2013年のエネルギー価格の3大変動要因とは [投資α情報(大橋ひろこ)]
2012/12/28(金) 23:49

オイルエコノミスト藤澤治さんと

今日はオイルエコノミスト藤澤治さんに2013年の
オイル市場を展望していただきました。

藤澤さんはこの番組で年末に向けてWTI原油価格が90ドルくらいにまで
上昇するだろうと予測されていましたが、現在のWTI価格は90ドル台。
藤澤さんの指摘される価格水準にまで上がって来ました。

財政の崖懸念がある中で、米国経済指標が悪くないことから
リスク選好気味の相場展開となっており、
恐怖心理から人気を集めてきた金が売られる傾向に。
景気循環銘柄としてのエネルギーが物色される流れのようです。
こうした原油価格の上昇が灯油やガソリン高にも繋がりますが、
来年2013年はこうした傾向が続くのでしょうか。

IEAの需給予測では2013年の石油需要は日量80万バレル増で伸び率
0.9%と1%に届かぬ一方で供給は非OPEC生産量が日量90万バレル増加
すると見られています。
つまり、需要の伸びは非OPEC(シェールガス革命に湧くアメリカなど)の
供給で賄われてしまうということになります。

藤澤さんは2013年のエネルギー価格を左右する三大要因を解説下さいました。
①世界経済動向
②中東情勢の混迷
③非OPEC諸国の原油の増産が与える影響

①~③の詳細の解説は是非オンデマンド放送で藤澤さんの
解説をお聞きくださいね。

藤澤さんには2013年の原油価格予想もいただいています。
価格予想はブレントオイルです。

シナリオ I:経済低調、後半回復、中東動乱なし(現状推移)
1Q 95~100ドル
2Q 100~110ドル
3Q 110~120ドル
Av 105~110ドル 

シナリオ II:経済回復、前半に中東動乱から乱高下した場合
1Q 100~110ドル
2Q 120~140ドル
3Q 110~120ドル
Av 115~120ドル

シナリオ III:経済低調、OPEC減産せず、中東動乱なし
1Q 90~100ドル
2Q 85~95ドル
3Q 80~90ドル
Av 85~95ドル

本日の放送が2012年のマーケット・トレンド最後の放送となります。
1年間ご愛聴下さいました皆様、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい!


LNG・液化天然ガス / 中東情勢とCX
2012/12/27(木) 18:25

■今日の投資用語「LNG・液化天然ガス」
LNGとは、英語で「Liquefied Natural Gas」といい、日本語では「液化天然ガス」といいます。天然ガスを-162度まで冷却し液化させたものです。気体の状態に比べて体積が1/600に減ることを利用して、産ガス国から専用のLNG船によって輸送します。液化状態では利用できないので、再度気化する必要があるため、日本には26ヶ所の気化設備があります。日本が輸入しているのはマレーシア、カタール、オーストラリア、インドネシア、ロシア、ブルネイ、オマーンなどで、2011年の輸入量は約8,318万tでした。2010年比18%増加しているのは、原発事故に伴う火力発電需要が伸びたためです。電力コスト上昇のほか、日本経済にとっても大きな問題となっています。2011年度のLNG輸入量は前年度比53%増加の5.4兆円。名目GDPの1%以上です。LNGを含めた石油類の総輸入額は14兆円。円安がさらに進むとこの金額は増えていきます。LNGは原油リンク方式で購入しているので、このあたりの交渉が鍵となりそうです。

■今後の相場ポイント「中東情勢とCX」
まずは中東の定義から。語源は、かつて経済の中心だった欧州から見て一番近いところを「近東(Near East)」、遠いところを「極東(Far East)」、その中間地域を「中東(Middle East)」と呼びました。また、第二次世界後、バルカン半島の多くが社会主義国になった際、近東の一部だった国を「中近東」と呼ぶようになりましたが、最近はあまり使われなくなっているようです。最近では北アフリカ全域を含めた「MENA(Middle East, North Africa)」のほうが中東に意味が近く、さらに産油国エネルギー関係の方々の間では「GME(Great Middle East)」という言葉も使われるそうです。
中東情勢を見る際の地政学的リスク要因ですが、細かく分けると2種類あります。

1)石油の需給に直接的に影響を与える場合。
(アメリカによるイラク侵攻。石油施設の破壊により石油生産が停止)

2)心理的要因のみの場合。
(9・11同時多発テロなど。石油施設などのの破壊は無し)

CXで重要な情報は主に1)となります。

昨年アラブの春の影響が大きかったのはリビア、チュニジア、モロッコ、アルジェリア、エジプト、シリア、クウェート、バハレーン、オマーン、カタール、サウジアラビア、イエメン。
この中で未解決なのはシリア、エジプト、クウェート、リビア。
また、石油途絶のリスクが高いのは、原油生産量が高いサウジアラビア、クウェート、イラクです。イランの国際的な緊張も考慮が必要です。2013年の原油動向は引き続き中東情勢が大きな影響を与えそうです。


2013年はまず穀物から?!来年の商品展望 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2012/12/26(水) 18:08

コモディティインテリジェンス社長近藤雅世さんと

マーケットトレンド水曜日は今日が2012年最後の放送・・・。マーケットは安倍新内閣発足で日経平均9ヶ月ぶりに10200円台回復の10230円36銭で大引け。為替市場でドル円相場は85円台へと円安が進行しています。年末に向けて非常にいいムードでの相場が形成されましたが1年を振り返って今年2012年はどんな年だったのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表の近藤雅世さんに
お話を伺いました。

1年を振り返ってみるとCRBインデックスはほとんど揉みあいに終始。
商品価格はそれほど上がらなかった印象です。
穀物価格が50年ぶりの干ばつで夏場に上昇して、
コーンも大豆も史上最高値を更新しましたが9月以降下落に転じていますし、
その後QE3で盛り上がった金価格も年末に向けてファンドの手仕舞いで急落、
史上最高値を更新した昨年2011年と比較すると
それほど大きな動きはありませんでした。
原油価格は年初こそ地政学リスクが騒がれましたが、
年後半は80ドルから100ドルのレンジの中で動きに終始。
主要国の選挙が重なるポイントとなる年としては落ち着いた動きでしたね。

今度さんは来年は、景気が回復する年になると思うと来年を展望くださいました。
IMFのレポートを見ても、世界的にマイナス成長になるのは、
ギリシャやスペイン、ポルトガル、イタリア等南欧諸国4カ国だけです。
中国やインドも伸びは鈍化しますが、それでも5~7%という
高い経済成長は十分達成されると見られている、ということですが、
そうなると、インフレになる?!商品価格は上昇するのでしょうか。

近藤さんはまず穀物価格が上昇し、次いで工業品価格が上昇するサイクルだと
指摘、2012年後半は、USDAの需給報告により価格が押し下げられてたが、
これは需給報告は実態を表していないとお話くださいました。
大豆もトウモロコシも過去50年で二番目に少ない在庫しかなく、
其の在庫量も作られた数字ではないかと疑問に思っているとのこと。。。
少し需要が出れば、需給報告の在庫も過去最低を更新する水準に
なるリスクがあるとして、まず、穀物が動くと予想されています。

また、日米とも灯油在庫が少ないため厳冬になれば
灯油需要が増加して原油価格が上昇する可能性があること、
また、自動車販売が回復傾向にあるため、原油やガソリン価格も
上向きに、また、自動車触媒のプラチナやパラジウム価格も
上昇するだろうと解説くださいました。

では今年全般レンジ相場に終始していた金はどうでしょう?
近藤さんは2013年金はあまり魅力的でなくなるとバッサリ?!
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聴きください


これだけは押さえよう~銘柄選び [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2012/12/25(火) 23:21

いよいよ明日、第二次安倍内閣が発足します。
選挙公約でも経済再生を謳っていたように
安倍総裁の口からも『危機突破内閣』「デフレ脱却」「円高是正」「強い経済」という言葉も聞かれマーケットの期待も益々高まっているようですね。
野尻さんは、2013年は政策が企業寄り株主寄りになることが明らかなので、投資環境も良好になってくる…入門者にとっても株の世界に足を踏み入れるには良い時期ではないかとおっしゃいます。
先週から個別株と向き合ってみようと勉強していますが、今日は初心者にとってこれだけは押さえておきたいポイントを教えて頂きました。
まずは、「自然におこる変化に注目する」
国策による変化、大企業の大きな予算の変化、また、この不景気でもつい買ってしまうものなど。
そして、その「材料の強さ・大きさの判断」
一日で終わる材料なのか、長く続くものなのか。
これを自分で判断するためには身近で良く知るものを選ぶ方が良いでしょう。
「不遇の時代に埋もれている銘柄」を発掘する。
特に新興企業。ライブドアショック、リーマンショックからそのまま抜け出せずにいるけれど優秀な銘柄があるので丹念に探してみると良いとのこと。
「業界トップを見てみる」
「同じ業界ばかり買わない」
「一度に買わない」
などなど、大切なポイントを教えて頂いています。
ぜひオンデマンド放送で野尻さんの解説をお聴きくださいね♪


年末年始の放送予定(2012年12月24日~2013年1月4日) [山本郁コラム]
2012/12/23(日) 23:52

週末、クリスマスムードいっぱいの赤坂サカスに出かけました。
目的は赤坂ACTシアターで行われているバレエ公演「くるみ割り人形」
チャイコフスキーの3大バレエの一つでもあり
クリスマスの一夜の出来事を題材としたこの演目はこの時期の人気のプログラムで
世界中で様々なバレエ団が公演を行っていますが
今年は熊川哲也氏が主催するKバレエカンパニーを鑑賞しました。
ストーリーが分かり易く、登場人物が多く華やかな演目なので
小さなお子さま連れも大勢見に来ていました。



くるみ割り人形と同じように、この時期の人気のエンターテイメントと言えば
「第九」や「メサイヤ」の公演もありますよね。
また私、個人的にはスタイリスティックスのライブを聴きに行くのもクリスマスの楽しみです。
24日は仕事を終えた後、友達と六本木のピルボードライブ東京に繰り出す予定♪♪
皆さんはどんなクリスマスをお過ごしになるのでしょうか。


さて、あと一週間で2012年も終わりですね。
マーケットトレンド、年末年始の放送予定です。

12月24日(月)振替休日

25日(火)野尻美江子さん(ファイナンシャルプランナー)
「これだけは押さえよう~銘柄選び」

26日(水)近藤雅世さん(コモディティーインテリジェンス代表取締役社長)
「商品市場の動向と今後の見通し」

27日(木)川野辺礼二さん(デリバティブ評論家)
「初心者のためのCX相場解説」

28日(金)藤澤治さん(オイルエコノミスト)
「専門家の目~オイルマーケットと世界の経済」


2012年12月31日(月)~2013年1月3日(木)は番組休止


1月4日(金)新村直弘さん(マーケットリスクアドバイザリー代表取締役)
「専門家の目~2013年コモディティ市場の展望」

今年も一年、ありがとうございました。
来年もマーケットトレンドをよろしくお願いいたします。


全26件中 1件〜5件目を表示 [ 1 2 3 4 5 6 次の5件 ]