ただ、少なくとも、カナダやアメリカでは、大規模ベースで、新しく発見された直後でもあり、現在進行形でどんどん地下から出てくるので、枯渇しにくいと想像されている方が多いのではないかと推測いたします。