豪ドル、FXの主役に [日経新聞編集委員] [マーケット・トレンド]
2012/10/22(月) 21:22

清水功哉さん

今月2日、オーストラリアの中央銀行が予想外の利下げをし、政策金利を0.25%引き下げ3.25としました。
この利下げで豪ドル相場は急落。
これに個人のFX投資家が反応し、豪ドルの対円買い越し額が一週間前に比べて約8%増えました。
9月に米金融緩和があったときには、FX投資家にこのような現象は起きなかったと言います。

つまり、外貨投資の主役はもはや米ドルではなく豪ドル。
実際に、大手FX業者の9月の顧客調査で、「買い」の対象で注目している通貨は4か月連続で豪ドルが首位。
東京金融取引所のFXの年間取引数量でも豪ドル・円は2年連続首位となっているのだそうです。

人気の理由は5つ。
「相場変動が大きく、もうけるチャンスが多い」
「金利低下時などでも下落の勢いが弱く、下値が堅い」
「日豪間の時差が小さく経済統計など各種材料が日本時間の昼間に出てくる」
「中長期的な相場のトレンド形成の理由が分かり易い」
「金利が高く、スワップポイントが稼げる」

もちろん注意点もあります。
「取引コストが高い」
「相場変動が大きいので損失リスクが大きい」
短期売買の繰り返しはコストが高くつくので出来るだけ避け、ストップロス注文を活用したほうがいいと清水さん。

詳しい解説、アドバイスはオンデマンド放送でお聴き下さいね。