中国変調と国際商品市況 [日経新聞編集委員] [マーケット・トレンド]
2012/10/29(月) 23:10

10月の最終月曜日。
コメンテーターは日本経済新聞社 編集局 商品部 編集委員の志田富雄さんです。
9月半ばにQE3が発動されましたが、国際商品全般に調整色で効果が感じられません。
QE2の時と何が違うのか、その要因は3つ。
今回はQE発動前にほぼ織り込み済みだったということ。
“QEをやっても効かない”という認識が出来てしまったということ。
そして、中国悲観論。
これが本日の志田さんのお話のメインテーマです。
中国経済はいまや商品市場全般に影響を及ぼす大きな位置づけとなっています。
その中国に期待が持てないということですが、
中国の経済成長はもうピークを超えてしまったという見方も出ているようです。
志田さんも中国の現状としては更に悪くなるという感じではないけれど、回復の兆候は見えないと言います。
9月に景気対策で一兆円つぎ込みましたが、規模が小さかったことと、目詰まりしていて必要な所に行き渡らない状況。
さらに日本製品の不買運動を行っていることも経済回復に足かせとなってしまっています。
この状況から抜け出すためにはヨーロッパ経済の回復と、中国の経済を内需主導に切り替えることが必要でですが、いずれにしても時間がかかります。
来週からの共産党の党大会で指導者の体制が一新しますが、それも経済回復には大きな期待は持てないようです。
国際商品市況の今後の展望は…。
志田さんの詳しい解説はオンデマンド放送をお聴きくださいね。