「安倍トレード」と呼ばれるほどに日本市場が注目を集めた11月。突然の野田首相の解散発言から自民党安倍総裁のデフレ脱却、緩和発言に、マーケットは円売り日本株買いに湧きました。
円安効果で日本のコモディティ市場も大きく買われ、唯一日本だけが最高値を更新していかなったという金市場も盛り上がりを見せています。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト、菊川弘之さんにお話しを伺いました。
昨年ドル建て価格で1900ドル台まで上昇した金価格ですが、
今年は1500~1600ドルのレンジで推移しており、
QE3の思惑から上放れ基調を強めていますが、
日本の政局がらみの材料から円安が進行していることから
円建ての金のパフォーマンスが話題となっています。
菊川さんに今後の金価格の行方を伺いました。
菊川さんによると、リーマンショック後ドル建てのNY金価格は
2009年3月にゴールデンクロスを見た後に、
200日移動平均線への押し目を形成したのですが、。
その後、新たな上昇トレンド再開し、
史上最高値更新となっています。
つまり、リーマンショック後、200日移動平均線まで
押し目を形成したものの、その後ダイナミックな上昇トレンドが
発生し、史上最高値を形成した、ということなのですが、
実は現在の金価格も非常によく似た相似形となっているのだそう。
ということは・・・・?!
詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。
明確な上昇トレンドが確認できた場合、前回のケースだと
2年間の上昇トレンドが形成されたことを鑑みると、
今回は2015年。。。あれ?!アメリカの金融政策と合致しますね?!
不思議とテクニカルの日柄分析とアメリカの金融政策計画とが
合致することを偶然と捉えるか、必然と見るかで今後の
ストラテジーは変わってきます。