「投資と投機とギャンブルの違い」/ オバマ大統領の石油政策と石油市況 [マーケット・トレンド]
2012/11/15(木) 22:52

みなさんこんばんは!

国会での解散のニュースが話題となっていますが、国際商品であるCXに関していえば正直なところあまり影響はなく、やはり商品市場に関わる世界のニュースを追いかけていくことが重要です。

■今日の投資用語「投資と投機とギャンブルの違い」
実はわたくし、特に投資と投機の違いについて正直よく分かっていなかったので有り難いお題でした!
投資とは、資産の保有または売買によって利益を得る目的で資本を投入すること。利益の対象を「キャピタル・ゲイン(資産価値の変動)」と「インカム・ゲイン(配当、利子)」とし、「社会資本の拡充」が経済的役割です。

対して投機とは、「資産や商品の価格変動のみ」に着目して取引を行います。経済的役割としては、「事業者のリスクヘッジ」が大きく、「市場の流動性を提供」することです。CXはこちらにあたります。

厳密にいうと上記のように分けられますが、最近では投資も投機も区別なく同異義語として使われる事が多くなっているようです。一般的には「投資目的で株式等の売買を行う」か、「投機目的で行う」かの違いなのですが、これでは主観の問題に。そこで、「長期的な投資スタイル:投資」/「短期的な投資スタイル:投機」となってきているようです。

最後にギャンブルですが、投資や投機との共通点はリスクがあることと、利益目的であること。違いは、利益対象が「人工的な偶然の勝ち・負け」であることです。投資の長期、投機の短期と比較すると、ギャンブルは瞬時であり、超短期的。役割としては、社会に娯楽を提供することがあげられます。

それぞれに役割があり、時間的な視点で分けることができるんですね!


■今週のCX相場
オバマ大統領の石油政策と石油市況について。オバマ大統領の石油政策は2011年3月に発表した「将来のエネルギー安全保障に関する計画」が中心になっており、主に「国内資源の開発」と「環境問題への配慮」を柱としています。背景には2008年のWTI原油と国内石油製品の暴騰があり、抑制のために原油の輸入ソースを多様化。シェール・オイルの増産やバイオ燃料の普及を行いました。ガソリンなど石油製品については、大気汚染問題を解決するため品質基準の規制を強化。「燃料の品質・新基準」を設定しています。
様々な規制を緩和するようにとの声を受け、軌道修正する可能性もあるとのこと。たとえば「原油のパイプライン逆送計画」が実現した場合、WTI原油の独歩安が解消される等が考えられます。また、2025年までに2008年比石油輸入量を1/3に削減する計画もあり、これによる供給過多が起こるとマーカー原油全体の価格は低下する可能性を秘めています。
世界最大の産出国となるとも言われているアメリカの動向。規制がどうなるかという視点から見ると分かりやすいかもしれませんね。

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